親の負担軽減「おむつサブスク」が神だった 2022.5.12(木)

コクハク編集部
更新日:2022-05-20 16:54
投稿日:2022-05-12 06:00
 この4月から、下の子(1歳5カ月)を保育園に入れて職場復帰をすることになったのですが、上の子の時にはなかった「おむつのサブスク」が想像以上に便利だったので、ご紹介させてください。

保育園で使う紙おむつの定額サービス

 4月の入園にあたって、事前に保育園から渡された書類の中に「手ぶら登園」の案内が入っていました。

「手ぶら登園」とは、保育園で使用する紙おむつとおしり拭きが定額制で使い放題になるサービスのこと。ネットで登録をして、月額2980円(税抜き)で利用することができます。

名前書きは地味にめんどう

 以前、上の子どもが通っていた保育園では、おむつにひとつずつ名前を書いて、園に持っていくバッグに入れて登園する決まりでした。

 当時はお店でおむつを購入すると、すぐに袋から出して、すべてのおむつにシャチハタが出している「おむつ専用」のお名前スタンプを押して袋に戻して使っていました。うちが通っていた園では、1歳児は1日に5枚から7枚ほどのおむつが必要だったのですが、これが毎日となると地味に大変で……。

 スタンプ済みのストックをうっかり切らしてしまい、子どもが朝食を食べている間に急いで油性ペンで名前を書いたこともありました。

朝の準備もけっこう大変

 そして、保育園に持っていくのはおむつだけじゃないんですよね。着替えと連絡帳だけでなく、水筒、タオル、食事用のエプロンなどなど。通っている保育園によっても違いますが、子どもが数人いたりすると朝の準備だけでも一苦労です。

 特に月曜日は、週末に洗濯したお昼寝布団のシーツとタオルケット(冬はフリース毛布)を持っていく必要があったので、さらに大荷物になります。これで、子どもが数人いたりすると……(繰り返し)。

 仕事の前に子どもを保育園に送り届けるというだけで、早くもグッタリ。えっと、まだ1週間始まったばかりなんですけどー。

保育士さんにもメリットあり?

「おむつサブスク」を使ってみた感想は、「毎日のおむつの心配をしなくていいだけで、こんなに気持ちがラクになるんだ」ということ。おおげさにも聞こえますが、朝のバタバタした時間にタスクがひとつ減る効果って、かなり大きいと思うんですよね。

 家庭で使う分だけ買っておけばいいので、週の半ばに「そろそろなくなりそうだから、買って帰らなきゃ!」と焦ることもなくなりました。

 一方、保育園の先生たちですが、「おむつサブスク」を導入している園では、おむつの持ち主や枚数を気にしたりする必要がないので、おむつ管理の負担が減り、保育や他の業務に専念できる時間が増えるそうです。

 そもそも、保育士の先生たちって、1日に何枚のおむつを交換しているのだろう? 本当に頭が下がります……。

おわりに

 もうすぐ4歳になる上の子は、なかなかおむつが外れませんでした。最近になってやっと自発的にトイレに行けるようになり、先日から普通のパンツを履いています。

 2歳に入ってからトイレトレーニングを始めたのですが、スタートしてすぐにイヤイヤ期に突入し、なかなか思う通りに進まず時間がかかってしまいました。下の子はもっと早くから始めておこうと、夫と一緒に心に決めています。

 たかがおむつ、されどおむつ。子どもが生まれてからおむつが外れるまでの数年間、長いスパンでみれば、きっと短い期間ではあります。それでも、子を持つ親が感じている、日々の“ちょっとした負担”を肩代わりしてもらえるだけで気がラクになることって、おむつ以外にもたくさんあると思います。

 これから、こんな便利なサービスが増えてくれたら、どんどん活用していきたいです。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


「子持ち様」認定されないように…非常識な親バカママ友あるあると3つの対処法
 子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い。  今回は、思わずイラッとしたママ友の親バカ行動をご紹介。周...
職場の「1on1ミーティング」を苦痛に感じる3つの原因。今すぐ取り入れたい対策方法は?
 近年、企業で取り入れられている「1on1ミーティング」をご存知ですか? 新しい手法を取り入れるのは良いことですが、蓋を...
堤防の上は“たまたま”のランウェイならぬ、ニャンウェイ♡ 見せ場のターンの瞬間をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
意外に難しい「ミモザの鉢植え」を成功させたい! ほっぽらかし園芸好きの花屋が教える5つの失敗と対策
 暦の上では3月、ポカポカを通り越して半袖脇汗が止まらない日中があれば、突然寒くなり雪が降る…これは本当に三寒四温なのか...
想定外しかない商店会ワーク。文句ばかり言うおっさんにブチ切れ寸前、寅さんの名台詞で堪えました
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ぎっくり腰再発かも…? 運動不足解消のため、水泳を始めた中年おばさんの“まさか”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“春ピンク”は女性ホルモンを刺激!【調香師が解説】指先から幸せになるピンクフラワー香り術
 色とりどりの花が咲く春は、気分も明るくなって幸せな気分になりますね。花の色に多いピンクですが、女性ホルモンを刺激する色...
40代の同窓会はどこで差がつく? モテる人とモテない人それぞれの共通点
 若かりし時代を一緒に過ごしたクラスメイトと、定期的に同窓会を開いている人は多いですよね。でも、40代にもなってくると見...
ダイニングテーブル上の「キレイのコツ」5選 すぐに物が散らかり、ぐちゃあ~とするのなんで?
 家族みんなが団欒する時に欠かせないダイニングテーブル。食事をしたり、コーヒーを飲んだり、宿題をしたりと大活躍ですよね!...
「かかってこいや!」攻撃待ちの“たまたま”が余裕の挑発? プロレス開幕の予感にワクワク
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
第一印象が悪いという悩み。好印象に近づく「メラビアンの法則」を知っていますか?
 ビジネスでも恋愛でも、第一印象は大切。第一印象が悪いとビジネスでは取引や契約に悪影響を与え、恋愛では恋人候補から外され...
変わらない、変われない。
 街は変われど、変わらない変われない一本松。  一体、何を視つづけてゆくのだろう。
【漢字一字探し】悔の中に梅はどこ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
昭和生まれが驚く令和の卒業式あるある7選。直後に美容院GO、卒業証書のポンポン音はなし
 いよいよ卒業式のシーズンが到来しますね。昭和生まれの40代からすると、令和の卒業式は驚きの連続かもしれません。  今...
40代が身に付けたい「叱り方上手」のコツ。パワハラ上司5つの特徴にドキッとしたら要注意かも?
 職場には、年齢も性格もさまざまな人が働いています。中には誰もが敬遠するパワハラ上司もいるはず!