千葉雄大がホストだったら…
千葉雄大がホストでなくて本当によかったとつくづく思います。
仮に彼がホストだったら、間違いなく貢いでしまう自信があります。売り上げに貢献しなくてはと、高いボトルを入れたあげく、彼のもとに通うお金が欲しさに風俗で稼いで、また貢いで……。
その先にはもう破滅しかありません。あの笑顔は間違いなく女性を狂わせます。いや場合によっては男性も……。男性とか女性とか関係なく、性を超えた先にいるのが千葉雄大、そんな気がしてなりません。
カワイイ系男子の“はしり”
そもそもですが、男子を褒めるのに「カワイイ」を使うようになったのは、いつ頃からでしょうか。それまでは「カッコイイ」や「ワイルド」などが褒め言葉で、「カワイイ」は女子とペットにのみ許される称号でした。
それが変わったのは、そう、彼が出現して以降ではないか、と思うのです。「カワイイ」がこれほどぴったりくる男子が出てくるとは思いもしませんでした。
若手の登竜門・戦隊ヒーロー出身!
デビューは2009年の「天装戦隊ゴセイジャー」(テレビ朝日系)のアラタ/レッド役。またもや戦隊ヒーロー出身のイケメンでした。
くっきりとした二重まぶたの大きな目が印象的なうえに、上目づかいでうるうると見つめられるともうたまりません。子犬を通り越してもはや小動物。守ってあげたくなること間違いなし、です。
昨年、ミュージカル「ポーの一族」(原作・萩尾望都)で、アランを演じた千葉。あのアランを生身の人間ができるのかと半信半疑でしたが、舞台の上にちゃんとアランが存在していました。今の日本に、彼以外、アランをやれる俳優はいないと確信しました。
記憶に新しいところでは、「いいね!光源氏くん」(NHK)の現代にやってきた光源氏の浮世離れした感じも最高でした。うちにも来ないかな、光くん、と伊藤沙莉を羨ましく思ったものです。
アランといい光くんといい、現実離れした役どころがぴったりくるのも、ご本人の現実離れしたカワイさによるところかもしれません。
「ダブル」では“小動物”キャラの本領発揮
現在、「WOWOWオリジナルドラマ ダブル」に出演中。演劇の世界を描いた物語で、彼の役どころは天性の才能を持った俳優・宝田多家良。そして、そんな彼の才能に惚れ込み、演劇のいろはから教え、生活を支える先輩俳優・鴨島友仁を永山絢斗が演じます。
朝起こして出かける支度を手伝い、部屋を掃除し、食事も作り、台本を読む相手と演技プランまで。多家良に尽くす友仁。そうそう。千葉くんって面倒みたくなるよね~と思いながら見ています。そんな蜜月関係ですが、多家良が事務所にスカウトされ、仕事が増えることで変化していきます。
多家良の生活能力の無さに母性本能くすぐられまくり。小動物“千葉雄大”の本領発揮といったところでしょうか。何度となく見せる上目づかいも健在です。2人の共依存ともいえる関係性がこの先、どんなかたちに変化していくのか、とても興味深く、つい、原作漫画を買ってしまいました。
ふとした仕草におネエ感が…
そんなわけで、ドラマの行く先も興味深いのですが、最近、頬がぷっくりし、ふとした仕草にどこかおネエ感が出てきた千葉雄大の行く先が気になります。
これも役づくりでしょうか。元祖フェミ男の武田真治が筋肉俳優になる時代です。氷川きよしの例もあるように、ファンはキャラ変してもついていくことでしょう。
後ろには赤楚衛二に志尊淳に神木隆之介になにわ男子と、次から次へとカワイイ系男子が控えていますが、できれば、キャラ変などしないで、一生、あざとカワイイ男子でいて欲しいと願います。
【千葉雄大(ちば・ゆうだい)】
☆1989年3月9日、宮城県出身。自身の直感を信じて進むものの、情にもろく、誰にでも愛をもって接するタイプ。甘えん坊な一面もあり、ロマンチックな恋愛を好むO型魚座の男子。
☆俳優デビューは「天装戦隊ゴセイジャー」。「恋人にしたい戦隊ヒーロー俳優」ランキングでは、松坂桃李に次いで堂々の2位に選出されたことも。
☆他の直近注目作は、舞台「COCOON PRODUCTION 2022+CUBE 25th PRESENTS,2022
『世界は笑う』」(8月・9月公演)。
エンタメ 新着一覧