冬園芸のスター「パンジー&ビオラ」いつ植えるか問題の正解をズバリ!

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-10-04 06:00
投稿日:2023-10-04 06:00

寒くなり始めてからが勝負の時

こりゃパンジーなのか?と聞きたくなるような品種(写真:「花武」荒木聡)
こりゃパンジーなのか?と聞きたくなるような品種 (写真:「花武」荒木聡)

 地域差もありますので日にちの断定はできませんが、パンジー&ビオラの過ごしやすい適温は15℃前後。寒くなり始めると株が締まって元気に形よく育ち、肥料も十分であれば、株いっぱいに花を咲かせてくれます。

 暑いと途端に株が弱って徒長して花付きも悪く、根付くことなく枯れる苗も出てきます。

 種を蒔く場合は、発芽は18℃前後。一週間から10日ほどで芽が出てきますよ。比較的こぼれ種で広がりやすいビオラは、気がつけばアスファルトの割れ目からでも発芽して元気に咲いてくれます。

 種から育てた株は強いですわ。

 まとめると、パンジー&ビオラの苗を植えるなら、一定期間、15℃くらいが続く時期に植えると失敗が数ない。ただし、ポット鉢で購入する場合、株の根本がグラグラしているものは育ちが悪いので避けて。

 種から育てる場合は18℃前後で発芽します。ポットやセルトレーで一苗ずづ管理するのがおすすめ。どんな土でも育ちますが、種の時期は培養土の上にバーミキュライトなどフカフカの土をかけてあげると良いですわ。

園芸の進化がすごいんです

奇跡の吸水スポンジが園芸の可能性を拡げたらこんなのができちゃった(写真・製作:「花武」荒木聡)
奇跡の吸水スポンジが園芸の可能性を拡げたらこんなのができちゃった (写真・製作:「花武」荒木聡)

 そういえば、最近「こりゃナンジャ!?」な資材が登場してまいりました。

 植物用に開発されたスポンジで、光合成に必要な水のみを吸い上げる植物に寄り添った、やたらと吸水・保水に優れたスポンジ。鉢物の下に入れておけば水やりや水枯れの心配が軽減されるだけでなく、植物の都合で水を吸うので驚くほど植物の育ちがいいらしい……。

 なんだけ夢のようなお話。園芸もどんどん進化しておりますな。

 話が飛びましたが、パンジー&ビオラらんまんの勝算は、暑さ対策を施すかどうか。まだ暑い時期でも「どうしても私は植えたい!」というアナタ。暑さ対策がカギになりますからね。ご健闘を祈ります!

 秋から冬にかけての園芸はこれからが本番。アナタのお家が花も運気もらんまんになりますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
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開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

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