夫や子供には秘密…BL(ボーイズラブ)に萌えまくりの日々#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-03-04 06:00
投稿日:2022-03-04 06:00
 日本ばかりか海外でも人気の「BL(ボーイズラブ)」。多くは美少年、美青年との恋愛を描くこれらは、男女の恋愛とは違い「生々しさがなくファンタジー要素が強いからどっぷり浸たれる」「イケメンがいっぱい出てくる」「そもそも女優とのラブシーンがないため、嫉妬しない」など、ファンの理由は様々。
 今回、取材したのは、友人の影響でBLにハマったというP子さん(42歳主婦/子供アリ)。ロングヘアをふんわりとアップにし、チュニック姿で現れた彼女は、垂れ目がちな瞳と色白の肌が印象的で、「少女」と形容してもいい童顔の女性だ。彼女にBLの魅力に迫ってみると……。

BLの世界にどっぷり♡スマホには自分だけの「萌え画像」も

BLの世界へようこそ(写真:iStock)
BLの世界へようこそ (写真:iStock)

ーーBLにハマったきっかけを詳しくお聞かせください。

「女友達の影響です。その友達は同い年でバツイチなのですが、ある時、BLのマンガや小説、ドラマの素晴らしさを語ってくれまして……ちょうど、ドラマ『おっさんずラブ』が話題になっていた頃で、私も試しに見たのですが、一話目からどっぷりハマりましたね。

 ドラマでは「上司と部下」「先輩と後輩」でしたが、学園モノも好きです。イケメン同士のキスシーンを見た日には、TVの前で『キャー!』と叫んでしまいます。

 家族にはナイショですが、スマホにお気に入りのシーンをスクショもしていますよ。暇な時、自分だけの『萌え画像』を見て、ニンマリしています。

 何度も見るので、セリフまで覚えちゃって……(笑)」

イケメン俳優がゲイ役で見せるギャップにキュン死

ギャップ萌えは正義!(写真:iStock)
ギャップ萌えは正義! (写真:iStock)

ーーなるほど、続けてください。

「あとはギャップも魅力のひとつですね。

 普段は爽やかなイケメン俳優として活躍している彼らが、ゲイの役として、男同士で抱き合ったり、キスしたりというギャップにもノックアウトされています。

 そうそう、普段は『イクメン&イケメンパパ』として名を馳せている元モデルの俳優さんがゲイの男性役を演じた時、相手役の若手俳優に、スマホごしに『今夜、たっぷり可愛がってあげるから我がまま言うんじゃない』と叱るセリフがあったんですね。

 もうそれだけで心臓がバクバク、キュンキュンしちゃって……(笑)。同じドラマを見ていた友人も『あのシーンはキュン死ものだね』と言っていました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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