だけど私の友人は、道にゴミが落ちていれば可能な限り拾うようにしてるんだとか。でも誰も見てないし知らないのに、どうしてなんでしょう?
他人の目ではなく、自分の気持ちを優先できるか
電車の中って、たまに缶とかペットボトルが転がっていますよね。なんとなく見ていると、座っている自分の足元にコロコロとやってくる。
さて、この状況であなたはどんな行動をとりますか?
私はスルーしてしまいがちです。なんなら別の場所に行くように、そっと蹴ったことさえあります……。
だって、私のゴミじゃないもん(ごめんなさい)! ところが友人にその話をすると、彼女は「え、私は絶対に拾う」と言います。電車に限らず、どんな場所でも可能な限りゴミは拾うようにしているのだそう。
こういった人知れずする善い行いを「陰徳」といいます。でも、良いことしたら褒められたくないですか? だって良いことしているんだから!
私はこういう人間なので、「誰にも褒められなくていいの?」と友人に聞いてみました。
「良いことしたら気持ちいいじゃん」
すると返ってきたのは、「褒められるためにやってないからいいよ。良いことしたら気持ちいいじゃん」というなんとも大人な答え。もう習慣になっているから、人目の有無は関係ないみたいです。
そういえば、某お笑い芸人さんや、メジャーリーガーなんかもゴミ拾いが習慣になっている人が多いと聞きます。ゴミ拾いは“運拾い”なんだとか。
オカルト的な面は別として考えても、やっぱり「自分が気持ちいいかどうか」を基準に行動できるかが重要なんですね。その先にあるのが、自信なのかも知れません。
私も次にチャンスがあれば、褒められたい気持ちはグッとこらえて、自分のために陰徳を積みたいと思います!
登場人物紹介
モジョ子:自信がほしい主人公。人の目が気になる臆病な性格なので、なかなか電車のゴミを拾えないタイプ。そういう行動ができる人に憧れている。枯れ専ではない。
ママ:どろんぱのママ。車移動がデフォなので電車には乗らない。足元にゴミがあったら、外ならスルー、建物内なら拾うらしい。亀小路さんとはただならぬ仲だったとか……。
ライフスタイル 新着一覧