年下男子になぜガツガツしちゃう? 失敗例から検証してみた

内藤みか 作家
更新日:2022-06-02 06:00
投稿日:2022-06-02 06:00

いきなりのプレゼントもNG!

 また、年下男子にいきなりプレゼントを渡す人も少なくありません。

 ブランド品をあげる人もいれば、手作りのパンを差し入れる人もいます。気持ちはどの人も同じで「プレゼントをして喜んでもらいたい。そして私を好きになってもらいたい」ので贈っているのですが、正直かなりの逆効果です。

 年下男子からすれば、付き合ってもいない女性から高いモノや手作りのモノを渡されたら怖いでしょうし、この人は一体どういうつもりだろう? と、かなりびっくりします。

 また、モテてプレゼントをもらい慣れている年下男子の場合は、「新たなカモが来た」と認識されるだけかもしれません。

 モノで気を引こうとするより、彼と語り合える関係を目指すほうが仲は深まるはず。地道な会話を続けて信頼を得ることを怠らないでほしいのです。

突然職場に現れる

 あと、絶対にやめたほうがいいのが、彼の職場に現れるという行動。同じ会社同士の場合、「気になって見にいく」ことができてしまうのですが、ここは大人の女性としてグッとこらえましょう。

 社員食堂で彼がやって来るまで入り口でうろうろするのも、マナーとしてやるべきではないのはわかりきってるはずですが、やってしまう人がいるのです。

 彼の気持ちになって考えてみましょう。彼女でもない人が特に用もないのに職場にやって来たら、かなり怖いです。そういう女性と恋愛をしたいとはあまり思わないでしょう。

 彼の勤務先がお店で、気軽に足を踏み入れられたとしても、何度も何度も行き、行くたびに彼を呼び止めて話しかけたら、彼を困らせてしまうでしょう(ホストクラブや飲み屋さんだったら話はまた別ですが、お客だとみなされ、恋愛対象からは外される可能性があります)。

タイミングを静かに待つ!

 じゃあどうしたらいいの? と思う人もいるでしょうけれど、答えは簡単で、まずは見え透いたアピールをやめるべきです。

 多くの場合、年上女性は年下男性にアタックしすぎなのです。あまりアピールをしなくなったあなたは、むしろ彼の目には魅力的に映るはず。

 そして、彼が本当に困って助けを必要とした時に、すかさず声をかけるのがベストです。その時こそふたりの間にドラマが始まるはず。アクションを控えめにしてタイミングを静かに待っていたほうが、いいことが待っている気がしてなりません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


既婚者はスッキリ、未婚者はウジウジ? 不倫相手と別れた後の男性心理
 不倫していた彼に未練がある女性もいるのではないでしょうか? でも彼はすでに気持ちを切り替えているかも。不倫相手と別れた...
恋バナ調査隊 2025-03-20 06:00 ラブ
【女性200人調査】元彼との復縁、言い出したのはどっち? ヨリを戻した理由は「愛を囁かれているうちに…」
 誰しも一度は「別れた恋人とヨリを戻したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。ですが、壊れてしまった関係を修復する...
セックスレスは「むしろ嬉しい派」の本音7選。ムダ毛処理が面倒など、女性なら共感できるかも?
 パートナーとのセックスレスに不満や寂しさを感じる女性もいるでしょう。しかし「むしろ嬉しい!」と喜ぶ女性もいるようです。...
恋バナ調査隊 2025-03-17 06:00 ラブ
実はSSR級のスパダリだったな…。人生の先輩方が振り返る「別れない方がいい彼氏」4選
 年齢とともに恋愛観も変わりがち。アラフォーになれば多くの女性が結婚を意識するため、より「今の彼氏でいいのか」と迷いが生...
恋バナ調査隊 2025-03-16 06:00 ラブ
「誕プレに指輪を渡しただけなのに…」恋人からの婚約破棄の慰謝料話に困惑する38歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.237〜女性編〜」では、結婚話から逃げ続ける恋人に苛立っている柚月さん(仮名・34歳)の心情...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
婚約指輪は何だったの? 婚約破棄され「慰謝料請求」も辞さない34歳女性の憤りと動揺
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-15 06:00 ラブ
厄介な“相談女”を3タイプに大別。その特徴と彼氏を守る方法は?
 男性に相談を持ちかけて、無理に恋愛に持っていこうとする「相談女」。厄介な彼女たちには、どのような特徴があるのでしょうか...
恋バナ調査隊 2025-03-15 06:00 ラブ
他人の男を欲しがるアラサーCA。ルッキズムに苦しんだ過去から一転、恋愛ゲームのハンターに… #1
「ルッキズム」が謳われて久しい。やはり「若さと美貌」を兼ね備えた女の人生は圧倒的に有利――そう考える人も少なくないのでは...
蒼井凜花 2025-03-14 06:00 ラブ
スペックの低い旦那にイラッ&恥ずかしいと感じたら、思い出してほしい6つのこと
「この人を生涯かけて愛していくんだ」「一生添い遂げるんだ」と思ってしたはずの結婚。でも、毎日一緒にいると、「日に日に太っ...
恋バナ調査隊 2025-03-14 06:00 ラブ
アラフィフになって“恋愛圏外”だと実感。そんな女性2人がシニアコミュニティーに参加したら…
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が...
内藤みか 2025-03-13 06:00 ラブ
どこからアウト? 口悪い彼氏との別れを決意した決定的瞬間6つ。モラハラやDVに発展する恐れも…
 口が悪い彼氏を「かっこいい」「男らしい」と感じる女性もいるでしょう。しかし、口の悪さが一線を越えるようなら、別れたほう...
恋バナ調査隊 2025-03-11 06:00 ラブ
心底がっかり…トラウマ級のホワイトデープレゼント5選。事前に防ぐには
 好きな人や彼氏に渡すバレンタインデーのプレゼントには気合いが入りますよね。その分、ホワイトデーのお返しに期待している人...
恋バナ調査隊 2025-03-10 06:00 ラブ
まさかの“彼氏じゃなかった”が発覚したLINE3選「Xmasまでに彼氏作れよ」って何ですか?
 世の中のカップルすべてが告白をされてOKをして…という流れではじまるわけではありません。  なかには、お互いに「...
恋バナ調査隊 2025-03-09 06:00 ラブ
「他の男の子どもなのに愛おしい」交際相手よりもその息子に特別な思いを抱く41歳バツ1男性
「冷酷と激情のあいだvol.236〜女性編〜」では、友人の紹介で知り合った恋人とわずか交際半年でレス状態に悩む絢子さん(...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
バツ1同士だから「淡泊な関係でいよう」。それなのに息子には父親ヅラする男に不満な39歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-08 06:00 ラブ
人の彼氏が欲しくなる女のフクザツ心理4選。その気持ち、わからなくもないけど…
「友人に彼氏を紹介されると、その彼氏を奪いたくなる…」と、人の彼氏が欲しくなってしまう女性は一定数いるようですが、今回は...
恋バナ調査隊 2025-03-07 06:00 ラブ