離婚率は50%以上…!?「再婚反対」は親の愛なのかもしれない

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2022-08-02 06:00
投稿日:2022-08-02 06:00

出産後に母親が産後の手伝いに来てくれた

 無事手術が終わり、末っ子が誕生。帝王切開のため、産後は人の手を借りないと思うように動けません。入院中は連れ子たちをひでまるが世話してくれていましたが、退院してからはどうしようか……と思っていました。

 すると、まさかの実母がはるばる産後の世話をしに来てくれることに。母は助産師なので、赤ちゃんの世話に関してはプロです。しかし、前の結婚では元義母が産後の世話をしてくれていたので、来ることはありませんでした。

 3人目にして初めて母に頼ることになるとは……。

 母は「旅行気分で遊びに来た!」と言いながらも、しっかりと孫たちの世話をしてくれ、私も思ったよりゆっくり休むことができました。

 三姉妹の長女である私はいつも妹たちを優先していたのですが、今回のことでなんとなく母に甘えられて嬉しかったことを今でも覚えています。

時間をかけて徐々に父とも和解へ…

 子どもを出産してからは写真共有アプリ(※)を使って子どもたちの写真を大量にアップロードしていました。このアプリで共有するだけで、どこに居ても写真や動画を見ることができ、気軽に近況を伝えることができます。

 このアプリを使ってからは「日々成長していく子どもたちの姿を見れる!」と家族に大好評。母を通して父も見ていたようで、孫たちが楽しく過ごしている様を見て安心していたそうです。

 末っ子が生後半年になった頃、突然父から「実家へ帰って来い」との連絡がありました。頭に? を浮かべながら恐る恐る帰省してみたところ、父以外は新たな孫との対面に大喜び。なんでも、祖父母からの大クレームがあったそうで、父はしぶしぶ今回の帰省を認めたという経緯がありました。

「また帰って来てもいいぞ」

 口では「許してない」と言いつつ素っ気ない態度を取る父ですが、私がいないところでは孫たちにメロメロな様子。帰りの電車に乗る間際には「また帰って来てもいいぞ」とボソッと呟きました。

 やはり、孫の可愛さにはかなわないのでしょう。写真共有アプリで近況を伝えつつ、まめにテレビ電話をしたところ、1年半後には父の態度もすっかり丸くなっていきました。


(※)写真共有アプリ…「みてね」というものを使用しています。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ラブ 新着一覧


家事をしない夫への「プチ仕返し」私ばっかりしんどいの、おかしくね?
 男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
現在イイ感じの彼に「過去の恋愛」どこまで話す? 許容範囲はどこ
 男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ
「一生独身でいいかも…」推し活で満足する40代独女の心理とよぎる心配
 好きなキャラクターやアイドルなどを追いかけて応援する「推し活」。40代独女の中には最近では「推し活」だけで満足してしま...
恋バナ調査隊 2023-11-27 06:00 ラブ
スイカから保険金殺人に発展!? 夫が戦慄する妻の「ヒス構文」LINE3選
 皆さんは「ヒス構文」を知っていますか? 「ヒス構文」とは、お笑い芸人のラランドさんのネタから生まれた言葉で、ヒス...
彼の人間性を疑ったあり得えない4つの言動、不信感を抱いた感覚は大事に
 彼氏や夫の言動に「そんな人だったの?」と引いた経験はありませんか? 人間性を疑うほどの出来事があると、大好きだった彼へ...
恋バナ調査隊 2023-11-26 06:00 ラブ
「入籍は餞別みたいなもん」30男が非モテ系彼女とのケジメ婚に悩むウラ
「冷酷と激情のあいだvol.170〜女性編〜」では、交際2年目で同棲をしている恋人が、風俗通いや浮気をすることに悩む理奈...
並木まき 2023-11-25 06:00 ラブ
風俗に職場女性とねんごろ…それでも年下男と別れられない34歳女の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-25 06:00 ラブ
恋愛ライバルが少ない「出会いの穴場」は? おすすめの趣味&業界
 良い恋愛をするには、素敵な男性と出会う必要があります。でも、現実には素敵な男性は彼女がいたり、既婚者だったりとなかなか...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
別居中の夫と復縁する方法…3カ月以内ならあり?チェック方法&きっかけ
 夫婦関係がうまくいかなくなった時、すぐに離婚するのではなく一旦別居する夫婦は多いですよね。でも、いざ別居すると相手の存...
恋バナ調査隊 2023-11-24 06:00 ラブ
マッチングアプリの既婚者男性、真の目的と女性が騙されない有効策を聞く
 恋活系マッチングアプリといえば、ほとんどの人は独身男女が恋人を見つけるために使うものだと考えるでしょう。けれど、その中...
内藤みか 2023-11-23 06:00 ラブ
適齢期ではあったけど…私が「元彼と結婚しなかった理由」
 アラサー・アラフォーになると、結婚を視野に入れた恋愛をする人がほとんど。そのときに交際している彼がいたら、彼との結婚も...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
今どきは普通かも? 自分から彼にプロポーズする3つのメリット&注意点
 同棲中の彼がなかなかプロポーズしてくれないと悩んでいる人は多いですよね。女性は、妊娠出産などもあるので年齢は気になると...
恋バナ調査隊 2023-11-23 06:00 ラブ
知ってた?“オモシレ―女”が恋愛対象にならない理由と脱却法
「いつも友達以上にはなれない」 「なんで私は、いつも“いい人”で終わるの?」  彼氏が欲しいと思っていても、恋愛...
若林杏樹 2023-11-22 06:00 ラブ
私は“女優”さんか?「彼氏に嫌われたくない病」がもたらす3つの問題
 大好きな彼氏には「嫌われたくない」と思いますよね。でもその意識が強くなりすぎると、ある問題が生じます。  あなたは彼...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
心の中で「ざまあ」と叫ばずにはいられない! 許してね、元夫のプチ災難
 離婚した元夫に対して、多少なりとも恨みが残っている女性は多いはず。離婚理由にもよりますが、元夫に「妻を泣かせた罰」が当...
恋バナ調査隊 2023-11-22 06:00 ラブ
男性はみんな若い女が好き? 芸能人の“年の差婚”で思うこと
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  先日、ハライチの岩井...
豆木メイ 2023-11-21 06:00 ラブ