「男ウケ悪いよ」発言にイラッ 自分を守るとっておきの一言

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2022-09-13 06:00
投稿日:2022-09-13 06:00
「もっと普通にしてたらモテると思うけどな」と、勝手な“普通論”を男性に押し付けられて、イライラすることがあります。もっといえば、その人の中の「男ウケがいい女性像」を押し付けられていると感じます。
 女性らしい服装、メイク、喋り方……。世の中これだけ多様性というワードが一般化してきているというのに、ありえないセクハラ発言を平気で言い放つ男、どう対処したらいいのでしょう。

「男ウケ」とか「女らしさ」ってどうよ

 そもそも「男ウケ」とか「女らしさ」とかいうワードそのものが前時代的になってきているとも感じますが、それは今やっと「性別から開放してくれ」という人々の叫びがメディアに氾濫するようになったというだけの話。

 この叫びを物心ついた時から刷り込まれていく世代は意識が変わっていくのかもしれません。ですが、もうすでに大人になってしまっている人たちの中には「理解はしているつもりでも、実際のコミュニケーションには置き換えられない」という人もたくさんいるような気がしています。

 そのくらい、小さな頃に植え付けられたスタンダードって変えがたいもの。大人になるとなかなか性格は変わらない、なんて話もよく聞きますが、価値観もそうなのではないかと思います。

それって「男ウケ」じゃなくて「お前ウケ」だよね?

 なので「俺ってフェミニストなんだよね」なんて言いながら、常に女性に一歩後ろに下がってほしがる男性を見たこともありますし、逆に女性で「自分は女性のわりに自立している」と言いながら、稼ぎの少ない男性を「男のくせに」となじってしまう人も見たことがあります。

 自分ごとは多様性に対応しようと考えられても、他人のことになるとそうは考えられない、という人は案外多いものなのです。

「男ウケ」という言葉を言い放つ男性にこんなにもイライラするのは、それが多くの場合男全体からのウケを指すことでなく、目の前にいる「お前ウケ」が良くない、と突っ込まれた時であることが多いようにも感じます。

 世の中、男か女かだけで分けられることなんてほとんどないはずなのに、相手の男性は自分の意見をより強固にしようと、自分の意見が「さも男全員一致の意見」であるかのように話してくるから、イライラするのです。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


初デートでキョドりたくない!話題が続かない人のモテ会話術
 初デートって緊張しますよね。年齢が上がるにつれて、失敗したくない思いから何を話していいのかわからなくて、口が重くなる時...
若林杏樹 2023-09-27 06:00 ラブ
籍入れたとたんに豹変…よく見極めたい「結婚後に変わる男」特徴7つ
 交際中は優しくて愛溢れる彼氏だったにも関わらず、結婚したとたんに態度が変わる男性がいます。結婚後「こんな人だと思わなか...
恋バナ調査隊 2023-09-27 06:00 ラブ
彼氏のドタキャンから始まるイイ女道 いらっとしたら飲み込むのが得策
 楽しみにしていたデートをドタキャンされたら、誰だって悲しいものです。でも文句を言ったら、それが別れの原因になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-09-26 06:00 ラブ
39歳、赤ちゃんを見ると母乳が出るような気に…出産のリミットを考える
 最近、お母さんの腕に抱かれている小さな赤ちゃんを見るとなんだかおっぱいがうずきます。  見てるだけで母乳が出るん...
豆木メイ 2023-09-26 06:00 ラブ
外見が大事ですか? 見た目のことを言う男性の心理&3つの対処法
 どうせ恋愛をするなら、自分の中身をまるごと愛してほしいもの。でも、彼氏がやたらと見た目のことを言う男だと、がっかりしま...
恋バナ調査隊 2023-09-25 06:00 ラブ
「不倫の慰謝料」気になる使い道、サレ妻たちは何を思い、どう使った?
 夫に不倫された場合、相手の女性に慰謝料を請求できます。その相場は数十万円から数百万円ほど。時には1000万円以上になる...
恋バナ調査隊 2023-09-24 06:00 ラブ
当てはまりすぎて自分が怖い!? 恋愛ご無沙汰女性5つの特徴と脱出方法
 気が付いたら「数年、彼氏がいない……」なんて人はいませんか。あまりにもご無沙汰だと、恋愛の仕方すら忘れてしまいますよね...
恋バナ調査隊 2023-09-23 06:00 ラブ
「結婚6年でメシマズは致命傷」妻に抱かない宣言を突き付けた夫の決断
「冷酷と激情のあいだvol.161〜女性編〜」では、結婚6年目にして完全にセックスレスになり、夫婦で話し合うたびに状況が...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ
夫の「2度と抱かない」宣言にタガが外れた43歳レス妻、潮目が変わった
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-09-23 06:00 ラブ
やっておけばよかった…既婚女性が悔やむ「恋愛ときめき」7大イベント
 イベントは恋愛に欠かせないときめきエッセンス。結婚して落ち着いた今、「もっと、こんなことしておけばよかった」なんて後悔...
恋バナ調査隊 2023-09-22 06:00 ラブ
平静を装い1年…“不倫クソ夫”は絶対に許さない!妻たちの仕返しエピ3選
 夫に不倫された妻の苦しみは、計り知れません。家族や子供のために「許そう」と一人葛藤しながら、一生懸命生活しています。で...
恋バナ調査隊 2023-09-22 06:00 ラブ
「20代vs30代」女性の婚活バトルで判明!? 年齢は若いほど有利は幻想だ
 20代女性と30代女性、婚活中の男性はどちらを選ぶのか、がコンセプトのABEMA新恋リア番組『GIRL or LADY...
内藤みか 2023-09-21 06:00 ラブ
大好きな人とのキスでドン引き→集中できず“ご辞退申し上げた”思い出3選
 あなたは男性からのキスにドン引きした経験がありますか? 世の中には意中の彼からのキスでドン引きし、相手への気持ちが激萎...
恋バナ調査隊 2023-09-21 06:00 ラブ
親との関係が影響している可能性も…モラハラ夫を作り出す義母の特徴3つ
 妻に対して攻撃的な言動を繰り返す「モラハラ夫」に怯える女性は少なくありません。家にいても安心してくつろげず、いつも夫の...
恋バナ調査隊 2023-09-21 06:00 ラブ
他人事だとシャッターおろす前に確認を…泥沼不倫に陥る男の特徴と末路
 不倫は他人事と思っているかもしれませんが、あなたの夫が泥沼に陥ってしまう可能性もあります。夫婦関係がうまくいっていると...
恋バナ調査隊 2023-09-20 06:00 ラブ
モテる男攻略のめちゃ大事な第一歩は? 見た目もキャリアも平凡でOK!
 SNSを見ているとイケメンには、スタイル抜群の可愛い彼女がいます。  フォロワーが多かったり、特別なお仕事をして...
若林杏樹 2023-09-20 06:00 ラブ