更新日:2022-09-10 06:00
投稿日:2022-09-10 06:00
血の気が引いた瞬間
真由美さんの話に戻りましょう。ある朝、夫の背広をクリーニングに出そうとポケットの中身を確認しているとーー。
「ん?」
白い小さな紙切れに書かれたメモ。夫の筆跡とは明らかに違う、女性らしい丸文字でこう書かれていました。
・刺身盛り合わせ
・卵
・なすび3本
・牛乳
・食パン
そうです。妻以外の女性に頼まれた買い物メモです。真由美さんはメモを手にしたまま、へなへなと床に座り込んでしまいます。
「うちの夫が、まさかの浮気?」
サーッと血の気が引いた瞬間です。
あっさりと白状した夫の本音
その日も夜10時に帰宅した夫。真由美さんはメモをテーブルに置き、問い詰めます。夫はためらいながらも完全白旗状態で女性の存在を認めます。
「お願いだから別れてね」
そう告げた真由美さんに対し、夫の口から出た言葉は非情にも妻の思いとは裏腹でした。
「真由美。すまん。もう離婚してくれないか。答えはすぐに出さなくていい。近いうちに俺が出ていくから、本当に申し訳ないと思っている」
ラブ 新着一覧
年下彼氏が欲しいと願っている女性は大勢います。しかし、いざ年下と親しくなると「私みたいな年上じゃ、申し訳ない」と逃げ腰...
彼から「浮気した」と報告されて、「そっか! わかった」と流せる女性はいないでしょう。それなのになぜ、彼は「浮気した」と...
気になる女性や好きな女性へ「俺、昔悪い奴だったんだよね」とアピールする男性って、今の時代にも意外といますよね。
悪...
彼氏とケンカしてしまったり、付き合いはじめは優しかったのに素が出てきてテキトーになったり……。パートナーといても楽しく...
職場の後輩に恋をすると、仕事に集中できなかったり、嫉妬してしまったりして気持ちが不安定になる場合がありますよね。また、...
ドラマや映画などで観るロマンチックな恋愛シーンにキュンキュンしながら、日々のストレスを発散している女性もいるのではない...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
あなたは追う恋と追われる恋、どちらがお好みですか? 「ガツガツしたくない」と思う大人女性には、追われる恋を好む人が多い...
彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
セックスレスに悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーと一緒に眠る時、セックスに至らない時、女としての魅力がないの...
「片思い中の男性から連絡が来ないっ」
スマホを握りしめ、通知が来るたびにカレじゃないとガッカリして連絡を待ち続ける…...
世の中には、女性に偉そうな態度をとり、精神的苦痛を与え続けるモラハラ彼氏が存在します。でも、ストレスが溜まり心も傷つく...
好きな男性には自然と「触れたい」と思う女性が多いでしょう。しかし一方で「好きでもスキンシップは苦手……」と、悩む女性も...
30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。
...