VIP席での禁断のセックス
そこからは急展開だ。2人は抱き合い、キスをする。そして、あろうことか、先ほどまで接客していたVIP席でセックスをしてしまう。
ホステスと黒服の恋愛はもちろん禁止だが、R美さんには心のよりどころを求めていた。周囲には秘密で彼との関係を望んだのだ。
――私、担当のNさんのためにも一生懸命に頑張るから。売り上げを増やして、お客さんもいっぱい呼ぶから……。だから……お願い。
R美さんは彼に有利な条件を告げた。ホステスの成績が良ければ、担当の株も給料も上がる。今ここで彼を逃すわけにはいかない――。
ただ、シャンデリアが灯る空間で、服を脱ぐことだけはためらわれた。R美さんはひどい妊娠線と帝王切開の傷跡にコンプレックスを感じていたからだ。ゆえに、ワンピースを着たまま、パンティだけを脱いで挿入に至った。
仕事場所でもある店内――それもVIP席での情事に、R美さんは「不謹慎だからこそ戸惑いと興奮」を味わっていた。
(私……本当に彼とセックスしてる……)
彼のペニスが抜き差しを繰り返す。
――ああ、締まってくるよ。すごい。
ザーメンを飲みほし「すごく幸せ」と
膣肉に寄越される摩擦と圧迫に、R美さんは耽溺する。セックスがこれほど気持ちいいと感じたのはいつぶりだっただろうか。
――ああ、もう……ダメ……ッ!
R美さんはずりあがるスカートを引きおろしながら、喘いだ。恍惚に浸っていても、決して妊娠線と帝王切開の傷跡は見せたくない――その思いが頭の片隅にあった。
やがて、彼が射精をほのめかした。膣奥への噴射はためらわれた。だからと言って、洋服やソファーを汚すことはできない。
直後、彼女は叫んでいた。
――く、口に出して……。
――えっ?
――口に……お願い。
ペニスが引き抜かれたと同時に、Nさんは腰を移動させ、R美さんも掴んだペニスを咥えこんだ。ドクドクと噴射する生温かなザーメンを、R美さんは飲みほした。
驚く彼を見つめながら、「ありがとう……私、すごく幸せ」とほほ笑みながら。こうして男女の関係となった2人だが、その後、R美さんは彼の恐ろしい本性を知ることとなる。R美さんの運命は――?
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