2022年運気UPに「ミニ胡蝶蘭」のススメ! 長持ち5カ条も

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-01-19 06:00
投稿日:2022-01-19 06:00

ミニ胡蝶蘭ってなんですか

 就任祝いや開店祝いなどさまざまなお祝いの贈り物として人気の胡蝶蘭。「幸せが飛んでくる」や「共に喜ぶ」と素敵な花言葉を持ち、高級なお花としての認識も高いかと思いますが、「我が家で楽しむには、ちょっと高級すぎない?」と躊躇なさっている方も多いかもしれません。

 ところが「ミニ胡蝶蘭(ミディファレノ)」が登場してからは、その流れが一変! 従来の豪華で大振りの胡蝶蘭(ファレノ)に比べると、お値段が手頃で、色・種類ともに豊富で可愛らしく、すっかり“胡蝶蘭イメージ”が身近になってきたようでございます。

 開花期間も胡蝶蘭よりずっと長く、それでいてかわいらしいプライスですので、カジュアルなお祝いの鉢花として、あるいはちょっとした自分のご褒美に、お求めになるになられる方がとても増えてまいりました。

「ミディファレノ? そんなの見たことも聞いたことないわ」とお思いのアナタ。

 実は管理も楽チンなので、気苦労の少ない商品として店頭に並べているお花屋さんは多いので、目に触れる機会が意外と多いのでございますわよ。我が花屋でもちょっとしたお友達のプレゼントに、自宅の手間いらずな飾り花として、ほぼ毎日売れる人気商品の1つでござんす。

・水やりのタイミングは?
・置く場所は?
・花が終わって、もう一度咲かせるにはどうしたらいいの?

 お客様からは、かような質問を多くいただきますが、ご安心くださいませ! 華麗さ・開花期間・管理の楽ちんという観点から、ラン鉢の中でも、ミニ胡蝶蘭は群を抜いております。ちょっとした約束ごとさえを守っていただけば、【スーパーお買い得でアナタの期待に応えてくれるステキングな鉢花】となってくれることでしょう。

ミニ胡蝶蘭を長持ちさせる5カ条

 とはいえ、決して面倒なことではございませんので、ご安心を。

その1 プレゼントラッピングがしてあったら、風通しをよくするため、ただちにラッピングを取るべし。

その2 直射日光は避けた明るい場所におくべし。

その3 真冬と真夏が苦手。アナタがちょうどいいと思う気温がランも好き

その4 水はジャンジャンあげないで。あげるタイミングは、株元の水苔がパサパサになってから。しかも朝の水やりがポイント! 不安なら毎日霧吹きで葉に“シュッシュ”程度でOK。

その5 萎えたり、枯れている花があったら、ただちに摘んで捨てるべし。

「元気がなくなった!」と、お花屋さんに相談にいらっしゃる方のほとんどが、この5カ条を守っていらっしゃらないケースがほとんどです。

 きれいなラッピングを外したくない気持ちもわかります。1日でも長く持たせるにはきっと寒いところがいいでしょうよ、と気温の低い部屋にわざわざ置きたくなる気持ちもわかります。花が萎えたのは水が足りなかったのだろうと、プレゼントラッピングをしたままジャンジャン、あげたくなる気持ちもわかります! ですが、これら、すべてNGなのでございます。

 胡蝶蘭もミニ胡蝶蘭も最も過酷なのは、実は冬だと言われています。冬の乾燥と寒さ。これが一番の大敵でございます。

 むしろ、アナタ自身が快適だなあと思うお部屋で、一緒に過ごしてあげればいいのです。本来ならジャングルの中で樹木に着生している胡蝶蘭は、ジャングルの湿った大気中の水分を吸収するという習性がございます。つまり、たくさんの水ではなく、空気中に相応の湿気があれば、それで十分ということ。

 冬の時期、お肌に大敵な乾燥を防ぐための加湿器はアナタだけでなく、植物にとっても心強い味方! 適度な湿気と温度、そして空気に動きを与えたりと、加湿器近くの胡蝶蘭やミニ胡蝶蘭は驚くべき長期間、アナタの楽しませてくれることでしょう。そうに違いないのでございます!

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...
ほっこり癒し漫画/第70回「すぷりんぐファミリー」
【連載第70回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
男と女の物語、だからこそ「娚」の当て字が使われた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「場所代は200円いただくわ」堅実というかケチ!名目別に徴収するママ友
 ママ友と仲が良いといっても、子どもありきの関係。価値観や金銭感覚など、すべてが合うとは限りませんよね。  中には、マ...