これまでのあらすじ
11月に結婚を控えている弓香さん(仮名・28歳ネイリスト)。婚約者の英明さん(仮名・30歳美容機器メーカー)とは、知人の紹介で知り合った。長身でクールな美青年の彼は礼儀正しく誠実な人柄で、2人の交際は順調に進む。とりわけセックスの相性は抜群だった。
実は弓香さんには3年にわたって交際していた医師の恋人がいた。しかし、彼の両親から「結婚相手は女医か医療関係者」と猛反対を受け、交際は終了。失恋を乗り越えての新しい恋だった。
優しく誠実な英明さんだったが、時々「霊感がある」としか思えない言動をし、弓香さんをドキッとさせた。
「視える彼」を婚約者に持った弓香さんは――。
気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。
視えてるかもしれない…でもそれ以外は完璧な恋人
――霊感があるとしか思えない英明さんの言動は、ちょっと不安がありますね。
「はい……まだ自宅マンションに呼んでいない段階で、『弓香の家の玄関の電球が切れかかっている』と言われて、帰宅したら本当に切れていたり、『弓香に似合うと思って』とバースデーに贈られたピアスが、片方なくして着けられずにいたピアスと全く同じものだったりとか……。
もしかして視えてる? と一瞬、ドキッとしました。ただ、それ以外はもったいないくらいの彼です。長身スリムなクール系の美青年ですし、爽やかで誠実。同じ美容業界ということもあって、情報交換しあったり、相談に乗ってもらったり。
何よりも、彼とのセックスが今までにないくらい気持ちいいんです」
全身が性感帯になったかのよう
――詳しくお聞きしてもいいでしょうか?
「自分がこれほど濡れるのかと思えるほど、下半身がトロトロになるんです。全身が性感帯になったかのように、五感も敏感に研ぎ澄まされる感じ。
食事デートをして、彼と私の自宅マンションに帰った時のことでした。
その日は玄関のドアを閉めたとたん、彼に抱きしめられ、立ったままキスをされたんです。普段は穏やかな彼なのに、こんなふうに無理やり求められるのも嬉しくて……。
そんな心の内を見透かしたように、タイトスカートの中に手が忍びこんできました。
太ももを撫で上げると、ゆっくり秘部に向かい、パンティごしのヴァギナをさすってきたんです。
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