おうちでぬくぬく♪ 茨城県の地酒めぐり 2022.12.22(木)

コクハク編集部
更新日:2022-12-23 04:41
投稿日:2022-12-22 06:00

残りの3本もいっちゃえ!

 勢いがついてきたので、後日改めて開けようと思っていた残りの3本もいっちゃいます。

 写真右から、男女川(純米無濾過)、紬美人(本吟醸)、御慶事(純米吟醸)。それぞれ、つくば市、常総市、古河市で作られたお酒です。

 男女川と書いて「みなのがわ」と読みます。筑波山の湧き水を使用しているからなのか、口当たりが優しい。まるで誰かに背中を撫でられているような、口に含むとほっこりと心が温かくなる感じ。

 筑波山の壮大な風景が目に浮かぶよう……(そろそろ酔いが回ってきました)。

 紬美人はその名前がぴったりな華やかな香りとなめらかな口当たり。

 こちらの蔵元(野村醸造)は古民家をリノベーションしたフレンチのお店を運営していて、フレンチ×日本酒のマリアージュを楽しめたり、その他にも酒蔵見学や酒造り体験も行っているそう。いつか特別な日に訪れてみたいです。

 最後は御慶事。茨城県のオリジナルブランド米「ふくまる」を100%使用しているからなのか、先ほどまでの他のお酒とはまた違う味わい。しっかりした旨味とフルーティーな後味が特徴で、名前の通りお祝いの席で出したら喜ばれそうなお酒です。

「いつもの」じゃないお酒と出合う楽しみ

 色々な種類のお酒を飲むのは好きですが、家飲みとなるとついつい無難に「いつもの」を買うクセがついていて、久しぶりに知らない酒蔵や銘柄と出合う楽しみを思い出しました。

 今回、左手におちょこ、その傍らにノートパソコンを置いて、グーグルマップを眺めたり、酒蔵の情報について調べながら飲んでいたので、ちょっとした旅行気分も味わえました。

 毎年、魅力度ランキングの最下位を争っていて、ちょっと地味なイメージの茨城県。

 お酒についても誰もが知っているような銘柄があるわけではありませんが、今年11月には水戸駅にコイン式サーバーでお酒の試飲ができる「いばらき地酒バー」をオープンしたり、茨城県の地酒についてまとめたパンフレットを無料で公開したりと、なかなか力が入っています。

 冒頭には中田英寿さんのインタビューが掲載されています。ミーハー気分で読み始めましたが充実の内容でした。

 さて、このセットは茨城県のアンテナショップ「IBARAKI sense」のオンラインショップで購入できます。プレゼントにもらったものなので、少し気が引けましたがお値段をこっそり調べたところ、4600円(税込・送料込)なり。銀座の店舗でも販売予定だそうです。

 これをもらってうれしくない酒好きはいないはず。少なくとも、筆者は選んでくれた夫の好感度が爆上がりしましたよ(笑)。

 もちろん自分用に購入して、おちょこ片手に“隠れた名品”を探すのもまた良し。くれぐれも飲みすぎにはご注意くださいね~。

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


おんにゃの子の匂いに夢中!“たまたま”君の恋が実るといいな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
日本海から吹きつける風の中、黙々と歩く少年たちが愛おしい
 早朝にも夕方にも見える空の色、学生服の少年少女、ミラーに映る電車。  どこか非現実的な景色は、まるで中村宏の絵画...
ほっこり癒し漫画/第65回「パカラパカ、春のひとみにタツノオトシゴ」
【連載第65回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
惚れてまうやろー!彼氏より気が利くChatGPTに「好き」について聞いた
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
恐怖の親知らず抜歯!30女が超ビビりながら人生初抜歯した話
 皆さんは親知らずがまだ生えていますか? 筆者は30代になってもすべての親知らずが生えたままです。  歯は大切にしてい...
世帯年収1500万円でも越えられない壁。耐え難い屈辱を喰らった女の選択
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家で2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、ママ友と共に充実し...
え…? 優雅な御茶ノ水ママ友会をブチ壊した、地方出身者の悪気ない一言
 御茶ノ水駅が最寄りの持ち家に住む薬剤師の綾乃。2歳年上の夫・孝憲と4歳の娘・香那と3人家族で余裕ある生活を送る彼女は、...
千代田区民は“勝ち”だよね。通勤ラッシュを知らない自分は上流階級層の女
――『東京の中心に暮らす、ということ』…なんてね。  鈴木綾乃の頭の中にマンション販売のコピーのような、そんな言葉...
「自責と他責」バランス上手な大人が口癖にしている神ワード
 ここ数年、自責思考・他責思考みたいな話題をよく見かけませんか? 私はもう見るたびに「うるせぇ~!」となっている反面、し...
たまにはこんな日もあるよね? 終電を見送ってしまった夜
 久しぶりの仲間との時間が楽しくて、「あと1杯だけ」「あと10分だけ」を続けていたら終電を見送ってしまった。  だ...
出張ホスト、ママ活、女風…女性の金目当てに上京する男性が増えている!
 近頃は地方移住が話題となっていますが、その逆に「地方では稼げないから上京する」男性も出てきています。  出張ホストや...
ご飯をありがとにゃ! お母さんが大好きな“たまたま”君たち
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
荒れる2024年幕開け 花屋が祈りを込めた「復興と希望」の花束
 2024年が明けました。今年は元旦から思いもよらないことが起こって、まさに辰年。大きな変化の年が始まったようでございま...
暇すぎ死にそう…大きな声じゃ言えないけど仕事中にばれない暇つぶし5選
 同じ仕事でも、忙しいと時間は早く過ぎ、暇すぎると永遠に時計が止まったように見えるもの…。とはいえ、仕事の拘束時間なので...
2024年こそシンデレラボディ!フェロモンジャッジで分かるケア&香り術
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
動物は「あったかい場所」を見つける才能があるみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...