金スマに男闘呼組、見参!
BBCの件で世界から好奇の目で見られている、かどうかはわかりませんが、ジャニーズ事務所がなにかと話題です。
先日もタッキーこと前副社長の滝沢秀明が新会社「TOBE(トゥービー)」を立ち上げたという報道がありました。ジャニーズ箱推しとしては、現役も元ジャニもみんなでエンタメ界を盛り上げてくれれば、いうことはありません。
そういえば、3月24日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に男闘呼組が出演していました。男闘呼組と書いて「おとこぐみ」と読みます。木更津あたりの暴走族のような名前ですが、れっきとしたジャニーズからデビューしたグループです。
「1番聴いたロックミュージシャンが男闘呼組」
1988年「DAYBREAK」でデビュー。当時はジャニーズ初のロックバンドで、ちょっと不良っぽいイメージでした。番組MC中居くんの憧れの先輩で、「1番聴いたロックミュージシャンが男闘呼組」とのことでした。
番組では過去の映像などを見ながら、思い出話に花を咲かせるわけですが、ジャニーズなのに「踊らない」「衣装はバラバラ」「超やんちゃ」で、アイドル界の異端児といわれていたのもわかる気がします。
メンバーの悲喜こもごも
メンバーは、ボーカル&リードギター担当・成田昭次(54)、ボーカル&ベース担当・高橋和也(53)、ボーカル&サイドギター担当・岡本健一(53)、ボーカル&キーボード担当・前田耕陽(54)の4人。
岡本健一はグループ解散後もジャニーズに所属、2021年10月からはエージェント契約を結んでいます。元Hey! Say! JUMPの岡本圭人(30)は息子で、親子2代でジャニーズ所属というのが萌えポイントでした。
もう一組、少年隊の植草克秀(56)と植草裕太(現・樋口裕太、28)も親子ジャニーズでしたが、どちらもジャニーズから離れてしまったのは残念です。
キムタクも憧れた先輩
岡本は先日亡くなった劇団民藝の奈良岡朋子さん(享年93)に私淑し、演劇の基礎を学び、舞台俳優として読売演劇大賞最優秀男優賞や芸術選奨文部科学大臣賞ほか数々の演劇賞を受賞し、昨年、紫綬褒章を受章するなど、いまや演劇界の宝、これは凄いことです。
昔の映像を見ると、木村拓哉(50)が岡本に憧れていたのがよくわかります。仕草や台詞の口調など岡本にどこか似ています。
高橋和也は俳優として、テレビや映画、舞台などで活躍。最近では「ヒヤマケンタロウの妊娠」や「舞妓さんちのまかないさん」にも出演しています。発明家・ドクター中松氏が都知事選だか参院選に出馬した際、高橋が応援にかけつけてギターを弾いていたのをどこかの街角で見た記憶があります。
ドクター中松氏と男闘呼組の高橋にどういう共通点が……と驚いたものでした。高橋は子だくさんでも有名で、6人子どもがいるというのも驚きです。
男闘呼組はアラフィフのイケオジに!
前田耕陽は、最初の妻が「スケバン刑事III」の中村由真(53)で、現在の妻が関西でおなじみの「海原やすよ・ともこ」の姉ともこ(51)というのが、なんとも微笑ましく、それだけで、いいひとなんだろうなと思ってしまいます。
そして、成田昭次。「金スマ」では、男闘呼組解散後、ソロで活動していた成田が過ちを犯し、地元の名古屋に戻り、芸能界を引退。地元で就職するなどで他のメンバーにとっては消息不明状態だった、と。高橋が共通の知人から成田のアドレスを入手し、メールを送ったことから、今回の復活劇に繋がった、と。
昨年、29年ぶりに再始動した男闘呼組。今年は30年ぶりにツアーを回るとのこと。それぞれの人生を歩んできた4人が、29年の時を超えて結集。50代後半になった4人はなかなかのイケオジになっていて、ファンとしてもこんなに嬉しいことはありません。
SMAPもいつの日か…
若い時の尖っていた頃よりもカッコいい、と思ってしまいました。いい感じに年を重ねたのがわかります。当時はエアバンド疑惑もありましたが、ちゃんと演奏していたというのも本人たちの口から聞けて納得です。疑ってごめんなさいでした。
先輩たちの笑顔に、中居くんの胸中は複雑だったのではないかと察します。SMAPもいつの日か、活動再開できることを願ってやみません。
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