金木犀の香りが空前のブーム!甘く懐かしくアンチエイジングに運気UPも

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-10-11 06:00
投稿日:2023-10-11 06:00

なんで一斉に咲くのかね~

 強い香りが千里先まで届くようだと「千里香」とも呼ばれていましたが、金木犀の名付け親は、NHK朝ドラ「らんまん」のモデルとなった牧野富太郎博士。金木犀の学名の中にもMakinoの文字がついています。

 白い花が咲く銀木犀の変種である金木犀は、雌雄異株(しゆういしゅ。雄花だけが咲くものと、雌花だけが咲くものと木が別々なんだよ~)で、花・香りともに良い雄株だけが中国からやってきて挿し木で日本中に広まったため、いずれも同じ雄株の遺伝子を持ち、同じような時期に一斉に咲く……とのこと。

 金木犀は我が愛すべき花屋でも問い合わせが多く、好きすぎて何本もご購入なさる方もいます(一本で十分だ! やめとけ! とお止めしたほど・苦笑)。

 お庭のシンボルツリーとしてはもちろん、マンションのベランダ園芸で! とお考えのアナタ。えぇ、できますよ。鉢物としても問題なく育ちます。

 日当たりを好みますが、真夏の直射日光は嫌います。我が家では鉢物のほっぽらかし園芸で栽培。大した肥料もやらず、夏場には何度も水枯れしては、頭から冷や水をバシャー。

 それなのにゾンビのごとく生き返り、しっかり花を咲かせたのにはビックリ。ゆえに、丈夫なのは実証済みでございます。

 ただ花木なので大きくなってしまいます。小さく育てるためには剪定が必要ですが、その場合は真夏や真冬は避けましょう。生育にも影響を及ぼしかねません。

 小さく株いっぱいに花を咲かせたいなら、樹形を整えながらこまめに剪定するのをオススメいたします。

 目指せ、仕事運&金運!! お試しあれ。

 秋の夜長、金木犀の芳しい香りがアナタの安らかな眠りと若さを守ってくれることを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


意外に難しい「ミモザの鉢植え」を成功させたい! ほっぽらかし園芸好きの花屋が教える5つの失敗と対策
 暦の上では3月、ポカポカを通り越して半袖脇汗が止まらない日中があれば、突然寒くなり雪が降る…これは本当に三寒四温なのか...
想定外しかない商店会ワーク。文句ばかり言うおっさんにブチ切れ寸前、寅さんの名台詞で堪えました
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ぎっくり腰再発かも…? 運動不足解消のため、水泳を始めた中年おばさんの“まさか”
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“春ピンク”は女性ホルモンを刺激!【調香師が解説】指先から幸せになるピンクフラワー香り術
 色とりどりの花が咲く春は、気分も明るくなって幸せな気分になりますね。花の色に多いピンクですが、女性ホルモンを刺激する色...
40代の同窓会はどこで差がつく? モテる人とモテない人それぞれの共通点
 若かりし時代を一緒に過ごしたクラスメイトと、定期的に同窓会を開いている人は多いですよね。でも、40代にもなってくると見...
ダイニングテーブル上の「キレイのコツ」5選 すぐに物が散らかり、ぐちゃあ~とするのなんで?
 家族みんなが団欒する時に欠かせないダイニングテーブル。食事をしたり、コーヒーを飲んだり、宿題をしたりと大活躍ですよね!...
「かかってこいや!」攻撃待ちの“たまたま”が余裕の挑発? プロレス開幕の予感にワクワク
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
第一印象が悪いという悩み。好印象に近づく「メラビアンの法則」を知っていますか?
 ビジネスでも恋愛でも、第一印象は大切。第一印象が悪いとビジネスでは取引や契約に悪影響を与え、恋愛では恋人候補から外され...
変わらない、変われない。
 街は変われど、変わらない変われない一本松。  一体、何を視つづけてゆくのだろう。
【漢字一字探し】悔の中に梅はどこ?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
昭和生まれが驚く令和の卒業式あるある7選。直後に美容院GO、卒業証書のポンポン音はなし
 いよいよ卒業式のシーズンが到来しますね。昭和生まれの40代からすると、令和の卒業式は驚きの連続かもしれません。  今...
40代が身に付けたい「叱り方上手」のコツ。パワハラ上司5つの特徴にドキッとしたら要注意かも?
 職場には、年齢も性格もさまざまな人が働いています。中には誰もが敬遠するパワハラ上司もいるはず!
ほっこり&まったり♡ 癒しの“たまたま”8連発で心のコリほぐしましょ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年に入ってからご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとは...
「なるほどですね」を多用する会社後輩に言いたい。LINEで相手をイラッとさせるNGな口癖3選
 自分の口癖は、なかなか気付けないものですよね。感謝や褒め言葉など相手を幸せにする口癖ならいいのですが、なかには相手をイ...