挿入ナシで満たされる女~ミセスグランプリ舞台裏と恋事情#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-01-07 17:31
投稿日:2022-12-30 06:00
圧倒的な美を誇るミセスの恋愛事情とは(写真:iStock)
圧倒的な美を誇るミセスの恋愛事情とは (写真:iStock)

 その女性が現れた時、一瞬、筆者は言葉を失った。

 細身の赤いミニワンピースに身を包み、ロングヘアをなびかせながら、10cmのピンヒールをまるで自分の脚のように履きこなし、優雅な足取りで向かってくる美女――「美のオーラ」というものをまざまざと見せつけられた瞬間だった。

「お待たせしました」

 エレガントな身のこなしでカフェの椅子に座った彼女に、店内中の客の視線が集まった。

 今回取材させていただいたのはM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)だ。

 あまたいるウォーキング講師の中でも彼女は特別だった。とある「ミセスコンテスト・40代部門」のグランプリに輝き、動画や写真集等でも活躍する女性なのだ。

 長身の肢体に細くしなやかな手足、大きな瞳が印象的なエキゾチックな面差(おもざ)し、驚くほど小さな顔、陶器のような肌――同性でも見とれてしまう圧倒的な美がそこに存在した。

 そんな無敵の美女が「ミセス」の恋愛事情を語ってくれた。

ミセスグランプリで優勝

思い切って応募してみたら…(写真:iStock)
思い切って応募してみたら… (写真:iStock)

――ミセスコンテストのグランプリとは素晴らしいですね。

「ありがとうございます。近年、既婚女性やバツイチ、未亡人でも応募できるミセスコンテストが増えましたので、思い切って応募したらグランプリをいただいて……。口コミでウォーキングレッスンの生徒さんも増えて、日々、楽しくお仕事をしています」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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