更新日:2022-02-12 06:00
投稿日:2022-02-12 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
男女の関係じゃなくても嫌なものは嫌
奈津さん(仮名・35歳女性)には、1年付き合っている彼氏がいます。最近の悩みは、恋人であるナオトさん(仮名・39歳男性)と、ナオトさんのビジネスパートナーである女性との距離感だそう。
「付き合う前から、ナオトには近しいビジネスパートナーがいることは知っていたし、私も何度か会ったこともあります。
ナオトくんは小さな会社を経営しているので、そのビジネスパートナーからはたくさん仕事をもらっているみたいだし、男女の関係ではないのも理解しています」
「だけど……」と、一瞬ためらってから口を開いた奈津さん。飛び出した言葉は、そのビジネスパートナーへの強い嫉妬でした。
理解のない恋人「仕事だから」のひとことにもイライラ
「LINEは毎日、電話も週に何度かしていて、コロナ禍の今も、月に何回か直接会っているんです。
ナオトは、コロナ禍になってから感染対策という理由で、私とのデートは減らしているのに、ビジネスパートナーの女性とは会うんだ……って思うし、考えるとイライラしますね。
ナオトに文句を言ったこともあるけれど『仕事だから』のひとことで片付けられてしまいます。
確かに、ビジネスパートナーと会う頻度は、コロナ禍前よりは減らしているみたいですけど、その時間があるなら、私との時間を増やすべきだと思うのに! 私のそういう気持ちは、ナオトにまったく理解してもらえません」
デート中にも、そのビジネスパートナーの話題がよく出ることから、奈津さんはナオトさんとの交際が長くなってくるにつれて、その女性の存在に嫉妬するようになったといいます。
ラブ 新着一覧
男性からは「自分で稼いだ金をなにに使おうと自由!」と主張されそうですが、家計は家族みんなのもの。それに、やりくりしてい...
「夫とは2年、まともに口をきいていません」――。
46歳パート主婦です。48歳の夫(大手メーカー勤務年収1200...
「冷酷と激情のあいだvol.250〜女性編〜」では、節約生活に嫌気がさして、夜のアルバイトに復職したい妻・優香さん(仮名...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
恋愛において、メンヘラな自分に悩んでいる女性もいるでしょう。でもそうなってしまう原因は、彼氏や気になる男性が“メンヘラ...
パパ活したいと考える40代女性が、以前より増えてきているそうです。それだけ生活が大変だということなのでしょうか。そして...
気になる彼が「彼女はいらない」と思っているなら、いくら頑張ってもあなたの恋は実らないかもしれません。今回は、彼女を作る...
長く一緒に暮らしていれば、夫に腹が立つ日もあるでしょう。でも、時間の経過とともに忘れたり許したりするのが大半なはずです...
「結婚したら専業主婦になりたい」と言う女性にそのワケを聞くと、「ラクそうだから」と答える人が一定数いますが、果たして本当...
2025-06-10 06:00 ラブ
会うと優しいのにLINEではそっけない男。両極端の態度に「脈ありなの? なしなの?」と悩んでしまいますよね。いったい彼...
人のせいにする他責男は、自身の行動を反省したり謝ったりしません。そんな男性との恋愛や結婚はあなたが苦労するはず。気にな...
「冷酷と激情のあいだvol.249〜女性編〜」では、生活水準を下げられず、家計が火の車になりつつある妻・絢子さん(仮名)...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
ワイドショーの定番、それは芸能人の不倫騒動。謝罪会見に活動休止──愛に溺れた代償はあまりにも重い。世間が「不倫=絶対悪...
「気になる彼と仲良くなりたくて連絡先を聞いたのに断られた」なんて出来事があったら、脈なしに感じるでしょう。その場合、諦め...