矢田亜希子「40代リバイバル女優」最注目のワケ 井川遥、ハセキョー、高岡早紀にはない“ある強み”

コクハク編集部
更新日:2022-06-17 13:00
投稿日:2022-06-17 06:00

元主役級の40代女優が元気です!

 かつて主演を張っていた40代女優が連日ネットニュースに取り上げられ、近況に注目が集まっている。一足先に再ブレークを果たした女優の広末涼子(41)に続き、特に露出が増えているのが矢田亜希子(43)、高岡早紀(49)、井川遥(45)、長谷川京子(43)だ。

 矢田は昨年からTBS系朝の情報バラエティー番組「ラヴィット!」の水曜レギュラーを、高岡も4月からフジテレビ系昼の情報番組「ポップUP!」の金曜レギュラーとして、女優業以外にも進出。井川は、21日に最終回を迎えるTBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(火曜22時)で、物語の中核を担う松重豊と“恋仲”になる女医を演じ、9月にはさかなクンの半生を描いた自叙伝の映画化「さかなのこ」で11年ぶりに映画出演する。

 彼女たちのSNSも大反響で、矢田は今月15日のインスタグラム(フォロワー52.6万人)で〈楽しかったひと時〉として、サンリオキャラクター・クロミのコスプレを披露。高岡早紀(32.4万人)は番組出演時の衣装や肌ケア姿をアップするたびに、ファンから〈今日も素敵です〉〈オーラがすごい〉と絶賛の声が相次いでいる。

注目は“復活劇”を遂げた矢田亜希子

 なかでも、とりわけアツい支持を得ているのが、井川(フォロワーは78.7万人)と長谷川(同82万人)の2人である。いずれもファッション誌さながらのポーズで、年齢を感じさせない美しさ!

 コメントを見ていても、女性ファンの多さが分かるが、誰よりもテレビ受けし、キャスティングボードに名前が上がり、再ブレークしそうなのは誰なのか。

 芸能リポーターの川内天子氏が言う。

「注目は、矢田亜希子さんですね。広末さんと同じで、アイドル女優として人気絶頂の中、男性関係で不運なイメージが付きました。そこからの“復活劇”が同世代やメディアの好感度に繋がっています」

元夫・押尾氏と一緒に中指を突き立てた過去

 当時17歳だった矢田は1995年に「愛していると言ってくれ」(TBS系)で女優デビューし、2000年の高視聴率ドラマ「やまとなでしこ」(フジ系)に出演。しかし、共演した押尾学氏と結婚し、好感度が急落した。さらに押尾氏の逮捕などによって、離婚したものの、一時は女優生命が絶たれた。

「結婚当時は取材していても、押尾氏と一緒に報道陣に中指を突き立てたり、横柄な物言いで、マスコミから敬遠されていましたからね。それが離婚後、シングルマザーになり、対応も一変し、挽回。清純派だった彼女は脇役もこなし、女優業よりもバラエティー番組に進出し、選り好みなどせず、場数をこなしてきたことからマスコミの見る目も変わりました。最近はドラマで母親役も板についてきて、美しさも健在。再婚はしておらず、イメージダウンにつながるような異性関係の噂も聞こえてきません」(川内天子氏)

幸せオーラ全開、露出度多めのSNSは共感されにくい

 2007年に生まれた息子も15歳になる。広末と同じく、子育て世代の女性やシングルマザーに好感度が高いという。では、高岡や井川、長谷川は?

「高岡さんは魔性の女のイメージが強く、男好きするタイプ。井川さんは順調に芸能活動も進めており、幸せオーラが全開で、順風満帆すぎるとファンにとっては“遠い世界の人”になってしまう。昨年に離婚を経験した長谷川さんは、SNSで露出したショットを公開していたり、女性を全面に出している印象で主婦層には共感しにくい。バブル世代の視聴者には母親より、少し豪快に女を楽しむタイプが好まれますが、ドラマのコア視聴者層であるいまの40代は違う。苦楽を乗り越え親子を楽しむ姿勢に好感が持たれます」(川内天子氏)

 広末しかり、芸能界のバッシングを乗り越えた女優が強いのかも。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの
 “涙活”のために見ている人も多いだろう。妻夫木聡(44)主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の話。競馬の世...
2025-11-28 19:18 エンタメ
国分太一5カ月ぶり公の場での謝罪は“涙の引退”会見か…日テレと「対立する気はない」も復帰は困難 
 6月に解散したTOKIOの国分太一(51)が11月26日、都内で記者会見した。国分は6月に過去の複数のコンプライアンス...
2025-11-28 19:18 エンタメ
timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願
 アイドルグループ「timelesz」の人気に陰りが見え始めている。事の発端は、メンバーの篠塚大輝(23)が11月18日...
2025-11-28 19:18 エンタメ
北川景子が果敢に「汚れ役」挑戦のワケ…「ばけばけ」では"魂を売った物乞い"、映画ではシンママドラッグ売人
 NHK連続テレビ小説「ばけばけ」で、結った日本髪もボサボサの北川景子(39)が演じた"魂を売った物乞い"姿は、ファンは...
2025-11-26 17:03 エンタメ
松本人志は後輩芸人の判決にニンマリ? 登録50万人→なし崩し的に地上波復帰に向かいそうな「危うい空気感」
「ダウンタウン」の松本人志(62)に女性を紹介したとする写真週刊誌「フライデー」の記事で名誉を毀損されたとして、吉本興業...
2025-11-28 19:18 エンタメ
「永野芽郁不在」「3億円トラブル報道」「紅白リハーサル」…2025年の今田美桜のクリスマスは“三重苦”の様相
 12月25日まで1カ月を切った。世間では、いよいよクリスマスムードが高まっているが、2025年のクリスマスを青息吐息で...
2025-11-28 19:18 エンタメ
「ばけばけ」SNSで“ウグイス”ネタバレは残念だけど…ご令嬢は「バイプレイヤーズ」の紅一点、ライバルにぴったり!
 トキ(髙石あかり)とヘブン(トミー・バストウ)は、リヨ(北香那)にプレゼントされたウグイスを花田旅館でお披露目していた...
桧山珠美 2025-11-25 17:02 エンタメ
橋本環奈に新たな逆風…フジ月9参戦で“風評被害”払拭へ、元ヤン医師役で勝負の大一番
「たとえ事実無根だとしても、一度染みついたイメージを回復するのがいかに難しいか、ですね」と大手芸能プロ幹部はため息をつく...
2025-11-28 19:18 エンタメ
「嵐」ラストコンサート日程発表でいよいよ始まる“最後の狂騒曲”…ホテル難民続出? ベビー向けグッズも発売か
 国民的アイドル「嵐」のラストコンサート「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」の日程...
2025-11-28 19:18 エンタメ
嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題
 STARTO ENTERTAINMENTが嵐のコンサートツアーを22日に発表したことで、旧ジャニーズ事務所社長の藤島ジ...
2025-11-28 19:18 エンタメ
【芸能クイズ】紅白司会の“やらかし”。2015年の綾瀬はるか、SMAPへの失態を覚えてる?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「ばけばけ」でヘブンさんが好演だが…ドラマに外国人俳優が少ない不思議
【桧山珠美 あれもこれも言わせて】 「♪日に日に世界が悪くなる~」。気がつけばハンバート ハンバートの主題歌「笑ったり...
2025-11-23 17:03 エンタメ
NSC格安講師 NON STYLE石田の道端から始めた漫才への愛情
【今週グサッときた名言珍言】 「(1カ月)2時間が7コマ。で、9万!」 (石田明/フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員...
2025-11-23 17:03 エンタメ
【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白
 元女優の江角マキコさん(58)をめぐり、一部週刊誌が「泥沼の訴訟トラブル」などと報じていた民事裁判で、江角さんが勝訴し...
2025-11-23 17:03 エンタメ
今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず
 今田美桜(28)の所属事務所「コンテンツ・スリー」が、大手芸能事務所「ケイダッシュ」グループの「田辺音楽出版」から、約...
2025-11-23 17:03 エンタメ
木村拓哉主演映画「TOKYOタクシー」好発進も…原作とかけ離れた《イケオジぶり》がアダとなる恐れ
 11月20日放送の「秋山ロケの地図」(テレビ東京系)が話題になっていた。お笑いトリオ「ロバート」秋山竜次(47)がMC...
2025-11-22 17:03 エンタメ