男闘呼組が「金スマ」であの疑惑に言及、疑ってごめんなさい

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2023-04-02 14:09
投稿日:2023-04-02 06:00

金スマに男闘呼組、見参!

 BBCの件で世界から好奇の目で見られている、かどうかはわかりませんが、ジャニーズ事務所がなにかと話題です。

 先日もタッキーこと前副社長の滝沢秀明が新会社「TOBE(トゥービー)」を立ち上げたという報道がありました。ジャニーズ箱推しとしては、現役も元ジャニもみんなでエンタメ界を盛り上げてくれれば、いうことはありません。

 そういえば、3月24日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に男闘呼組が出演していました。男闘呼組と書いて「おとこぐみ」と読みます。木更津あたりの暴走族のような名前ですが、れっきとしたジャニーズからデビューしたグループです。

「1番聴いたロックミュージシャンが男闘呼組」

 1988年「DAYBREAK」でデビュー。当時はジャニーズ初のロックバンドで、ちょっと不良っぽいイメージでした。番組MC中居くんの憧れの先輩で、「1番聴いたロックミュージシャンが男闘呼組」とのことでした。

 番組では過去の映像などを見ながら、思い出話に花を咲かせるわけですが、ジャニーズなのに「踊らない」「衣装はバラバラ」「超やんちゃ」で、アイドル界の異端児といわれていたのもわかる気がします。

メンバーの悲喜こもごも

 メンバーは、ボーカル&リードギター担当・成田昭次(54)、ボーカル&ベース担当・高橋和也(53)、ボーカル&サイドギター担当・岡本健一(53)、ボーカル&キーボード担当・前田耕陽(54)の4人。

 岡本健一はグループ解散後もジャニーズに所属、2021年10月からはエージェント契約を結んでいます。元Hey! Say! JUMPの岡本圭人(30)は息子で、親子2代でジャニーズ所属というのが萌えポイントでした。

 もう一組、少年隊の植草克秀(56)と植草裕太(現・樋口裕太、28)も親子ジャニーズでしたが、どちらもジャニーズから離れてしまったのは残念です。

キムタクも憧れた先輩

 岡本は先日亡くなった劇団民藝の奈良岡朋子さん(享年93)に私淑し、演劇の基礎を学び、舞台俳優として読売演劇大賞最優秀男優賞や芸術選奨文部科学大臣賞ほか数々の演劇賞を受賞し、昨年、紫綬褒章を受章するなど、いまや演劇界の宝、これは凄いことです。

 昔の映像を見ると、木村拓哉(50)が岡本に憧れていたのがよくわかります。仕草や台詞の口調など岡本にどこか似ています。

 高橋和也は俳優として、テレビや映画、舞台などで活躍。最近では「ヒヤマケンタロウの妊娠」や「舞妓さんちのまかないさん」にも出演しています。発明家・ドクター中松氏が都知事選だか参院選に出馬した際、高橋が応援にかけつけてギターを弾いていたのをどこかの街角で見た記憶があります。

 ドクター中松氏と男闘呼組の高橋にどういう共通点が……と驚いたものでした。高橋は子だくさんでも有名で、6人子どもがいるというのも驚きです。

男闘呼組はアラフィフのイケオジに!


 前田耕陽は、最初の妻が「スケバン刑事III」の中村由真(53)で、現在の妻が関西でおなじみの「海原やすよ・ともこ」の姉ともこ(51)というのが、なんとも微笑ましく、それだけで、いいひとなんだろうなと思ってしまいます。

 そして、成田昭次。「金スマ」では、男闘呼組解散後、ソロで活動していた成田が過ちを犯し、地元の名古屋に戻り、芸能界を引退。地元で就職するなどで他のメンバーにとっては消息不明状態だった、と。高橋が共通の知人から成田のアドレスを入手し、メールを送ったことから、今回の復活劇に繋がった、と。

 昨年、29年ぶりに再始動した男闘呼組。今年は30年ぶりにツアーを回るとのこと。それぞれの人生を歩んできた4人が、29年の時を超えて結集。50代後半になった4人はなかなかのイケオジになっていて、ファンとしてもこんなに嬉しいことはありません。

SMAPもいつの日か…

 若い時の尖っていた頃よりもカッコいい、と思ってしまいました。いい感じに年を重ねたのがわかります。当時はエアバンド疑惑もありましたが、ちゃんと演奏していたというのも本人たちの口から聞けて納得です。疑ってごめんなさいでした。

 先輩たちの笑顔に、中居くんの胸中は複雑だったのではないかと察します。SMAPもいつの日か、活動再開できることを願ってやみません。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

エンタメ 新着一覧


「ばけばけ」岡部たかしの“芸達者ぶり”に感心…。そして北川景子の夫・DAIGOの登場に期待したいわけ
 病に倒れた雨清水傳(堤真一)。トキ(髙石あかり)は日頃、お世話を焼いてくれる傳への恩返しのため、看病を買って出る。日中...
桧山珠美 2025-10-15 16:30 エンタメ
Snow Manが“客寄せパンダ”と物議も…無視できない多大なメリット。異様に高い“再生数”で海外の注目を集めるか
 韓国の人気音楽番組「ミュージックバンク」(KBS)が主催する12月の「2025 MUSIC BANK GLOBAL F...
こじらぶ 2025-10-14 11:45 エンタメ
【芸能クイズ】再始動のダウンタウンに期待の声。では「笑ってはいけない」第1回の“ペナルティー”は何だった?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
“超豊作”の秋ドラマがアツい! 大泉洋×野木亜紀子に期待爆発、三谷幸喜の“クセ強ドラマ”はジワ伸びの予感?
 夏の暑さが落ち着き、心地よい夜風が吹くこの季節。ドラマの秋がやってきました!  2025年の秋ドラマは、まさに「...
「ばけばけ」お見合い相手は“べらぼう”の29歳俳優じゃないか!過去“朝ドラ”女優も登場で今後が楽しみ
 両家の親同士も良好な雰囲気で、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)のお見合いはうまくいきそうな空気に。このままいけば結...
桧山珠美 2025-10-11 12:30 エンタメ
フワちゃんを許すことが“大人”なのか? 非常識な人にブチギレるのは当たり前ではないのか
 Xで芸人・やす子に対して、《おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす》と揶揄する投稿をしたことをきっかけ...
堺屋大地 2025-10-10 13:06 エンタメ
永野芽郁、「お兄ちゃん」呼びの“癖”を暴露されて可哀想。“妹アピ”に騙される単純な男が多すぎる件
 今年4月、田中圭との不倫疑惑スキャンダルで世間を騒がせた永野芽郁が、3年ほど前の交際相手・坂口健太郎から二股をかけられ...
堺屋大地 2025-10-09 11:45 エンタメ
「ばけばけ」トキ(髙石あかり)の妄想に一瞬、脳がフリーズ。ほんわかテイストに賛否が分かれそう?
 ついに貧乏脱出のチャンス! はじめてのお見合いに挑む、トキ(髙石あかり)。  司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千...
桧山珠美 2025-10-08 14:34 エンタメ
藤井風、92歳の黒柳徹子を“乙女”に変えるフェロモン。ついにシニア世代まで色気がバレたか
 最近、藤井風のことが気になって仕方がありません。9月5日に3rdアルバム『Prema』が発売。それに伴い、9月はメディ...
笑顔がこわい!「ばけばけ」トキ(髙石あかり)の“顔芸”が完璧だった。見どころの一つだと確信した回
 貧乏脱出のため結婚を目指す、トキ(髙石あかり)。しかし、チヨ(倉沢杏菜)とせん(安達木乃)と行った恋占いの結果は一人だ...
桧山珠美 2025-10-06 17:13 エンタメ
平野紫耀らの「脱退発表」から約3年…Number_iとKing&Prince、それぞれの現在地と課題。“二大天然ボケ”不在の影響はあるか?
 2022年11月、King & Prince(以下、キンプリ)から2023年5月をもって平野紫耀(28)、神宮寺勇太(...
こじらぶ 2025-10-05 11:45 エンタメ
「ばけばけ」は“聖地巡礼”したくなる朝ドラの予感。実際にある島根県・八重垣神社の“恋占い”してみたい!
 明治19年。トキ(髙石あかり)は、借金を返すために親戚の雨清水傳(堤真一)が経営する機織り工場で働いていた。しかし、膨...
桧山珠美 2025-10-04 10:42 エンタメ
「あんぱん」アンパンマンは粒あんか、こしあんか…“お遊び”が楽しかった特別編。蘭子の“その後”はモヤモヤだけど
「あんぱん」が終了したと思ったら、早くも翌週の9月29日(月)~10月2日(木)の四夜連続で、スピンオフが放送されました...
桧山珠美 2025-10-04 08:00 エンタメ
「ばけばけ」しめこ汁に“朝から残酷”の声もあるけど…ピーターラビットの話を思い出す
 突如、トキ(福地美晴)やフミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)の前から姿を消した司之介(岡部たかし)。何日経っても家...
桧山珠美 2025-10-02 15:48 エンタメ
「ばけばけ」は往年の名作を越えられるか? 「虎に翼」から続く岡部たかしの“父親”像が楽しみだ
 この世はうらめしい。けど、すばらしい。没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)と外国人の夫・ヘブン(トミー・バストウ)。怪...
桧山珠美 2025-09-29 17:50 エンタメ
「あんぱん」最終回。半年間、2人を見守ってきた視聴者にはグッとくる場面…ま、終わりよければすべてよし!
 のぶ(今田美桜)の病室に着いた嵩(北村匠海)は、にっこり笑うのぶの姿に胸がいっぱいになる。その後退院したのぶは、嵩に自...
桧山珠美 2025-09-27 15:10 エンタメ