服が捨てられない!片付け下手に神グッズ 2022.10.18(火)

コクハク編集部
更新日:2022-10-18 06:00
投稿日:2022-10-18 06:00

その服は「今の自分」が着たい服なのか

今より7キロ瘦せていた時は入りました(サイズ36のスカート)/(C)コクハク
今より7キロ瘦せていた時は入りました(サイズ36のスカート)/ (C)コクハク

 BS朝日の「ウチ、“断捨離”しました!」を楽しみに見ています。断捨離(R)提唱者のやましたひでこさんが、モノにあふれた家を訪れ、収納方法や家族の問題をバッサバッサと解決していく番組なのですが、依頼者に向けられるやましたさんの言葉が、毎回、自分に言われているようで刺さります。

 やましたさんは時々、服が捨てられない人に対して「これは今着たい服なの?」と声をかけます。

 すると、最初は「思い出の服だから」「高かったから」と捨てない理由を並べていた依頼者が、実際にその服を着た自分の姿を鏡で確認して「サイズやデザインが今の自分には合わない」と自ら捨てる判断をします。

「捨てなさい!」と強いられたわけではないので、その後もスムーズに捨てる服と残す服を仕分けることができるようになるのです。

迷ったら着てみる、そして現実を知る

テニスはやりませんが…ラコステが好き(C)コクハク
テニスはやりませんが…ラコステが好き (C)コクハク

 筆者も処分を迷っていた服を実際に着てみて、その9割を捨てることにしました。

 ちょっときついかな? と思った服は、きついどころか入らない、どうにか入ってもチャックが閉まらない状態でした。

 身長170センチ弱の筆者は現在、スカートのサイズは40(Lサイズ相当)なのですが、なぜか36(Sサイズ相当)のスカートも紛れ込んでいました。これを最後に着たのはいつだろう……?

 出産後に体重が増え「いつか痩せる」と言い続けて早4年……多分もう痩せません。仮に痩せたとしても、きっと新しい服を買いたい気分になっているはず。なので、サイズが合わない服はこの際、処分することにしました。

 サイズだけではなくて、年齢的にデザインが似合わない服もたくさん出てきました。ちょうちん袖のブラウスふんわりしたスカートは、30代でちょいゴツイ体形の筆者にはもう似合いません。タイトすぎるラコステのポロワンピースも、これを着て出かけるのはちょっと難しいな。

 片付けを進めていたら、夫が作業を覗きに来ました。自分ではまだいけると思っていた服も、「これはちょっと若すぎるんじゃない?」「来年も、それ着ないんじゃない?」と冷静なコメント。

 できたら、親しい人に一緒に見てもらうと、第三者の目が入ることで冷静になり、さらに片付けが進むと思います。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【難解女ことば】「小女子」ってなんて読む? ヒントはご飯が進むもの。
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
最新「グダグダなLINEやり取りの終わらせ方」知らないのは無防備すぎる
 仕事からプライベートまで、コミュニケーションツールとして使えるLINE。便利かつ気軽ではありますが、それゆえにダラダラ...
スマホを持たないサブカル老人の願い「本屋に行く楽しみを奪わないで~」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
クレクレママの実態 買い換えるなら「車くれない?」っておねだりする!?
 人のものをすぐに欲しがるクレクレママ、あなたの周りにはいませんか? おさがりなどをもらってくれて助かることもあるけれど...
44歳独身、今からでも遅くない?ズル休み→大学進学を決めた“無敵の女”
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、信じていた学生バイトに蔑まれ、客の若者にも罵られる日々。見かねた学生バイトの...
私の時給はパフェより低い…置き去り氷河期世代の苦悩「感覚死んでる」
 八王子の居酒屋で契約社員として働く由紀は、特段面白みのない毎日を過ごしている。元気な学生バイトたちに囲まれ慌ただしい日...
八王子の居酒屋社員で月給18万円、腰かけ学生バイトの尻拭いをする日常
 八王子は21の四年制大学・短期大学・高専があるという。  全国でも学園都市として広く名が知られ、学生の数はおおよ...
大人の「友達がいない問題」はスナックで解決!?常連同士が仲良くなるわけ
 みなさんは大人になってからできた友達、どのくらいいますか? 「言われてみればもゼロ」なんてこともあるのでは?  ...
自分の選択に誇りを持って。子どもを産まない理由、そして6つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...
気高いオーラにゾクゾク! コワモテ“たまたま”の意外な素顔
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
お店で見かけたら幸運! 超レア「バードネスト」の正体は野良ニンジン!?
北海道出身の主人とは衣食住、風習や慣習など折に触れ、関東で生まれ育った者(ワタクシ)との違いを感じます。結婚当初は行き来...
銀座で“750円のみほ&時間無制限”の「AOU銀座の森」がまさかの改悪!?
 コロナ禍以降、基本在宅勤務な方も多いのでは? 出勤のわずらわしさから解放されるのはいいけれど、たまには気分転換をしたい...
Threadsで実感!「クソリプを送る人」は概ねコレ、主婦の心の闇は深い
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私はX(旧T...
階段道の“たまたま”君♡嬉しいスリスリ攻撃であわや転落危機
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
南アルプスのコントラスト【春】
 柔らかな陽の光、鮮やかな桃色、雪をかぶる南アルプス。  まだ少し冷たい空気と一緒に胸に入り込まれてしまう。
【難解女ことば】「湯湯婆」パソコンで変換できないかも…なんて読む?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...