子育てしながら“がっつり”働く最適なタイミングは「年長さん」の結論

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-09-04 06:00
投稿日:2023-09-04 06:00
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザーを経て「ひでまる」と再婚。今では3人目の子どもが誕生し、5人家族で暮らすアラサーです。
 3人の子どもを抱えながら働くって、思っていたよりも大変! 本連載は子育てをしながらバタバタと過ぎていく毎日の中で、私が感じたことやちょっとした事件(笑)を「働くママのリアル」を通してお伝えします。

子ども3人を育てるには働くしかない

 みなさん今日もママ業お疲れ様です! 前回は「我が子の盗み癖」についてお話しました。

 この盗み癖は現在も治っておらず……。最近も17回目の盗みを行いました。もうどうしたらいいのか分かりませんが、まずはしっかりと発達の検査を受けることから始めようと思っています。

 そんな長男の行動に注意をしなければならないとは思いつつも、子ども3人を育てていくためには仕事をして稼がなければなりません。

 ですが、末っ子はまだ幼稚園児。急な体調不良や行事などでお休みせざるを得ない場面も多いです。

 私の場合、最初は簡単な在宅ワークで少しずつ稼いでいたのですが、今では9時~17時まで働きながら安定した給与を得ています。実を言うと、この環境を手に入れるまでコツコツと下積みを重ねてきました(笑)。

 今回は、私が感じた「子育てしながら働く&時間を増やす最適なタイミング」についてお話します。

こども園に入ってがっつり働こう! と思った矢先に…

 末っ子が入園した幼稚園は厳密には「幼稚園型認定こども園」といって、幼稚園のような教育をしながら保育園のように預かり保育が充実している、両方の良い部分を合わせ持った仕組みを取り入れています。

 なのでわりと働きやすい部類には入るのですが、周りのママさんを見ていると働いている方とそうじゃない方は半々の割合です。

 その理由のひとつに、預かり保育の定員が満員であることが挙げられます。年少から入園しても、預かり保育は年長の家庭が優先して預かるので空き枠が限られてしまい、利用不可となる場合も。そうなると、来年まで空き枠を待つか、保育園に転園やファミリーサポート・ベビーシッターなどを検討する必要がでてきます。

 さらに、預かり保育には「子ども・子育て支援新制度」に基づく給付認定で「2号認定」と認められれば、市町村が利用料を補助してくれる制度があります。やはり、みなさんこの制度を使って利用したいというのが本音です。

 しかし、保育園のようにはじめから長時間保育が基準となっていないために、こども園の場合は預かる人数にあらかじめ制限が設けられています。

新2号認定と2号認定には補助金に違いが

 我が家の場合は今の土地に年中の夏頃に引越してきたため、途中入園。案の定、最初は預かり保育を利用できませんでした。

 そんななか、冬休み前に空きが出たため、預かり保育の利用ができたのですが……。実際には、週3日までの利用かつ2号認定にはなれず、新2号認定での利用。

 新2号認定も補助は出ますが、2号認定に比べて補助の金額に上限があるため、毎月数千円持ち出しが出る形となりました。

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


あの人気観葉植物が地震を予知!? 植物の異変から事前兆候を察知する話
 テレビ画面に映し出される南海トラフの「巨大地震注意」の文字…。不安で心が押しつぶされそうになりますな。ワタクシが生...
アプローチ中のおんにゃの子は塩対応? “たまたま”の恋の行方にドキドキ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
盆地を見下ろす丘で
 盆地を見下ろす丘で。  くるくると回る風に吹かれ、空に風の交差点を観た。
ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル