秋の日はつるべ落とし 長い夜どう過ごす? 2022.11.16(水)

小原玲 動物写真家
更新日:2022-11-16 06:00
投稿日:2022-11-16 06:00
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナガの写真とともに、勉強に仕事に恋愛に、毎日をがんばる私たちの背中を押してくれる、きょうのシマエナガちゃんの“ひとこと”です。

「秋の日はつるべ落とし」の言葉の通り、最近は夕方が来たと思ったら、夕焼けを楽しむ間もなくあっという間に陽が落ちる。昔の人はこの長い夜をどんな風に過ごしたんだろう。

 真っ暗な中に火を灯した部屋に集まって、家族で語り合ったりしたんだろうか。

 現代を生きる僕らは、夕食が終わったらそれぞれの部屋にこもって、スマホやサブスクに夢中になって……。気付いたら日付が変わってたなんてことない?

 そういう楽しみ方もいいけれど、週末とかにあえて照明を落としたリビングにロウソクの光を灯して、家族で集まってみるのもイベントっぽくて楽しそう。

 あっ! くれぐれも火の始末にはご注意だよ!

小原玲
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動物写真家
1961年、東京都生まれ。茨城大人文学部卒。写真誌「フライデー」の専属カメラマンを経て報道写真家として国内外の雑誌での活動後、動物写真家に転身。近著に写真集「シマエナガちゃんの日々 - ぼくはここにいるよ -」(ワニブックス)や「Kiss!」(小学館)や「アザラシの赤ちゃん かわいいのヒミツ」(講談社)などがある。2021年11月、永眠。
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