自律神経の乱れに!グリーンハーブ活用&簡単ブーケの作り方

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-10-05 06:00
投稿日:2022-10-05 06:00

金木犀の香る季節ですな

 気がつけば甘くさわやかな香りが漂う季節になりました。香りのもとをたどって見渡せば、大木全体に黄金色の金木犀の花がビッチリと覆っております。

 あ~~金木犀で金運アップ、何とかなりませんかね~。

 値上げラッシュの10月。何でもかんでも値上げでクサクサしませんか? 猫店長「さぶ」率いる我が花屋は、だいぶ前から仕入れ値爆上がりの渦中で毎日クルクル回りっぱなしでござんすよ。

 花だけでなく、資材屋さんの「今月また上がります。天井が見えませんな」という恐ろしいお知らせにクサクサを通り越して、クラクラ。そんな時はメンタル崩壊を防ぐため、良い香りの発信源に向かって猛ダッシュ。顔を埋めてクールダウンするワタクシでございます。

 クラクラは値上げだけが原因ではなく、秋は自律神経が乱れやすい季節。ここはアロマの力を借りて平常心を保ちませんか?

 今回は魅惑の香りが売りのお花屋さんで手に入りやすい植物をご紹介。「魅惑の香りは心の薬 オススメ香りのグリーン」の解説でございます。

秋の花屋は素敵なグリーンだらけ

 秋のお花屋さんは夏から引き続き、魅惑のグリーン商材に溢れております。季節柄、緑色だけでなく、赤や茶色などの紅葉ものや冬には欠かせないシルバー系の葉物商材が混在する《魅惑のワンダープレイス》でございます。

 そんな中でも比較的手に入りやすい、オススメのアロマグリーンをご紹介させていただきます。

ユーカリ

 ユーカリは清涼感のある香りが人気で800種超の品種があるといわれ、その香りもさまざま。オーストラリア原産の常緑高木で、原住民であるアボリジニの生活の中でも大切な植物だったようでございます。

 殺菌・抗菌効果もあり、現代の暮らしの中でも思わぬところでユーカリはよく使われております。

 ワタクシが特筆したいのはユーカリレモン。まずは、ご存知ですか? とお尋ねしたい。明らかに他のユーカリとは違う香りで、まーびっくり。

 レモン調の香りの奥に爽快感のある香りを潜ませた独特なユーカリレモンは、古(いにしえ)より「虫除け」として好まれておりました。近年では「蚊除け」と明確に書かれたタグがつき、「香りの効果」が魅力とされ店頭に並んでいます。

 グリーン使いの達人である友人のお花屋さんへ遊びに行き、香りを初めて嗅いだ時の衝撃は忘れられません。で、市場で見つけて即買い!

 すぐに店と庭に植えて、疲れると毎日何度も枝に顔を埋めてはフレッシュなユーカリレモンの香りを嗅ぎ、メンタル強制&正常化させておりますのよ。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


子育ては「完璧主義」だと詰む! SNSの“キラキラママ”に振り回されないためには?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
小馬鹿にする人って実は…。隠された心理とメンタルを死守するための3つの対処法
 会話の節々で「私のことを小馬鹿にしてる…?」と感じるような言動をとってくる人、いますよね。今回は、他人を小馬鹿にする人...
「寝香水」って知ってる?【10月前半】調香師が睡眠の質を高めるアロマをタイプ別に解説
 少しずつ寒くなる季節の変わり目は、しっかり睡眠をとって自律神経を整えましょう。今回は、調香師ならではの裏ワザ【幸福感に...
秋の祭りを共に過ごす時間
 このひと時が宝物だなって気が付くのは、  まだまだ先の話。
老化、苦労、ボトックスとも無縁な御年50のハローキティちゃん
 踊り子として舞台に立ち、エッセイも書く新井見枝香さんの月イチ連載です。アラフォーいろいろあるけど、楽しいよ…!
見せ場もばっちりにゃん! プロレスごっこの“たまたま”が可愛すぎる~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第82回「ウシオの大変身」
【連載第82回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「破瓜」って何歳? バージン喪失の意味もある!?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
昭和レトロぎゃふん!「ほの字のカレのため、がんばりマッスル」あえての昭和言葉がエモいLINE3選
 令和の今、昭和は遥か昔の時代に感じますよね。40代女性の皆さんは、必死に「昭和感」が出ないよう、細心の注意を払ってきた...
令和のコメ不足、その手があった!価格高騰の秋も使える我が家の対策6選
 新米シーズンに突入し、少し落ち着きを見せているものの、この夏みんなが気になって仕方なかったニュースといえば、令和の米騒...
刺さるわあ…親の“結婚しろ圧”LINE3選。OVER30が涙した「いつまでも元気でいられないから」
 30代半ばを超えると、親からの結婚に対する圧もより一層強くなってきますよね。  LINEに忍ばせた小さなプレッシャー...
自己顕示欲バンザイ! スナックママが教える「自分らしく生きる」ヒント
 みなさん、SNSとかで目立つ人は好きですか? 私はついこの間まで、正直めちゃくちゃ苦手でした。  でも先日、スナ...
東京のごちゃごちゃに疲れる…貸切コンパクトボートで“泡飲み”東京湾クルージングが当たりだった
 都会とは、長年いると何をしていいのか分からなくなる場所である。おいしいご飯もお酒も、どの街にいても味わえる。新しいスポ...
イイ男が大集合♡ 素敵“たまたま”がいっぱいで目の焦点が合わない~!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
面倒な“かまってLINE”への返信うざ。寂しがり屋のド定番「寝てないアピ」は華麗にスルーがよろし
 いつも話題の中心にいたくて、寂しがりやな「かまってちゃん」。時々ならいいですが、LINEメッセージでもかまってアピール...
諦めないで!猫と共に送る安全な植物生活。花屋が実践する「3つの心得と6つの対策」
 植物は我々の心豊かな生活を送る癒しですが、残念ながら猫にとって有害なものはたくさんあります。  種類によっては中毒症...