あなたはできる?自信のある人が共通して使う「NO」の言い方

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-01-07 06:00
投稿日:2022-01-07 06:00
 みなさんは食べられないもの、飲めないものはありますか? 私はニンジンが嫌いで、ブランデーがあまり得意ではありません。なので、もし人から勧められたら「私、ニンジン食べられなくて……」「ブランデー飲めなくて……」と言ってしまうのですが、このあいだ、とてもいい返し方を見たので、そのことを話させてください。どろんぱは年明け早々から大盛況な様子。常連さんがおいしいお酒を持ってきてくれましたが……?

軸足はいつも自分において話す

 このあいだ、とある番組で声優さんが「お酒は飲むんですか?」という質問に対して「私、お酒飲まないんですよ」と返しているのを見ました。

 その声優さん以外はみんなお酒が好きな人たちだったので、飲まないのは彼女だけです。もし、同じ状況で私が彼女の立場なら「いやぁ、私、お酒飲めないんですよ~……すみません……」と言ってしまうと思います。なんとなく周りに合わせられなくて申し訳ない、みたいな気持ちになってしまうので「〇〇できない」という言い方になってしまうでしょう。

 だけど、そんな言い方をする必要はないんですよね。周りにではなく、自分に軸足のあるこの言い方ができるのは本当に素晴らしいことだと思います。

 これと同じように、お店のお姉さんにも生魚を食べないという人がいるのですが、お刺身の勧めを断っているのを見たことがあります。けっこう何度も「お刺身食べられないなんて……」的なことを言われていましたが、全くブレることなく「生魚食べないので」と言っていたのです。

「できない」ではなく、「しない」。この言葉からは、自分をしっかり持っている芯の強さや、自信が感じられます。細かい言い回しですが、自信の有無はこういうところに滲み出てしまうもの。

 今年は自分の意志で「しない」とはっきり言える女性になりたいです。

 2022年も少しずつ自信が持てるよう、みなさんと一緒に頑張りたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします!

登場人物紹介

モジョ子
自信がほしい主人公。相変わらず自信はないけど、周りの影響を受けて少しずつ強くなってきている模様。今年は一回でもいいから、お客さんに振り回されない接客をしたい。

コミ
モジョ子の先輩。自分がこうと決めたら必ずやり遂げる意志の強さがある。モジョ子の成長を見るのが楽しみ。今年の目標は肝臓を労わることと、健康診断にいくこと。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ホットフラッシュvsニット。“セーター”に恋焦がれる更年期世代から「エアリズムニット」の提案
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
誕プレで発覚! 親友と思ってたのは私だけだった…思わず虚無感を抱いた切ないLINE3選
 友達とLINEをしている時に、思わず虚無感を抱いてしまったことはありませんか? 人は、あまりにも自分の気持ちを無視され...
計算されたような曲線美! 塀の上の“たまたま”が放つ怪しい魔力
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
変わらず、光り輝いて
 街中にある機関車の車輪。  自分の背丈ほどの巨大な車輪を30年以上、1日も欠かさず磨き上げた人に出会ったのは、も...
【女偏漢字探し】「季」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
プライド高っ! マウントをとる女の闘志メラメラLINE3選。バッグの値段、婚活の人数、子どもの習いごと…
「あなたより私のほうがすごい」と相手より優位に立とうとする女。そんな“マウントをとる女”は、LINEでも闘志メラメラのよ...
無意識な「フキハラ&ちくちく言葉」で職場のモチベ下げていませんか?
 相手を遠回しに攻撃する人いますよね~。不機嫌な態度で周りを威圧する「フキハラ」に加えて、嫌味たっぷりの皮肉っぽい「ちく...
フジテレビ問題で物議…【弁護士解説】職場や取引先との飲み会、部下や後輩とトラブルにならない誘い方は?
 芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルを巡って、幹部社員の関与が疑われているフジテレビ。トラブルが発生してい...
「寒い。めんどい。やる気でない」を打ち破れ! 40女が実践するランニング継続のコツ
 1月ももう終わり。2025年の抱負として「運動習慣を身につける」と掲げた方も多いのでは。  仕事前にちょっとひとっ走...
あわや一触即発と思いきや…お互いを褒めあう仲良し“たまたま”たち
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「金運を上げる玄関」って? お金持ち宅の“テクニック”も参考にした生花の選び方
「米の値段がまた上がる!」がSNS界隈でバズっております。ワタクシの唯一の癒しでもある大好物(甘いもの系)のサイズや数量...
圧強めのママ友、涙を飲んだ受験生にはどう返信する? お受験シーズンはLINE界隈もてんやわんや
 今年も受験シーズンが到来。自分の子供の人生を少しでも良くしようと必死の「お受験ママ」がいる一方で、不合格で落ち込む受験...
まさか痴漢に遭うとは…更年期真っ最中のおばさんの身に降りかかった「性的な危険」
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
経験値不足が招いた悲劇か? 恋人や家族の「仰天センス」にドン引きしたエピソード
 買い物をしている時やプレゼントをもらった時など「なんでそれを選んだの!?」と驚くような仰天センスの持ち主に出会うことが...
まるで物語のワンシーン! 静かに佇む美しきシルエットの“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色の街に思うこと
 茜色の街はまるでスクリーンの中のようだ。  ほんの少し、立ち止まって、世界観に没入する幸せ。