なんかイラッとする!うっすら「上から来る人」の特徴と対応

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-03-17 06:00
投稿日:2023-03-17 06:00
 偉そうな態度や上から目線のしゃべり方って、特別な場合以外は100%を損しますよね。なので、私も気をつけています。
 特に文章だと、表情や雰囲気が伝わらないので余計に……。でも、人をイラッとさせてしまう言葉づかいの人っていますよね? それってなぜなんでしょう。そして改善する方法はないのでしょうか?

 

 

 

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

 

偉そうな態度は、自信のなさの裏返し

 最初に断言しますが、偉そうな人ほど自信がありません。これはスナックで働いていても、常に感じていました。

 そして、その逆もしかり。自信がある人ほど偉そうにしないのです。それはもうこちらが恐縮してしまうほどの腰の低さで、本当に尊敬してしまいます。でも、普通に考えると逆っぽくないですか? 自信のない人の方が、腰が低くなっても良さそうなのに……。

 実は偉そうな人って、ちゃんと自分のことをわかっているんです。どのくらいの実力があるのかも、よくわかってるんです。

 だけどそこを突かれると傷つくから、自分を守る予防線を張ったり、防御壁をつくったりして傷つかないようにしている。少しでも傷つくと、立ち直れないかもしれないから。

 多かれ少なかれ、誰でも予防線は張ると思うのですが、そういう人は周りより防御しようとする気持ちが強く出ちゃうんです。

偉そうな人=弱い人

 つまり、とっても弱いんです。でもその弱さを受け入れる度胸はないから、謙虚な姿勢を見せられず、実力がないので完全に上からもいけない。結果、いつもうっすらと偉そうな人になってしまう。

 解決するためには、自分の弱い部分をしっかり受け止める覚悟を決めるか、上からにならない言い方を学ぶしかありません。だから周りにできることって、ほとんどないんです。なのでそういう人が周りにいたら、生ぬるい目で見守ってあげてください(私もリアルでその状況におります)。

 そして自分が偉そうになってないか、いつも気にしたいところです。

登場人物紹介

モジョ子、ネズきちくん(漫画:おくげちゃん)
モジョ子、ネズきちくん (漫画:おくげちゃん)

モジョ子:自信がほしい主人公。気弱なタイプなので、偉そうな態度をとられたり、マウントの対象にされたりする機会が多い。最近はそういう人に当たっても凹まなくなってきた。

ネズきちくん:どろんぱに通い出したばかりの新規客。若いアフィリエイター。ちょっとKY気味で出禁にされていたが、最近はよく来る。ママが好きで何度も連絡先を聞くが、教えてもらえない。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


この勇姿もあとわずか…去勢手術予定“たまたま”を記念撮影!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「クリスマスローズ」で究極のほっぽらかし園芸!怠け者でも花いっぱい♡
 猫店長「さぶ」率いる我が花屋のある神奈川は地球温暖化の影響もあり、ここ近年の特徴は卒業式に桜咲くでしたが、今年は入学式...
人は「趣味が合わない相手」と恋に落ちることがある
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
結婚、出産、身分の違い…仲良かった友達に会いたくないのはダメな感情?
 学生時代を毎日一緒に過ごした親友。でも、年齢を重ねるに連れて「あんなに仲が良かった友達なのに、今ではもう会いたくない」...
かわいい“たまたま”が大集合!夕暮れの集会の議題はなあに?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
立ち止まっていても時間が進むのなら…
 立ち止まっていても時間が進むのなら、いっそのこと急がなくても良いのかも。  人は人、自分は自分。
「委ねる」は読めるかも? 「委しい、委せる」はなんて読むのかな
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
仕事帰り、ぶつかりおじさんのちかん被害に遭遇!?  私はどう対処すれば…
 先日、電車の中で「ぶつかりおじさん」に遭遇し、周囲に分からないような形で身体を触られました。あの時、自分はどんな対応を...
選ばなかった人生を歩む「もう1人の自分」と話してみたい
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
魅惑の“たまたま”の横から…モデル!? に立候補した茶トラ君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“刺身のツマ”じゃございません! 存在感爆上がりの「かすみ草」最新事情
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、神奈川の片田舎にあります。  大企業の研究所が多数点在しているせいか、他民...
同僚A「昨夜、課長と歩いてました?」同僚B「私も見ました」って…。職場グループLINE公開処刑!!
 グループLINEは、仕事上でもとても便利な連絡ツールですが、時に意地の悪い人がいるのも現実…。  職場での公開処...
ギャラ飲み収入だけで年400万円の貯金達成!元キャバ嬢が浪費しないワケ
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
【求む2期生!】頑張るシンママの収入UPをサポート☆応募して豪華プレゼントGET!
 日刊ゲンダイが運営する女性webメディア「コクハク」では、メディア制作に協力してくださる「コクハクリーダーズ第2期生」...
雪解けの水とハミングと。
 雪解けの水がすごい勢いで山からくだってくる。  流れの音に耳をすませば春の訪れを知る。  澄んだ空気を感じ...
ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...