“地獄の育休”で病む寸前…先輩ママたちのしんどいエピソード&解消法

コクハク編集部
更新日:2023-07-18 06:00
投稿日:2023-07-18 06:00
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。でも、育休には体力面で休める点や子供のそばにいられるなどの大きなメリットがある一方、精神的につらい状況になってしまう人も……。
 今回は育休中に精神を病む寸前までいってしまったつらいエピソードや、解消法をご紹介します。

もはや病む寸前…育休中に体験したしんどいエピソード4つ

 さっそく、育休中にしんどい思いをした人のエピソードを見ていきましょう。

1.「社会からの孤立感がつらい」

「待望の第一子を出産し、楽しみにしていた育休。でも、いざ育休を取得してみると、赤ちゃんと2人きりの生活に社会からの孤立感を強く持ちました。ストレスのはけ口もなく、毎日赤ちゃんと一緒に泣いていた気がします」(30代・IT関係)

 仕事に生きがいを感じている人ほど、育休中に社会からの孤立感を抱き、つらい思いをしてしまうようですね。

2.「名もなき家事の多さに絶望」

「両親が離れた場所に住んでいるため、ほぼワンオペの育休でした。育休中は、名もなき家事がまったく終わらず自分の時間はゼロ。夫に家事を頼みたいけれど、仕事をしてくれているからと思って言い出せず、本当につらかったです」(30代・広告代理店勤務)

「家にいるから」という理由で妻がすべての家事を負担するケースもあるようですね。でも、育休中も家事は分担してほしいものです。

3.「夫との意識の違いで険悪なムードに」

「出産して育休を取得してから、それまで仲の良かった夫との関係が最悪になりました。子育てに対しての責任感がまったくなく、『手伝おうか?』『ママじゃないからわからない』というセリフに、幻滅。私だって子育てははじめてなんだから!」(30代・保険会社勤務)

 育休中にどれだけ夫が子育てに参加してくれたかで、その後の夫婦関係が決まる気がします……。

4.「ホルモンの変化についていけず…」

「ポジティブ思考の私は、育休中も子育てを楽しめると思っていました。でも、実際には出産してからは涙もろくなったり、感情の浮き沈みが激しくなり、大人の話し相手がいない赤ちゃんと2人の生活に、相当追い詰められました。産後のホルモンの変化は侮れません」(20代・アパレル関係)

 妊娠中だけでなく、産後も女性の体のホルモンバランスは大きく変化します。育休中は、心の面でもしっかり夫にサポートしてほしいですね。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


見た目は熟女、心は小学生。アドレナリン全開踊り子の夏休み初日。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
にゃんたま、悩殺の毛づくろいタイム…!「にんげんもちゃんと、整えてるか?」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
結局、暑いの平気な花ってどれ? 花屋が激推しする「夏の花」5選。ユリは日持ちとコスパの良さに文句なし!
「暑い!」というより「痛い!」が正しいような気がする今年の夏。  外に出かけようものなら「命懸けかい?」と、ためら...
そう来る!? AI提案の「酷暑の乗り越え方」に笑った。私が考えたオリジナル“心理的”対処法も教えます
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
終わった…海外トラブルで冷や汗。20代女子のリアルな旅行ハプニング、消えた荷物はどこに!?
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
なぜ40~50代に参政党がウケたのか? 参議院選挙の"もうひとつの争点"、氷河期世代の本音
 2025年参院選で争点のひとつに「就職氷河期世代」の支援策もかかげられた。  1993年から2005年にかけて社...
正直いりません!ダサい服を送ってくる義母。悩める主婦がとった“仕方ない”手段「どうなんだ? とは思うけど…」
 令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
やば! ブラ紐が“チラ見え”した時どうしてる? スマホ使ったスマートな技も
「えっ、ブラ紐見えてたかも…?」ふとした瞬間に自分のブラ紐が見えていることに気づくと、恥ずかしさで焦ってしまいますよね。...
「帰省キャンセル界隈」は親不孝じゃない。実家に帰らないための冴えた言い訳
 色々な理由で帰省をしない人はたくさんいます。帰りたくない理由があるのなら、無理にしなくていいのかも。 (コクハク...
ポンポン尻尾にメロメロ♡  “にゃんたま”丸見えの姿に心をくすぐられちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第101回「くまさんスイカ!シャクシャク」
【連載第101回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【“偏”探しクイズ】共通する偏をみつけて2文字の熟語を2つ作ろう(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「頑張りが伝わってきたよ」ママ友の言葉にホロリ…思わず嬉し泣きしたLINE3選
「LINEに救われた」という経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 連絡手段として用いられるLINEが、救世主のよう...
浴衣の下って何を着ればいいの? 下着をつけたくない場合の最適解とNG行動
 夏休み、家族や友人と旅行に出かける人もいるでしょう。でも、意外に知られていないNG行動のせいで、恥をかくことも…。 ...
「来月はハワイ♡」ってダルっ…。“幸せアピ”がウザい女友達のLINEエピソード
 自分が幸せの中にいるとき、周りに話したくなったりアピールしたくなったりする人もいるはず。でも、相手に「ウザい」と思われ...
「スナックのママ=不美人」説は本当か? 超納得のシンプルな理由を解説します
 「スナックのママって、そんなに美人いないよね」  これ、みなさんも思ったこと or 聞いたことないですか? 私は...