切り花の楽しみ方
ヒヤシンスの切り花も12月になるとお花屋さんで売られ始めます。ヒヤシンスを見てしまうと、買わないという選択肢はワタクシにはございません。
切り花のヒヤシンスは、大きな特徴が2つございます。
1. 茎が花の重さに負けて曲がってしまう
2. 一輪ずつ花をバラしても楽しむことができる
ヒヤシンスは花が咲き進めば進むほど、重さで茎が曲がっていく習性がございます。正しくは、花の重さに茎が負けてしまうと言う現象でござんすな。
茎が花の重さに負けないために、我々花屋は茎に竹串なんぞを通して補強をするのですが、弱い茎ならば弱いなりの楽しみ方と言うのもございます。
そのご提案はこちら↓
透明なガラスボールや、大きめの深い花瓶の中にヒヤシンスを埋めてしまう、という方法でございます。
ヒヤシンスのしなやかな茎の特徴を生かしてみました。
ガラスの器の中で簡単に茎を曲げることができ、ガラス越しに見るヒヤシンスもなかなかオツなもんでござんすよ。
また、水を多少ためることができる大きめのお皿を活用するのも1つの手。
ヒヤシンスのもう一つの特徴、ばらして1輪ずつ水に浮かばせ、寝かせたヒヤシンスと同時に楽しむことができることでございます。
写真では、我が家のパンジーやクローバーの花なども一緒に浮かばせてみました。
空気の流れとともに水に浮かんだカラフルな花も動いて、どんどん変化して参ります。どなたでも簡単にできますのでお試しあれ。
ヒヤシンスは長時間水に入れなくても水落ちがしづらいお花、というのも特徴でございます。
一輪ずつばらしてブライダルブーケや髪飾りに、ちょっと凝ったフラワーデザインにもスパイス的要素で使ったりもいたします。
来月には成人式がございます。お振り袖を着たときに美しく結いあげた髪に、色とりどりのヒヤシンスをちりばめてもとてもかわいいんですよ。お試しあれ。
最後に注意事項でございますが、ヒヤシンスの球根の表面には目に見えないくらいの毛があり、これを触れた手で目を擦ったりすると痒くなってしまいます。球根を触ったら、必ず手をキレイに洗うか、素手で触らずに手袋をはめることをオススメいたします。
ヒヤシンスの素敵な香りが、あなたの心を満たしてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ〜。
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 Koji Takano                                                    
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Koji Takano                                                    
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