手芸初心者が挑戦!思い出の子供服をくるみボタンに 2023.7.27(木)

コクハク編集部
更新日:2023-07-27 06:00
投稿日:2023-07-27 06:00

裏側の処理をどうするか問題

 先ほどもお伝えしたように、くるみボタン専用のキットであれば2つのパーツをはめ込むだけで完成するのですが、私が購入したのはプラスチックの“中身”のみ。裏側をとめるパーツはありません。

 レジで店員さんに「裏はどうすればいいんですかね?」と聞いたところ、「皆さん、合皮や厚紙をボンドで貼ったりして、自分で処理しているみたいですよ」と教えてくれました。

 合皮も厚紙もないし、なんだか難しそう……。ふと、さっきまで食べていた「凄麺」の容器に目がいきました。

 素材といい厚さといい、もしかしてこれちょうどいいんじゃないの?

 ラーメンの容器をキッチンの洗剤で洗って乾かし、カッターでくり抜いて、ハサミで形を微調整すると想定通りにはまりました!

 ボンドで貼り付けて押さえます。完全に乾くまで1日ほど上から重い本などを置いて密着させます。

 糸を通す穴がないので、正確にはくるみボタンではなくなってしまいましたが、なんとか完成。伸縮性のある素材に苦戦したけれど、コロンとした形がクマの素朴な雰囲気にマッチしてイメージ通りのものができました!

思い出を小さくかわいく保管

 子供ってびっくりするくらいどんどん成長しますよね。服はすぐに着られなくなるし、新たに必要になる物も多いので、意識して手放していかないと家が子供の物であふれかえってしまいます。

 それでも、写真や頭の中の記憶のプラスアルファで少しだけ「小さな思い出」を手もとに残せたら、いつかそれを眺めながら、赤ちゃんだった子供たちや、彼らを生かすのに必死だった自分の姿を思い出すこともあるかも。

 今回は自ら手を動かしたことで、さらに思い出深いものになった気がします。よかったら試してみてくださいね!

(編集M)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【動物&飼い主ほっこり漫画】第107回「復活のアフロ!」
【連載第107回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「橋(キョウ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「誰よりも頑張っていた」に号泣…心に響いた恩師の言葉4つ。叱咤も温かい言葉も忘れない
 学生だったあの日も、遥か昔…。アラサー・アラフォーになると思い出は徐々に薄れていきますよね。でも、心に響いた温かい言葉...
可愛すぎやろ! 母のLINEに“キュン”連発♡ トーク画面はメモ帳じゃないってば
 自分を育ててくれたお母さんを「すごい」「敵わない!」と、尊敬している人も多いでしょう。でもたまに見られる可愛い姿にクス...
それ、実は「マネハラ」です。身近にある“お金”のハラスメント。飲み会への強制、プレゼント代徴収もアウト!?
 お金にまつわるあらゆるハラスメントを指す「マネーハラスメント=マネハラ」をご存じですか? 実は身近なところで遭遇する機...
「お受験したい」6歳娘の言葉にアタフタ。“公立で十分”は親の勝手な思い込みですか?
 それは、現・小学1年生である我が娘・ミオリ(みーちゃん)が保育園年長の夏であった。彼女は突然、母である私にたずねてきた...
エモすぎ注意!平成女児グッズ、何が好きだった?シール帳にロケット鉛筆…あの頃の思い出エピ【流行語大賞ノミネート】
 2025年の新語・流行語にノミネートされた「平成女児」というキーワード。平成時代に女児だった人たちがが大好きだった文化...
神聖なる“にゃんたま”様、願いを叶えて…!「世界中のネコ様が幸福でありますように」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
それ“和牛”違いですよ! コントのような「おばさん」二人の会話に更年期の私が救われたわけ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
失敗ばかりの「ミモザの鉢植え」、成功の秘訣は“マニュアル外”の育て方にあり? 4年目で気づいたコツ
 晩秋の風がひんやりと肌を撫でるころ、ワタクシの中でそわそわし始める植物がございます。それはずばり、ミモザちゃん。 ...
一生ついて行きます! 職場にいた“理想の女上司”エピソード集「とにかく帰っていい」の言葉に泣いた…
 あなたにとって「理想的な女上司」とはどんな人物ですか? 漠然としたイメージ、あるいは具体的な条件などはあるでしょうか。...
LINEの誤爆で思い出す、中学時代の“ある事件”。女子同士の「手紙回し」にあった残酷な一面
 あの頃の手紙は、今のSNSより不器用で、でもずっと真剣だった。速さに追われる時代に、言葉を選ぶ“間”の大切さを思い出さ...
え、私の息子はどこに? 義母のインスタで知った“孫”格差。プレゼントやお年玉にも露骨な線引きが…
 幸せなはずの結婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
 “にゃんたま”の不敵な笑みにノックダウン!「キミはどう撮るのかな?」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【漢字探し】「椛(モミジ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「お漏らししたのよ〜」って何歳の話!? 実家で震えた家族のありえない言動5つ。結婚・出産話もしんどい…
 楽しみにしていた連休、久しぶりの実家。でも実際に帰省してみると、想像以上に精神的ダメージを受けることも少なくありません...