どんな人にも使える!万能な「励ましテクニック」のコツは視点の切り替え

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-06-09 06:00
投稿日:2023-06-09 06:00
 友だちが落ち込んでる時、みなさんはどうやって励ましますか? おいしいものを食べに行ったり、話を聞いてあげたり……。
 いろいろと方法はありますが、私はほぼ100%、いつも同じ方法を使うようにしています。これがけっこう有効なんです。

友人が落ち込んでいたら、どうする?

  

 

強く共感することで、相手の視点を変える

 友だちが凹んでいる姿を見るのはつらいですよね。きっと誰でも「なんとかしてあげたい」と思うはず。

 でも自分に置き換えて考えてみると、本当に苦しい時、励ましの言葉って届かないことがありませんか?

 基本的に人を励ます時にはポジティブな言葉をたくさんかけたり、気をそらせるような楽しい話題を提供したりします。

 悩みを解決する、というよりも忘れさせるようとする感じで。でもその効果は思ったよりも短いんですよね。だから私は、大袈裟すぎるくらいに共感するのを大事にしています。

相手と同じ感情になってみる

 友だちの感情に大いに乗っかってしまいます。泣いていれば私も泣き、怒っていれば私も怒る。それも相手の10倍くらい大袈裟に。

 そうするといつの間にか「落ち着いてよ~!」と笑ってくれたり、「いや、そんなに言うほどの大ごとじゃなかったかも」と前向きになってくれたりするんです。

 ”悲しみの当事者”から”悲しんでる人を見る第三者”に視点が切り替わるから、逆に私がフォローされるなんてことも。どんな人間も共感されるのは嬉しいものです。

 友だち関係だけでなく、先輩後輩、お客さん相手にもかなりおすすめです。

 ただし、とても自分の感情を消費するので無理は禁物。ここぞ! といった場面でぜひ活用してみてください。

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。姉御肌で困っている人を見ると、つい情が湧いてしまうタイプ。お客さんの悩み相談を聞きすぎて寝不足の日も少なくない。

ママ:どろんぱのママ。お客さん、女の子からも絶大な信頼を集める人格者。コミと同じく悩む相談をされる時も多いが、あっさり解決するのがほとんど。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


静謐な深い山の中
 何か深いことを考えようと思ったけれど  かすかな川の音を聴くだけで  ただ心が安らぐのだね
セクシーな男の余裕が尊い! 不意にポロリした“たまたま”にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第87回「こたつチャージ」
【連載第87回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【女ことば】「眉目秀麗」は誰に当てはまる“褒め”四字熟語?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「38歳です」→マチアプ男「あーwww結構いってる」って感じ悪っ! 縁切り不可避LINE3選
 自分のLINEを読んで相手がどう捉えるか、どんな気持ちになるかまで考えられない人や、わざとトゲのある言い方をしたがる人...
「無能の鷹」の菜々緒もビックリ? 一丁前に仕事ができる風に見えるLINE3選
 どう見てもキャリアウーマンに見えるのに、衝撃的に無能な新入社員の日々を描いたドラマ「無能の鷹」が話題になりました。 ...
「おじたちから評判いいよ」で得た自分の価値。パパ活女子の末路は惨め一直線なの?
 恵比寿のエステサロンで働いている晴乃は、同い年のお客様である港区女子のまひなから誘われ、ギャラ飲みに参加する。気乗りは...
「ギャラ飲み」初体験女子が港区で受けた洗礼。富裕層おじがニヤつくワケは…
 恵比寿のエステサロンで働いている晴乃。お客様の中でも港区女子のまひなは、同い年の晴乃を見下し顎でこき使う。1カ月の食費...
モブキャラ自認の23歳が「パパ活」に落ちるまで。50万円のヴァンクリに「興味ない」は言い訳?
「倉持様、こちらでお待ちいただけますか」  恵比寿から徒歩5分。山手通り沿いのビルにある美容整体サロン。受付の山本...
ママ友界隈の事件簿10連発。キャベツ枕、ゴミ屋敷、NO予防接種の自然派ママまで…今日も激ヤバ!
 子供がいると避けて通れないのが、ママ友とのお付き合い! 気が合えばいいですが「付き合うのが面倒」と思うママ友もいるでし...
人生64年ずっと実家暮らしですが何か? 介護に看取り…「子ども部屋おじいさん」が至った境地
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
プロフの名前が『(^^)』に不信感! LINEから滲み出る信用できない人の特徴3つ
 信用できない相手と仲を深めようとする人は、まずいないでしょう。むしろ警戒心が芽生え、距離を置こうとするはずです。あなた...
「スパッツ」も古いの!? 今すぐアップデートしたいファッション用語8選
 ファッション業界の移り変わりは、とても早いですよね。同じアイテムでも、気が付けば呼び名が変わっていることも…。とくに4...
腐女子歓喜! BLさながらのイチャイチャ“たまたま”に胸キュン♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
年末の定番「シクラメンって古くない?」その感覚こそ古すぎる!進化系続々、安価・高価な株の違いは…
 今年も順当に(?)曖昧な秋が過ぎていきなりの冬になったかと思うと、残すところ1カ月を切り、お歳暮シーズン真っ只中。ただ...
職場Gに送った激ヤバ誤爆LINE8選。「先生、夜勤ズル休みしたから会えそう♡」で全部バレちゃった
 職場のグループLINEは、仕事を円滑に進めるために、今や欠かせないものでしょう。でも、あろうことかそんな職場LINEに...