心にブレーキをかけるほど興奮してしまう
――ドキドキしますね。続けてください。
「その女心を察したのか、彼の手が乳房のふくらみを包み込んだんです。やわやわと揉みしめられると、さらに喘ぎ声が止められなくて……。
しばらくはナイトドレスの布ごしに乳房を揉みこねられていましたが、肩ひもをおろされ、乳房があらわになりました。
――ああんっ。
自分でも恥ずかしくなるような声が室内に響きました。彼は汗ばむ乳房を眺めて、ピンと勃った乳首を口に含みました。
ニチャ……ピチャ……。
――ンッ……K一郎さん。
私は彼の名を呼びました。彼の舌が乳首を舐めしゃぶるたび、甘やかな痺れが体の隅々まで行き渡る感じ。それに、ヴァギナがヒクついて、私ははしたなくも腰を揺すり、太ももをよじり合わせました。
乱れすぎちゃダメ……心の中で自分にガードをかけると、それがかえって興奮に繋がってしまうんですね。『淫乱な女だと思われたくない』と思うほどに、体が濃厚な愛撫を求めて性感が研ぎ澄まされていくんです」
されるがままに、うつぶせの姿勢に
――続けてください。
「私はされるがままでした。その丹念でスローな舌づかいは、私をとろけさせましたね。いくどもいくども唾液をまぶされ、敏感な乳首を吸われる。
そして、思いがけなく唇にキスをされ、再び乳房を愛撫されて……そして、ゆっくりとナイトドレスが引きおろされていきました。言葉にこそ出せませんが、私のアソコは疼きっぱなし。熱い蜜液があふれているのも分かりました。
――きゃっ!
そう叫んだのは、うつぶせにされたからです。次の瞬間、私の背骨に沿って、生温かな舌がチロチロと舐め降りていくんです。ゆっくりとナイトドレスも引きおろされながら――。
――ン……ンッ。
私はシーツに爪を立てました。丹念に背中を舐められたことは、初めてです。
もうすごく気持ちよくて……同時に、焦らしともいえるほどのスローな舌づかいが絶品で……私は体を震わせながら、悩ましい声をあげ続けたんです」
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