年末年始くるぞ!M-1準優勝のさや香と博多大吉に思うこと

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2022-12-25 06:00
投稿日:2022-12-25 06:00

M-1王者・ウエストランドの芸風は偏見ではあるが悪口ではない

 先週の「M-1グランプリ2022」(朝日放送/テレビ朝日)ご覧になりましたか? 昨年の優勝者「錦鯉」のおかげで、今年のエントリーは7261組と過去最多だったとか。たしかに50歳の長谷川さんが優勝し、一夜で人気者になったのですから夢があります。

 審査員もオール巨人、上沼恵美子の超ベテラン師匠から、博多大吉、山田邦子と若返った今大会、いろんな意味で注目でした。

最高だった「ある・なし」クイズネタ

 で、その7261組の中から頂点に立ち、第18代王者に輝いたのはウエストランドでした。「ある・なし」クイズのネタには大笑いしました。「YouTuberにはあるけど、タレントにはない」のが、「若くして大金を得てるからまともではない!」「それが明るみに出始めてる!」「警察に捕まり始めている!」とまくしたてるところ、最高でした。

 巷では“悪口漫才”などと言われていますが、みんなが思ってくれることを代弁しているだけで、偏見ではあるけど悪口ではないですよね。ツービートや同じ事務所の先輩、爆笑問題の芸風を継ぐ、毒舌漫才といいますか……。

 そういえば、井口さんと爆問の田中さんは身長や体型がほぼ同じなので、井口さんは田中さんから洋服のお下がりを貰ってるというようなことを以前、どこかで喋っていましたが、これからは自分で買えますね。なんといっても賞金1000万円ですから。羨ましい限りです。

さや香に優勝して欲しかった…

 とかなんとか言いつつ、本音をいえば、さや香に優勝して欲しいなあ、と思っておりました。やっぱりイケメンソムリエとしては、ねっ。目の保養という意味ではさや香に優勝していただけるとありがたかったのですが……。

 松本人志委員長に「気持ちよかったし美しい漫才」と評されたように、正統派の漫才を見せてくれたのもよかったですね。

 ネタも面白かったし、これは優勝間違いなし! と思ったのですが、決勝でさや香に入れたのは博多大吉さんだけで、残念ながら準優勝。とはいえ、これでさや香の名前と顔はしっかり覚えられたのではないでしょうか。

 ちなみに、背の高いほうがツッコミ担当の新山士彦、山田邦子に小さいほう呼ばわりされていたのがボケ担当の石井誠一です。

2人とも既婚者

 残念ながら2人とも既婚者です。関西ではレギュラーもあり、すでに売れっ子です。

 新山は大阪教育大学卒のインテリ芸人でもあるので、「Qさま」あたりのレギュラーが決まれば、東京進出も夢ではありません。大阪吉本芸人にしてはシュッとしていて、むしろ東京向きだと思うのですが……。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


選挙 行ってみなきゃ言えなくね? 人気男性グループが“ラップ”で投票を呼びかけ「最高!」「こんなアイドルいる?」と反響
 7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙(以下、参議院選挙)を控え、11人組ボーイズグループ・INIの池崎理人さ...
「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...
田原俊彦よ、「※ただしイケメンに限る」はもう通用しない。世のオジサンは彼の“勘違い”から学ぶべし
 6月15日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にて、ゲスト出演した田原俊彦が、女性アナウンサーにセクハラを...
堺屋大地 2025-07-14 11:50 エンタメ
【募集】夏ドラマ何見る? 期待してる&ガッカリを教えて!『ひとりでしにたい』『ちはやふる』『しあわせな結婚』etc
 コクハクでは2025年名夏ドラマを対象としたアンケートを実施します。7月よりスタートする夏ドラマ、「期待している」「面...
「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...