長文メール送って自爆するか愛深めるか 女に必要なクセは?

内藤みか 作家
更新日:2022-09-08 06:00
投稿日:2022-09-08 06:00

返信を書くのがめんどくさい

 超長文メッセージを読み終えた男性はさらに気重になります。

 この重いぶちまけた内容に対して返事をしなくてはならないからです。

 書かれていることに、ひとつひとつ返事をしていたら、かなり時間がかかるので「メッセージを読んだ。きみの気持ちはわかったよ」などと短くまとめてしまう男性も少なくありません。

言いたいことは会って伝えて

 長文メッセージも、たった一度だけであるならば、男性側も許容するようです。

 けれど、何度も送ってこられると、相当つらくなり、少しずつ女性と距離を取るようになりがちです。

 不満を抱えている女性より、いつもニコニコしている女性のほうが楽しいので、楽しいほうへと気持ちは流れてしまうリスクもあります。

 また、言いたいことを全部メッセージで書いてしまうと、会う理由がなくなってしまいます。

「話し合いたい」などと迫ると、男性も身構えてしまいますが、それでも、お互いの誤解を避けるためにも、直接会って、もしくはビデオ通話で言いたいことを伝えるほうがネガティブな空気を避けられるでしょう。

唯一の成功例

 とはいえ、超ロングメッセージで成功した事例はあります。それは、相手を決して責めず、感謝だけを述べた内容のものです。

「あの時、助けてくれてありがとう。クリスマスにはあのプレゼントありがとう」など、彼にしてもらったことを順を追って書き連ねた内容を送った女性は、彼から「感動した。会いたい」とすぐ連絡が来たそうです。

 悲しい内容のメッセージを読めば、男性の気持ちだって悲しくなりますし、会うのをためらうかもしれません。けれど、たくさんのお礼に満ちたメッセージだったら、男性はうれしくなり、女性に会いたくなるのです。

 こんな単純なからくりなのですから、深夜に恨み言をたくさん並べた長文メッセージを作成している人は、思いとどまったほうがいいかもしれません。

 日頃から相手にされた嫌なことばかり思い出すより、相手がしてくれたうれしいことを思い出すクセ(癖)をつけておきましょう。そうすればメッセージの内容はだいぶ違ったものになるはずです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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