作り笑い以前に“笑顔が苦手な人”の原因と対策 どう接する?

コクハク編集部
更新日:2022-10-23 06:00
投稿日:2022-10-23 06:00
 仕事やプライベートで人と接する時、なかなか笑顔を見せてくれない人がいると「嫌われているのかな?」と不安になってしまう時ってありますよね。実は笑顔が苦手な人には、いろいろな理由があり、必ずしもあなたの態度が原因とは限らないのです。
 今回は笑顔が苦手な人にありがちな5つの原因と、上手な付き合い方をご紹介します。

嫌われてる? 笑顔が苦手な人にありがちな5つの原因

 まずは、笑顔が苦手な人にありがちな原因からチェックしていきましょう。

1. 自分の笑顔にトラウマがある

 笑顔にトラウマがある人は、相手の態度に関係なくなかなか笑顔になれない人が多いようです。たとえば、過去に「歯並びが悪いね」「笑顔が変だね」など、傷つく言葉を言われたなどが原因で、意識的に笑顔になるのを避けているのです。

2. 育った環境

 育った環境によって笑顔が作れなくなってしまう人もいます。たとえば、抑圧的な家庭環境で自分の感情を出すことが許されなかった、精神的にずっとつらい思いをして育ったなどが原因で、笑う機会がなく笑い方を忘れてしまった場合などです。

3. 病気が関係している

 病気が関係していて、笑顔が作れない人もいます。神経的な病気や麻痺などの後遺症で表情を作るのが困難だったり、場面緘黙症といって家族以外の人の前では話ができないケースなどです。「嫌われている」と誤解されてしまい苦しんでいる人もいるので、さまざまな原因があるんだと理解してあげられるといいですね。

4. 笑いたい気分ではない

 笑顔は作れるけれど、状況によっては笑いたい気分ではない時もありますよね。身内を亡くしたばかりだったり、失恋で絶望的な気分になっていたり……。今まで笑顔で接してくれたのに突然笑わなくなった時には「何かあった?」と聞いてあげてもいいかもしれません。

5. コミュニケーションが苦手

 人の性格はさまざまで、単純にコミュニケーションが苦手な場合もあります。苦手なだけで、本心では仲良くなりたい、自分を出したいと思っている人もいるでしょう。人付き合いが苦手そうだなと思ったら、じっくり時間をかけて関係や信頼を築いていけるといいですね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「不倫」と「浮気」の違い、知ったかぶりしてませんか?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり読み切り漫画/第64回「みんな揃って、メリークリスマス」
【連載第64回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
愉快な酔っ払い友達「どこ?寝室に辿り着けない」 私「あんたんち、1R」
 お酒の飲み方は人それぞれです。楽しく飲める人もいれば、酔っ払って記憶を無くす人も…。今回は酔っ払い状態の友達から届いた...
ドライアイ解消にも 目もと専用「アイシャンプー」の効果
 数カ月前、眼科で右目の上まぶたにあった霰粒腫(さんりゅうしゅ)の切除手術をしました。その際、医師に「できやすい体質って...
セクハラに時間が解決?責任を負わない事なかれ主義者の無責任LINE3選
 波風を立てず、責任を負わず、誰かがどうにかしてくれると見てみぬフリばかりする「事なかれ主義」。  一見、平和主義...
見た目とキャラが合わないのは当然!悩んだときの考え方
「見た目の印象とキャラがだいぶ違うよね」と言われて、悩んだことはありませんか?  自分が周りに与える印象と実際の自分と...
夜明けとともに起きだしたコハクチョウの胸の内
「あ~! 眠いけど、きょうも1日がんばるかあ!」  なんて言ってたりして。今朝の自分のことだけど(笑)。  ...
SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?  私はそういう人を見るたびに「かわいそう...
バカにしてる、よね? 部下になめられる理由と上司が改めたい悪癖3つ
 キャリアアップはうれしいけれど、部下ができると「なんだかなめられている気がする…上司としての威厳がないのかな?」と新し...
いつだって癒しを提供…成長が楽しみな“たまたま”を愛でる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
そのあえぎ声、どこまでが本当ですか?
 素朴な疑問、と頭に付ければ何を聞いても許されるとは思っていないのだが、失礼を承知で、どうしても聞きたいことがある。 ...
落ち込んだらシーラカンスのことを考えるといいかもしれない
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
お正月にしめ縄って必要かぃ?「しめ縄」と「しめ縄飾り」の違いも解説
 今年もあと2週間を切りました。年末だというのにあまりの暖冬、ここ数日は少しは寒くなったものの更年期のワタクシは、本職の...
「女は見た目がすべて」の思い出に悶々…容姿いじりのトラウマの克服法
「女は見た目がすべて」なんて言葉が昔からあるように、男性よりも女性の方が外見を厳しく見られる傾向です。そして残酷なことに...
人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。  デス...
韓国は「ひとり飯」ほぼタブー! おひとり様=みじめな人認定で苦労した
 ちまたでは『孤独のグルメ』(テレビ東京系)や『ひねくれ女のボッチ飯』(テレビ東京系)、『めんつゆひとり飯』(BS松竹東...
2023-12-19 06:00 ライフスタイル