「最高の計画」は立てないで!自信のない人がやめるべき習慣

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-06-17 06:00
投稿日:2022-06-17 06:00
 みなさん、計画を立てるのは好きですか? 私はめちゃくちゃズボラなんですが、実は計画を立てることは大好きです。だけどその計画通りにいったことはありません。
 そして計画通りにできなかったことに対して、ものすごく落ち込んだりします。これ、実は自信のない人にはよくあるみたいなんです。どろんぱでは、コミがなにか叫んでいる様子……。

 

 

 

”完璧にこなすこと”にこだわるな!

 先日、家から遠い美術館の展示を見に行きました。事前にいろいろ調べていると、別の美術館でも惹かれる展示が。そこで私は考えました。

「ついでにこっちも行こう!」

 私のプランはもう完璧で、キラキラでおしゃれな休日になること間違いなしでした。結論から言うと、その日は見たかった展示にしか行けず、しかも時間ギリギリだったので、焦って回るハメになってしまったのです。

 こうなりゃ、目をつけてた近場のごはん屋さんで、おいしいものでも食べよう! と、行ってみたらクローズの看板が出ている始末……。自分がイヤになりました。いつもならここで「やっぱり私はダメな人間なんだ」と凹んで暗黒の休日になるところです。

 しかし! 今回は「ま、こんなのよくあるか」とすぐに立ち直れたのです。これは開き直ったというより、自分が“不完全である”事実を受け入れられるようになったから。

 私は基本的に、自分に対しての理想がやや高め。しかしあくまで理想なので、現実との差がものすごく開いていることもあります。そして勝手に自分に絶望し、自信を喪失……。こうして文章にするとめちゃくちゃですね(笑)。

計画はあくまで計画

 自信がない人の共通点として「完璧主義」というのがよくあがりますが、まさにその通り。そういう人に必要なのは「完璧に実行する力」よりも「余白を残してハードルを設定する力」と「適宜対応できる柔軟力」なんですよね。

 自信がないあなた、完璧主義になりすぎていませんか? 計画はあくまで計画、の精神で生きていきましょう!

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。理想が高いので、少しでもうまく行かないとイライラしがち。最近はあまり知らない地域に出かけてみるのが趣味になりつつある様子。

ママ:どろんぱのママ。普段は厳しくも優しいが、相手がぐうの音も出ないほどのド正論をぶちかますことも……。立てた計画はきっちり達成するタイプ。本人曰く「あたしの人生に失敗は存在しない」とか。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...