私たちが事実婚を選んだ3つの理由 デメリットも忘れないで

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2023-01-27 06:00
投稿日:2023-01-27 06:00

選んだ理由はわかったけど…忘れないで! 事実婚のデメリット

 事実婚には、さまざまなメリットがある反面、法律上のデメリットも存在します。さっそく見ていきましょう!

1. 子供が生まれても共同親権が持てない

 もしも事実婚の夫婦に子供が生まれても、法律上の夫婦ではない場合、自動的に母親が親権者となります。また、父親が「法律上の父親」となるには、認知の手続きが必要です。

 親権については、家庭裁判所で親権を父親に変更する手続きはありますが、2人で同時に親権を持てないため、子供がほしい人はしっかり話し合っておきましょう。

2. 配偶者として税制上の恩恵を受けられない

 事実婚の場合、法律上の配偶者に与えられるはずの控除や手当などがもらえないデメリットがあります。控除については、配偶者控除や配偶者税額軽減などがあり、手当としては扶養手当などを受けられません。

 また、どちらかが亡くなった時に配偶者として遺産を相続できず、その際に相手の口座にも触れられない点も大きなデメリットです。

3. 家族の理解を得られにくい

 事実婚は、まだ日本ではあまり浸透していないため、お互いの両親に事実婚の報告をしても、なかなか理解を得られないケースが多いでしょう。

 特に子供を持ちたい場合には、両親としては「孫の立場を考えるとかわいそう」と思い、反対してくるケースもあるかもしれませんね。

4. 家族としての証明が面倒

 さまざまな法律上の手続きをする際に、家族関係を証明する書類が必要になることがあります。事実婚の場合、家族関係を証明する公的書類がないため、複数の書類を揃えなければなりません。

 特に、保険や賃貸の契約、医療に関する同意書などをする際にスムーズにいかないケースも考えられます。

「事実婚を選んだ理由」や「デメリット」を参考にしてみて

 今、事実婚をするかどうか迷っている人は、ぜひこの記事を参考にしてメリット、デメリットの両面を確認してから冷静に判断してみてください。それぞれのライフスタイルや考えにあった形を選べるといいですね!

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「夜もガンガン励みます」恋人を自分色に染めたい50男の野望
「冷酷と激情のあいだvol.126〜女性編〜」では、恋人・ヒトシさん(仮名)が強引に自分の好みを押し付けてくることに不満...
並木まき 2023-01-21 06:00 ラブ
アプリで惨敗なら…勉強をしながら年下彼氏をゲットする方法
「年下彼氏が欲しいけど、どこに行けばいいの?」と悩んでいる女性は実はかなり多いのです。  マッチングアプリではなかなか...
内藤みか 2023-01-19 06:00 ラブ
もう一度あの頃に戻りたい…夫婦の“再構築”を成功させる方法
 夫との冷え切った毎日に「夫婦関係を再構築したい」と感じている人は多いかもしれませんね。でも、夫婦とはとても難しいもの。...
恋バナ調査隊 2023-01-19 06:00 ラブ
いい男に出会いたい! 良縁に恵まれるためにやるべきことは?
 学生時代は自然にいろんな人と出会えますが、社会人になると合コンなり飲み会に積極的に出かけて「出会うための行動」をしない...
若林杏樹 2023-01-18 06:00 ラブ
天国から地獄にズドーン…婚約中の彼に浮気されたらどうすりゃいい?
 大好きな彼にプロポーズされてから結婚するまでの「婚約中」は、幸せでいっぱいなはず。でも中には、幸せ絶頂期の婚約中に浮気...
恋バナ調査隊 2023-01-18 06:00 ラブ
夫婦円満のキラキラアカウントに嫌悪する私、どう対処する?
 ちょっとしたすき間時間があると、Twitterを見てしまう。最新の情報はインスタグラムで手に入れる。現代では当たり前に...
豆木メイ 2023-01-17 06:00 ラブ
事実カップルって何? 40代で“恋愛枯れ気味”ならリハビリに
 年齢を重ねると共にライフスタイルが変われば、価値観も変わるもの。恋愛に関しても、若い頃と考え方が変わった人が多いのでは...
恋バナ調査隊 2023-01-16 06:00 ラブ
「私の最大のライバルはゲーム!」ゲーマー彼氏あるある4選
 コロナ禍で不要不急な外出の自粛を求められるようになった今、インドアで楽しめる趣味として、ゲームに没頭している男性が少な...
恋バナ調査隊 2023-01-15 06:00 ラブ
着てる服が違うけど!詰めが甘~い男の浮気ごまかしLINE3選
 LINE画像流出による元アイドル芸能人の不倫でざわついた年の瀬。世間一般でも、LINEは浮気がバレてしまうきっかけとな...
恋バナ調査隊 2024-09-26 18:49 ラブ
結婚前は好きだったのに…夫の嫌いなところと3つの打開策
 結婚前は、大好きで仕方なかった夫の性格や癖。それなのに、結婚して夫になり、気がつけば大嫌いになってしまったという人は多...
恋バナ調査隊 2023-01-14 06:00 ラブ
47歳で婚歴ゼロの理由は? 過去をひた隠す恋人に不安な女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
「古傷をえぐる行為だ」恋人の詮索に嫌悪する47歳男性の憂鬱
「冷酷と激情のあいだvol.125〜女性編〜」では、恋人・ナオトさん(47歳仮名)が過去の恋愛について自分に一切明かして...
並木まき 2023-01-14 06:00 ラブ
見知らぬIDで「これだーれだ」彼の奥さんから修羅場LINE3選
 不倫相手vs妻の修羅場は、映画「危険な情事」にあるようにすさまじく、そして壮絶に描かれてきました。娯楽としてスカッとす...
2023-01-14 06:00 ラブ
女の浮気は男のせい?「私はダメな女」と卑下する前に読んで
 好きな彼がいるのについ出来心で浮気してしまったら、「私はなんてダメな女だ」と落ち込むでしょう。その浮気が原因で彼を失っ...
恋バナ調査隊 2023-01-13 06:00 ラブ
恋の始めかたを忘れてしまった人へ 即試して欲しい3つのこと
 長引くコロナ禍で「恋の始めかたを忘れてしまった……」とぼやく女性が大勢います。  今までは知らない人と顔を合わせて交...
内藤みか 2023-01-12 06:00 ラブ
友情結婚とは? 従来婚との違いと決めておきたい4つのルール
 友情結婚とは、恋愛感情や体の関係がなくても「友情」という気持ちの繋がりで婚姻関係を結ぶこと。まだ認知度はさほど高くはあ...
恋バナ調査隊 2023-01-11 06:00 ラブ