ペットボトルの炭酸水で考えてみた 物の価格・人の価値は「環境」次第!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-08-11 06:00
投稿日:2023-08-11 06:00
 みなさんは“自分の価値”について悩んだ時はありますか? 職業柄と性格のせいで、私はけっこう考え込んでしまうタイプなのですが、そんな時はいつも思い出す話があります。
 それはペットボトルの飲み物の話。当たり前のようなんだけど、凹んでる時は忘れがちなのでシェアさせてください。

場所で変わる飲み物の値段

 

 

 

 

同じ人間なのに、場所によって評価は真逆

 みなさんは普段飲み物を買う時、どこで買いますか? スーパー、コンビニ、自販機……。選択肢はいろいろありますが、同じ飲み物を買っても、場所によって値段って違いますよね。

 例えば、スーパーで100円で売っているペットボトル。これをコンビニで買えば150円、テーマパークの中にある自販機で買うと200円。どれも同じ飲み物なのに、です。違うのは場所です。

 つまり、物の価値は環境によって変わるんです。これは人間も同じ。

 よく「本当に自分を変えたかったら、環境を変えなさい」と聞きますよね。これはつまり、自分に価値がつく場所を探す努力をしなさいといった意味なんじゃないでしょうか。

環境次第で評価はガラリと変わる

 私はこれまでにいくつかのスナックで働きましたが、Aではものすごく重宝されてもBでは全然ダメだった、みたいな経験が何回もありました。私という同じ人間なのに、場所によって評価が180度違うんです。

 だから、私たち一人ひとりの価値に差はなくて、良く評価される場所を見つけられるかどうかが重要なんだと思います。

 うまくいかない時期も、長い時間凹んで縮こまるよりも、自分がうまくやれそうな環境を探すのに専念してみてはいかがでしょうか。

 もしも今、自分の価値みたいなものに悩んでいる人がいたら、ぜひ環境を変えてみてください。

 大丈夫、あなたはちゃんと価値のある人ですからね!

登場人物紹介

ママ:どろんぱのママ。生まれた時から自信に満ち溢れた人生を送ってきている。「私の価値がわかんないんだな」と判断すると、さっさとその環境を捨てるらしい。

ネズきち君:若いアフィリエイター。良くも悪くも空気を読めないので、初回で出禁にされていたが最近は認められている。ママが大好きなお金持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...
奢り奢られ問題…リュウジ氏にもう港区くるなよ?の反論、私達が学ぶこと
 ネットを大いに騒がせた「奢り奢られ問題」。料理研究家のリュウジ氏のSNS投稿が火種となり、多くの意見が寄せられました。...
「出世したくない人」激増のナゼ 共通する特徴と4つの理由に妙に納得…
 令和の今、社会人の中でも「出世したくない」と考える人が非常に増えているようです。少し前まではどうにかして出世してやろう...
5年に1度の逸材にゃ!ノーブルすぎる“たまたま”に思わず合掌
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
26歳ギャラ飲み女子の貯金額は3000万円!昼はOL、非港区系の堅実生活
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...