介護という名の人生の修羅場、認知症の母ともみ合っても受け入れられない

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2024-07-09 21:51
投稿日:2023-08-19 06:00

発想の転換? 介護=自分磨きと考える

 ところで、介護のような「人生の修羅場」というか厳しい状況って、人間を磨くと思うのよ。つらくて大変な経験が人間に深みや幅をもたらして、より魅力的にするんじゃないかなあ。だって、映画やドラマ、小説の主人公や歴史に名を残すような人の人生って、大体みんな波乱万丈だよね?

 だから、エステやジムで自分磨きをするのもいいけれど、お金もかからずに自分を磨けて、親孝行になるのが介護だと考えたら、少しは気分がいいんじゃないかな。まあ、そう思わないとやってられないんだけどさ!

 そしてオレも介護を経験することによって、こんな魅力的な63歳になりましたしね!(自信満々なドヤ顔で)

──やっぱり、ただのナルシスト?(笑)いつもの山口さんで良かったです。

「介護未来戦略方針」に期待!

 よく介護を「子育て」に例える人がいるけど、徐々にラクになっていくのが子育てで、介護は徐々に大変になっていくんだよね。そして、それがつらいところでもある。

 先日、政府が少子化対策の実現に向けた「こども未来戦略方針」を閣議で決定したけど、ついでに「介護未来戦略方針」とかも考えていただきたいと思うのよ。そっちを早く対応してほしい地域もあるだろうし。

 今回、割りとマジな話でしたが、ふざけた話からシリアスな話まで、幅広く深い話ができるのもオレが介護を経験したからでしょうか? え、違うか(笑)。

 要望があればそのうち、介護生活のもう少しつっこんだ話なんかもしゃべってみたいと思ってます。皆さん、DOなのYO!! 次回も楽しみに。

(聞き手・箕浦恵理/コクハク編集部)

【童貞のつぶやき】

 オレの肩書き(?)のプロ童貞を素人童貞の逆で、素人の方とは一戦交えたことはあるけど、風俗とかには行ったことのない、「いわゆるプロの方とは一戦交えたことのない人」だと思っている人達がいるようです。

 オレは素人もプロの方とも、というか誰とも対戦したことのないモノホンのガチ童貞で、なおかつ童貞を職業にしてる「プロフェッショナルな童貞」という意味で「プロ童貞」を名乗っているワケで。皆さん、そこをミスアンダースタンドしないようご注意ください!

 しかし、童貞でお金を稼げるのって世界広しといえども、オレ一人じゃないの~? 童貞戦線本日も異状なし。

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


3万のフレンチ? 1カ月の食費ですけどー!心で泣いた“女子飲み”の誘い
 仲良くしている友達や、恋愛対象として見ていた人との会話で「私とは住む世界が違う……」と感じた経験はありませんか? 今回...
【45歳からの歯科矯正】歯科矯正の洗礼か! 頬がこけ、そして便秘に…
 総費用160万円かけてワイヤー矯正(表側)に踏み切った“40代半ば婦人”の歯科矯正ほぼほぼリアタイ体験談です。  今...
男性用のレース下着って知ってる?トム・クルーズと極道の「色気」の正体
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
やっぱりハブられてる? 飲み会に自分だけ誘われない理由と3つの対処法
 自分は仲良しだと思っていたグループで、自分以外のメンバーが飲み会をしていた…… なんてことが発覚したら、かなりショック...
察知できないから危険でヤバい!「ステルス地雷系の競わせ屋」の罠こわっ
 みなさんの周りには、どんなヤバい人がいますか? あ、いると決めつけてすみません……。でも正直、「この人、ヤバいな」とす...
縦も横もななめも…直線だけで造られた街の違和感と落ち着き
「なんだか不思議な風景だな」とファインダーを覗いたら、その理由に気がついた。  縦も横もななめも、すべて直線だけで...
私は佳代だよ、レイちゃんってかすりもしねえ! 関係が終わった決定打!!
 仲良しの女友達や意中の彼からのLINEでも、幻滅したり、縁を切りたいと思ったりすることはありますよね。  今回は...
40女スーパー銭湯でととのえず、ぴーちくぱーちくな先客にモヤった話
 スーパー銭湯が好きです。週末のランニングがてら、あちこちの施設に出向いております。広い湯船にざっばーん! からの~、サ...
まるで御神体のよう! 美しく雄々しい“たまたま”に幸せを祈ります…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
どれくらい実践してますか? 家でできる環境にいいこと「7つの習慣」
 子供たちに限りある資源を残すためには、私たちの日々の努力が欠かせません。今回は、みんなが普段心がけている環境にいいこと...
胡蝶蘭はお祝い専用? 寺の住職から聞いた「お悔やみ花」としての需要
「つかぬことをお伺いしますが……」  猫店長「さぶ」率いる愛すべき我が花屋には、お客様から毎日のように“ちょっと困...
台無しなんですけど!家族旅行なのに「夫のイライラ言動」と4つの予防策
 世の女性の中には、せっかくの家族旅行中、「夫のイライラする言動」によって、楽しい雰囲気が台無しになってしまうケースも…...
“頑張り屋のメンヘラ”が「セルフラブ」という人生の処方箋を知りました
「セルフラブ」という考え方は、確実に私の人生に大きな影響を及ぼしています。  セルフラブについて学び始めた時「世界...
【にわか呑み鉄】電車とビール好きにたまらない「流鉄BEER電車」に参戦
 さる9月2日(土)、千葉県流山市で「電車好き」と「ビール好き」垂涎の1日限りのイベントが開催されました。  通常は入...
かつて入り浸った店も 横丁の思い出も時代と共に変わってゆく
 昼間の細い路地を軽装の観光客が闊歩する。  誰かにとってはノスタルジーでも、また違う誰かにとっては新鮮に映るんだ...
にゃんたま写真の成立には“たまたま”への愛のピントがマスト
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...