「エルピス」は長澤まさみの代表作に
今期イチオシのドラマと呼び声高い「エルピス-希望、あるいは災い-」(フジテレビ系/関西テレビ制作)、みなさんご覧になっていますか?
長澤まさみ(35)がいいですね。「コンフィデンスマンJP」(フジ系)のコメディエンヌぶりもチャーミングでしたが、こちらは180度違うシリアスなドラマ。闘う女を見事に演じています。
とにかくスタイルがいいので、何を着ても似合うこと。タイトスカートのスリットから見え隠れする長くてスラっとしたおみ足に惚れ惚れしました。間違いなく長澤まさみの代表作になることでしょう。
そうはいいつつも、やはり目がいくのはイケメンです。この「エルピス」、次から次からイケオジが登場するので、イケオジマニアには別の意味で最高のドラマといえるでしょう。
眞栄田郷敦、覚醒!
その前に、長澤まさみ演じる女子アナ・浅川恵那の相棒的な存在で、ともに冤罪事件を追う岸本拓朗を演じている眞栄田郷敦(22)について。昨年8月に父・千葉真一さんを亡くし、彼のなかでなにかが覚醒したのでしょうか。
前回の主演ドラマ「カナカナ」(NHK総合)あたりから俄然、演技に魂が入った気がします。成長著しい郷敦、これからが楽しみな逸材です。
鈴木亮平に漂うオトナの男の色気
お待たせしました。それではイケオジとまいりましょうか。まずは、恵那の元カレで報道局のエース記者・斎藤正一役の鈴木亮平(39)です。エース女子アナだった恵那が「フライデーボンボン」なる深夜の情報バラエティ番組に飛ばされてしまったのは、週刊誌に路チューを撮られたのが原因で、そのお相手です。
ドラマが進んでいくなかで、一度は元サヤに納まってしまうのですが、いかにもわけありな元カレ感を全身から醸し出しているのです。斎藤と別れ、それまで使っていたソファもベッドもない部屋で生活していた恵那。そんな部屋を訪れた斎藤とふたたび結ばれるわけですが、後日、再び恵那の部屋を訪れた際のこと。
「じゃあさ、なんでベッド買ったの?」
斎藤には恵那に冤罪事件を追うことをやめさせようという目論見があるのですが、それをごまかそうと、恵那の耳を撫でてなんとなく、そっちのほうに持ち込もうとするも、恵那に抵抗されて、「じゃあさ、なんでベッド買ったの?」と耳元で囁く斎藤。
このなにもかも見透かされている感じがもうたまりません。オトナの男の色気ムンムンでもうたまりません。東京外国語大学卒、身長186㎝の鈴木。エリートを演じるべく生まれたのでは、と思えます。
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