妻の2度目の不貞発覚!不倫相手に電凸し慰謝料を請求した話

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2022-07-12 06:00
投稿日:2022-07-12 06:00

半端な気持ち、真っ直ぐな想い

 この時の状況を今一度簡単に整理しておくと、私とNさんはともに妻子持ちで、いわゆる「W不倫」という状態でした。

 またこの時の私の心境としては、前に記したように「2回も同じ人と不倫をするということは、お互い本気なのではないか」と考えていました。

 そうであれば、お互い現在の伴侶と離婚したうえで不倫相手と再婚する、という選択肢も取り得ると考えていましたし、そうすべきとまで考えていました。

 そのあたりの考えをNさんに問い詰めると、

「前回のこともあり、以降連絡も取っていなかったが、相手から連絡が来たため会ってしまった」

「不倫は事実であり本当に申し訳なく思っている」

「ただやはり一番大事なのは今の家庭であるため、離婚はしたくない」

 といったような内容が返ってきました。

不倫相手の的外れな返答にガッカリ

 ある程度予想していた回答ではあったものの、ただの遊びで自分たちの家庭が壊されたことに、強いショックを覚えました。

 まったく筋の通っていない話にキレそうになりながらも、

「自分たちの家庭はもう修復できない」

「だからといってそちらの家庭を同じ状況にするつもりもない(奥さんや子供に罪はないし、バラすつもりもない)」

「そのうえでどう責任を取るつもりか」

 という問いかけをしました。

 こうなってくるとお金の力を使って解決するしか道はないと思われるのですが、ここから返答までに実に20分程度の時間、沈黙が続きました。そしてようやく導き出された答えは――。

「殴ってください」

(いやそういうことじゃないねん!!)

 真冬の寒さに震えながら待っていたにも関わらず、あまりに的外れなその回答に、思わずベタベタなツッコミをしそうになりつつも何とか堪え、殴っても手を痛めるだけで何の解決にもならないので、やはりお金で誠意を見せて欲しい、という旨を伝えたのでした。

 ここからは慰謝料の具体的な話し合いに……。

 次回へ続きます。

  ◇  ◇  ◇

本連載は離婚したくてもお金の問題で身動きが取れない“離婚予備軍”の方々に知って欲しい話をお伝えするものです。決して、離婚を推奨するものではありません。ただただ、素敵な未来への糸口やヒントになれば幸いです。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

ラブ 新着一覧


100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深...
山崎世美子 2020-10-31 06:00 ラブ
「何を考えているか分からない彼」を落とす3つのテクニック
 男性と恋愛していると、こんなふうに思ってしまうことはありませんか? 「何を考えてるのかわからない」「男心は謎すぎる…...
ミクニシオリ 2020-10-31 06:00 ラブ
LINE未読スルー後の対処法!“最後のLINE”で判断を
 好きな人からのLINEの未読スルーって、ずっと気になりますよね。そもそも今の時代にスマホを全く見ない日が数日も続くなん...
恋バナ調査隊 2020-10-31 08:18 ラブ
「なんか違う」が増えていく…行きすぎた恋の減点法にご注意
 女性の恋は「減点方式」だといわれています。一般的にアプローチを受ける側である女性は、複数の選択肢から選ぼうとすると減点...
七味さや 2020-10-30 06:00 ラブ
LINEでのデートの誘い方! 成功率を上げる6つのポイント♡
 初めて男性をLINEでデートに誘う時って、「断られたらどうしよう」と、すごく緊張しますよね。そんな時には、成功率をアッ...
恋バナ調査隊 2020-10-30 06:00 ラブ
コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いて...
内藤みか 2020-10-29 06:00 ラブ
“恋の寿命は3年”を覆す!「好き」がずっと続く7つの方法♡
「恋の寿命は3年」って、よく言われますよね。実際、今感じている新鮮な気持ちを3年経った頃にも感じていられると断言できる人...
恋バナ調査隊 2020-10-28 06:00 ラブ
交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-10-28 18:28 ラブ
【LINEのNGパターン実例集】既読スルーが続く理由3つ
 意中の彼とLINEを交換したところまでは良かったのに、LINEをするたびに距離ができて自然消滅してしまった……なんてこ...
恋バナ調査隊 2020-10-27 06:00 ラブ
カレの「助けたくなっちゃう本能」をくすぐりまくる行動とは
 将来的に結婚を考えている男性は、少し余裕のある女性を好む傾向があります。それまでの恋愛は同年代のワガママに付き合ってい...
若林杏樹 2020-10-26 06:00 ラブ
身長の低い女性はモテる?モテない? 男性の本音をリサーチ
 身長の低い女性は、基本的にはモテると言われます。小さくて可愛らしい動きにキュンキュンする男性も多く、実際にそれを自覚し...
恋バナ調査隊 2020-10-26 06:00 ラブ
逆効果! LINEの危険度別「やめた方がいい恋の駆け引き」
 恋愛中、片思いの彼に振り向いて欲しいからとLINEで駆け引きをする人って多いですよね。あえて未読スルーで焦らせてみたり...
恋バナ調査隊 2020-10-25 06:02 ラブ
恋する母たち~子供に悪影響を及ぼさないシンママの恋のルール
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。現在のシングルマザーの平均年齢は33歳、再婚率は26%と言われています。離婚...
山崎世美子 2020-10-24 06:00 ラブ
不倫相手と一緒になりたい…夫に離婚を切り出した女性の誤算
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-24 07:48 ラブ
ダブル不倫の果てに…浮気相手の暴走に苦慮する男性の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.18〜女性編〜」では、ダブル不倫の相手と再婚をしたくて夫に離婚を切り出した女性・Wさんの心情...
並木まき 2020-10-24 07:49 ラブ
元夫と比べちゃう…新しい恋に迷ったら思い出してほしいこと
 離婚後、新しい恋愛のチャンスがやってきた!?……と思ったのも束の間、元夫の方が自分に合ってたのかもしれないなぁ。そんな...
七味さや 2020-10-23 06:00 ラブ