ギャラ飲みとキャバの二刀流3年、整形費1000万円でデザインしてきた

田中絵音 日本合コン協会会長
更新日:2024-12-11 13:51
投稿日:2023-10-04 06:00

「ギャラ飲み」とは?

 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全国的に利用エリアが拡大していて、注目度が高まっているんです。

 ちなみに「ギャラ飲み」とは、男性(ゲスト)が女性(キャスト)にお金を払って食事やお酒を楽しんだりすること。「飲み」といっても飲食に限らず、美術館やゴルフコースを一緒に回ることもある、いわば『出張コンパニオン』に近い形態です。

 なかでも、大手サービス「pato」に登録するキャスト(通称「pato嬢」)は狭き門をかいくぐった美女だけがなれるとか。一体、どんな人が……?

 pato嬢として活動するキャストに話を聞きたいとキネカ社に連絡。彼女たちを取材してみると、驚くべき“素性(素顔)”が見えてきました。

 前回のpato嬢ルポ「『ギャラ飲み』は私の天職!月収100万円、一度だけ恋人関係に発展したお客様も…」は→コチラ

【話を聞いたpato嬢】エマさん(仮名/25歳)

 今回取材したのは、170cm近い長身でスレンダーなモデル体型のエマさん(仮名/25歳)。18歳から地元北海道でキャバクラで働き、22歳の時に友達から紹介されてpatoでも働きはじめました。

 その後、23歳で上京し、新宿から六本木へと主戦場を移しながら、キャバ嬢とpatoの二刀流で稼ぎ続けて3年が経ち、今に至ります。

 キャバクラのノルマはきつくてつらいけど、安定して稼げるのは魅力的。そして、そのストレスはpatoで楽しく飲むことで発散できているといいます。

キャバクラとpatoの掛け持ちで効率よく稼ぐ日々

 現在のエマさんの仕事の比重は、キャバクラは週4回の出勤で月100万円ほど、patoは週2~3回の出勤で月50~100万円ほどを稼ぎ、月収はおおよそ150~200万円です。

 毎月50~100万円は貯めており、貯金総額は800万円ほど。

「昔はブランド物にも興味があったけど、今は一切買わないですね。旅行にも食事にもお金を全く使ってません」と話すエマさんは、一体何にお金を使っているのでしょうか。

美容整形に1000万円!韓国へ手術しに行くことも…

 キャバクラとpatoの二刀流で稼いだお金の使い道は、「patoに出勤する時に着る男性受けしそうなタイトワンピースなどの洋服を買ったりもしますが、一番お金をかけているのは美容整形ですね」。

 その範囲も全身に渡り、脂肪吸引に250万円、糸リフトに100万円ほど、切る方のフェイスリフトに180万円など。

 中でも一番お金をかけているのが「鼻」で、入れたり取ったりとデザインを変えながら400万円は使ったといいます。

美容大国・韓国へ…

 ある時、切る方のリフトをしたかったものの、日本では1年半待ちになってしまう時があり、そんなに待てないので韓国へ行って手術を受けることに。

 韓国への渡航費や宿泊代も含めて総額250万円かかりましたが、手術前は飲食が制限されるため食事や観光も一切せずに、手術だけしてすぐに帰国したというのですから、その美容へのストイックさは並々ならぬものです。

「整形手術に伴う痛みの方は、大丈夫ですか?」と聞いたところ、エマさんは「もはや痛みは感じないですね。むしろ(綺麗になって)やったー! という気持ち」だと言います。

 周りのキャバクラ友達もみんな美容整形をしているそうで、中には総額2000万円以上もかけている人もいるのだそう! 美しくなるための資金を自分でしっかりと稼ぐために、キャバクラとpatoをかけ持ちして日夜働いているのです。

田中絵音
記事一覧
日本合コン協会会長
一般社団法人日本合コン協会会長、恋愛アドバイザー。2000回以上の合コンイベントに携わり、男女の恋愛心理に精通する。また一児の母であり、ママ向けイベントを行う「東京ママパーティー」の主宰も務める。著書に「こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)」
(双葉社)など。
ブログXInstagram

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


そう来る!? AI提案の「酷暑の乗り越え方」に笑った。私が考えたオリジナル“心理的”対処法も教えます
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
終わった…海外トラブルで冷や汗。20代女子のリアルな旅行ハプニング、消えた荷物はどこに!?
 日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
なぜ40~50代に参政党がウケたのか? 参議院選挙の"もうひとつの争点"、氷河期世代の本音
 2025年参院選で争点のひとつに「就職氷河期世代」の支援策もかかげられた。  1993年から2005年にかけて社...
正直いりません!ダサい服を送ってくる義母。悩める主婦がとった“仕方ない”手段「どうなんだ? とは思うけど…」
 令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
やば! ブラ紐が“チラ見え”した時どうしてる? スマホ使ったスマートな技も
「えっ、ブラ紐見えてたかも…?」ふとした瞬間に自分のブラ紐が見えていることに気づくと、恥ずかしさで焦ってしまいますよね。...
「帰省キャンセル界隈」は親不孝じゃない。実家に帰らないための冴えた言い訳
 色々な理由で帰省をしない人はたくさんいます。帰りたくない理由があるのなら、無理にしなくていいのかも。 (コクハク...
ポンポン尻尾にメロメロ♡  “にゃんたま”丸見えの姿に心をくすぐられちゃう
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第101回「くまさんスイカ!シャクシャク」
【連載第101回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【“偏”探しクイズ】共通する偏をみつけて2文字の熟語を2つ作ろう(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「頑張りが伝わってきたよ」ママ友の言葉にホロリ…思わず嬉し泣きしたLINE3選
「LINEに救われた」という経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 連絡手段として用いられるLINEが、救世主のよう...
浴衣の下って何を着ればいいの? 下着をつけたくない場合の最適解とNG行動
 夏休み、家族や友人と旅行に出かける人もいるでしょう。でも、意外に知られていないNG行動のせいで、恥をかくことも…。 ...
「来月はハワイ♡」ってダルっ…。“幸せアピ”がウザい女友達のLINEエピソード
 自分が幸せの中にいるとき、周りに話したくなったりアピールしたくなったりする人もいるはず。でも、相手に「ウザい」と思われ...
「スナックのママ=不美人」説は本当か? 超納得のシンプルな理由を解説します
 「スナックのママって、そんなに美人いないよね」  これ、みなさんも思ったこと or 聞いたことないですか? 私は...
4割が「事故物件に住み続ける」と回答。それぞれの“ワケあり”事情とリアルな体験談
 夏といえば怪談。その中でも近年、特に目立って増えているのが「事故物件」をテーマにした話だ。  松原タニシの実話怪...
猫の「まなざし」に恋をした…“にゃんたま”には何が詰まっているの?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「お母さん、暇ー!」攻撃にヘトヘト…。夏休み、私は“宿題やる気スイッチ”をこれで押してます
 夏休みシーズン到来! お子さんの夏休みの過ごし方で悩む方も多いのでは。ことあるごとに「お母さん、暇ー」の訴えに、「暇な...