アカウント停止になったガーシーch
先般の参院選で比例区からNHK党で立候補し、約28万票を獲得、初当選したガーシーこと東谷義和氏(50)が13日、インスタグラムを更新。「ユーチューブのチャンネル自体が見られなくなっている。BAN(アカウント停止)されたんじゃないか」と報告した。
立花孝志党首(54)も同日、自身のユーチューブチャンネルを更新し、ガーシーのメインチャンネル、サブチャンネルがともに永久停止ではなく、「一時停止です」と伝えている。
今年2月に開設したユーチューブチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」では、芸能人のカネや男女のスキャンダルを暴露。登録者数は約120万人の人気チャンネルだったが、直近の配信では、楽天グループ会長兼社長の三木谷浩史氏のプライベートについても語っていた。
アカウント停止の明確な基準は?
最近は、芸能人の私生活などを明かす暴露系ユーチューバーは少なくないが、ガーシーは半年足らずでアカウント停止に追い込まれた。気になるのは、その基準。実際にBANされる事例はあまり聞かないが、明確な“何か”はあるの?
「ユーチューブのアカウント停止の理由は、基本的に本人にも明らかになりません。まずAIのチェックを通して、担当者が確認すると聞きます。根拠が示されていない事象を実名や本人が特定できる形で暴露していたり、その情報が他のSNSなどにも拡散され、悪い影響を与えていると判断したのが今回の原因と考えられます。
一時停止なら、警告段階で、2~3回は猶予があります。過去に警告を受けた人は、関連チャンネルなどで波及した動画や記事は削除し、批判した相手に謝罪する動画を撮ったと話していました」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)
綾野剛などへの謝罪動画の必要性
東谷氏が厳しく批判をしてきた俳優の綾野剛(40)や城田優(36)、新田真剣佑(25)などへの謝罪動画は撮らなければならないかもしれない。
ちなみに暴露の場として厳しいのは、ユーチューブだけではない。
「インスタグラムやツイッターも、プライバシーや侮辱に対する基準が厳しくなっていて、暴露すること自体はアカウント停止の理由にはなりませんが、するなら、証拠となる写真や動画、メールのやり取りなどを添えてエビデンスを提示しなければならない。もっとも、本人からの名誉棄損のリスクはあります。そういう意味で、今回のガーシー氏の一件以降、暴露ネタ自体が難しくなるでしょう」(前出の井上トシユキ氏)
東谷氏に暴露された芸能人の所属事務所が名誉毀損などでの刑事告訴を検討したり、三木谷氏の一件で政財界からも目を付けられているだろう。しかし、BANは織り込み済みで、東谷氏は13日のインスタライブで7月中に「ガーシーのオンラインサロン」を開設する予定と明かした。
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