春の強運アイテム「フリージア」“極太長”を見かけたら即買い

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-04-03 15:08
投稿日:2023-03-15 06:00

フリージアの形は日本独特?

 突然ですが、日本とヨーロッパでは出荷&流通しているフリージアの形が違うのはご存知ですか? 花は同じですよ、フリージアですもの。じゃあ、一体何が違うって? 答えは「葉があるかないか」。

 日本のお花屋さんで買えるフリージアは、葉っぱがついていますね。当たり前すぎてワタクシ、気にもしていませんでしたが、実はこれ、日本スタイル。

 いけばな文化の影響もあるようですが、オランダをはじめとしたヨーロッパでは、葉がついていない「枝切り」が主流で、いろいろなグリーンと合わせて飾る場合が多く、葉付きに重点を置いていないのです。

 実は近年、日本でも枝切りのフリージアを出荷する生産農家さんが登場。あらゆるフリージアを見慣れたはずのワタクシでも、先日「えーー!」と大声が漏れちゃう事態に陥りましたわ。

花業界人の心をわしづかみした花

 その名も「ユーロスタイル」というシリーズのフリージア。埼玉県の特定生産者さんが名付けたようです。ヨーロッパ主流の枝切り手法で仕立てられた、主に八重咲きタイプの枝切りフリージアは促成栽培を行わず、季咲き(本来の旬)に出荷されるので、3月の今がトップシーズン!

 季咲きにすることで花にストレスをかけず、暖かな日差しを浴びて長い時間をかけて育てたユーロスタイルフリージアは、ボリューム・発色・香りの全てが、フリージアのポテンシャルを最大限に引き出した一品でございますよ。

 とにかく一本の茎が太くて長い! きっちり咲くツボミの脇枝がいっぱい出ていてボリュームMAX! 何より花顔のサイズといったら、「ワタクシの知っているフリージアではないっ!」と前歯の差し歯がぶっ飛ぶ勢いで声が出ちゃったぐらいです(失礼をばw)。

 お花屋さんの店頭で見かけたら、超ラッキー! 激レツにアツい超レアなフリージア、ぜひお試しあれ!

新しい生活が始まる時にオススメ

 フリージアの魅力は、なんといっても香りですな。強運の花として知られており、特に玄関やリビングに飾るとその威力を発揮します。たとえ一本でも強力で、フリージアの香り成分「リナロール」が精神を癒し、アナタの心と身体を芯から元気で前向きに変身してくれます。一輪挿しでもグッと映える花、特別なテクニックは必要ございません。

 まもなく4月。新生活が始まる方も多いかと思います。強運アイテム「旬のフリージア」を味方につけて新生活に挑んでくださいませ。

 3月になってさらに威力激増した旬の花フリージアが、アナタに強運と元気をもたらせてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


イジリとイジメの違いは?関西出身者は思う「わからん人は使用厳禁!」
 みなさんの生活圏には「イジる文化」はありますか? 私は関西出身なので、お笑いの文化が身近にあり、小さな頃からイジリ慣れ...
プレゼン怖い問題 緊張しない5つの方法で苦手意識をなくす!
 会社でのプレゼンや学校での保護者会など、人前で喋るときに緊張して本領発揮できなくなってしまう人はよくいます。たしかに、...
にゃんたま撮影=合法! プリプリな美少年“たまたま”に大注目
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
職場にひとりはいる!? 驚くほど「働かないおじさん」対策法
 会社で働いていると、びっくりするほど仕事をしないおじさんっていませんか?  働き盛りのアラサー、アラフォー女性にとっ...
三匹寄れば文殊の知恵 2023.3.1(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
超絶かわいい! 春の花「シレネ サクラコマチ」最強の飾り方
「へー!」  以前なにげなく見ていたNHKの特集番組で、思わず声が出たことがございました。なぜテントウムシは自然と...
写真の黒枠は要注意! 40代なら知っておきたい年賀状マナー
 年々、デジタル化が進む現代では、年に一度、心を込めて書く年賀状の意義も大きくなっていますよね。でも、実は年賀状には意外...
BiSHセントチヒロ・チッチ「ハクと坊のきょうだい猫は人を虜にする」
 私、このコたちを我が家に迎える前から、ふたりのファンだったんです。 「セントチヒロ・チッチ」の名前の通り、私はジ...
「新井モーニング」からのストリップ劇場へ 2023.2.28(火)
 書店員でエッセイストで踊り子。コクハクで連載中の新井見枝香さんが出演するストリップを観に行ってきました。ストリップ初心...
自分を追い詰めないで アラフォー女性管理職5つの悩み&解決法
「課長に昇進したのはいいけど、意外とツラい〜!」そんなアラフォー女性、増えています! 豊富な経験から職場で責任あるポジシ...
日光浴&岩盤浴♡ くるんとしたポーズで“たまたま”をチラリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
見栄っ張りな女の「隠れ心理と付き合い方」を知って楽になる
 あなたの周りに、見栄っ張りな女はいませんか。友達だと思っていても、会うたびに見栄を張られると、疲れてしまいますよね。こ...
職場にウジャウジャいる!?「老害社員」特徴5つと付き合い方
 さまざまな年齢の人が働いている職場では、かなり年の離れた定年間近の上司や先輩とも付き合わなくてはなりません。人生の先輩...
何でもない日、いつか良い思い出になる時間 2023.2.27(月)
 行きかう電車を眺める2人。  なにか会話をするでもなく、ただ同じ方向を向いている。  記念日やイベントごと...
ママ友が10人目のご懐妊!? ヤバいカミングアウトLINE3選
 人は見かけによらないといいますよね。実際に普段抱いている印象とはまったく違う「意外な一面」を持っている人がいたりいなか...
朝に弱いけどショートスリーパーに憧れる 2023.2.26(日)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...