婚外恋愛は否定しない、けど、100%幸せになるのは難しい。

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-10-24 06:00
投稿日:2023-10-24 06:00

パートナー以外の人に気持ちが向く時もある

 冒頭にお伝えしたように、私は婚外恋愛をしてしまう人の気持ちを理解できますし、否定するつもりはありません。

 結婚生活が長くなるにつれて、配偶者から「女性として」「男性として」見られる機会がなくなってしまうのは寂しいものです。

 婚外恋愛の相手と定期的にデートをすると自己肯定感を上げられますし、「逆に夫婦関係がうまくいくようになった」なんて声もあるほどです。

 もちろん、これは婚外恋愛をしている側の一方的な意見であり、バレてしまった時には家族を大変傷つける結果となるのを忘れてはいけないのですが……。

メンヘラ化している女性を見かける

 婚外恋愛で最も重要なのは、きちんと自分の感情に折り合いをつける、だと感じています。

 仕事上、婚外恋愛をしている人の意見をリサーチする時があるのですが、メンヘラ化している女性が多いからです。

 夫婦の不仲が原因で婚外恋愛を始める人も多い中で、その相手との関係もうまくいかずに悩んでしまうのは本末転倒のような気がするのです。

 不倫や婚外恋愛に向いている人は、家庭と家庭外のパートナーシップを完全に切り分けて考えられる人なんです。

 一方、自己肯定感が低いタイプの女性が婚外恋愛を始めてしまうのは危険です。

 自己肯定感を高めて欲しい、承認欲求を満たしてもらいたい願望のもと、男性からの関心を求めると、思う通りにいかなくなった時にはメンヘラ化してしまうのです。

「私が男と遊んであげている」ぐらいのテンションで挑まないと、メンタルが持たないでしょう。

男友達ぐらいにとどめておくのが幸せ

 婚外恋愛をうまくできそうにない……と感じている人は、男友達を作るぐらいにとどめておくのが無難かもしれません。

 恋愛って楽しいけれど、しんどくなる時もあるじゃないですか。

 アラフォー世代になると、無駄な感情にエネルギーを消費したくない! と感じるので。

 たまに食事に行ける男性がいるだけで、気分が上がるものです。

 見た目にも気を使いますし、流行のファッションをチェックするようにもなるので、アンチエイジング効果があると思っています。

 自分が幸せでいられる手段として、婚外恋愛を活用するのは良いと思います。

 しかし余計につらい思いをするのであれば、その手前で関係をストップさせておく方が良いでしょう。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

ラブ 新着一覧


年下男性の“教えて願望”を満たす。オトナの女性ならではの知識と強みは?
「年下男性に興味がある。でも、何を話したらいいのかわからない」と迷う年上女性が大勢います。無理して若い人に話題を合わせる...
内藤みか 2023-10-26 06:00 ラブ
“育ちがいい男性”争奪戦を制す!本物を見極める特徴5つと好かれる共通点
 育ちがいい男性は、恋人や結婚相手として理想的な存在です。そのためライバルも多く、争奪戦に。ゲットしたいなら、いち早く彼...
恋バナ調査隊 2023-10-25 06:00 ラブ
「オフィスラブ」ってどうするの?後輩君への“嫌がられない”アプローチ法
 皆さんオフィスラブについてどう思いますか?  職場の恋愛における難題、それが後輩への恋心です。  自分が先...
若林杏樹 2023-10-25 06:00 ラブ
ねっちょりなぶりっこよりも強い? ドライな女性がなぜか男にモテるワケ
 サバサバしている男性よりも“漢前”でドライな女性は、周りの女性から「カッコいい!」と憧れられることが多いですが、実は男...
恋バナ調査隊 2023-10-24 06:00 ラブ
老後まで面倒見切れません!偏食に運動不足…健康管理できない夫にモヤッ
 子育てを終えた後の人生を考えると、夫婦で旅行したり、趣味を楽しんだり、有意義な老後を過ごしたいと考える人は多いですよね...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
恋愛とキャリア、どっちも身の丈で両立させるにはどうする?
 仕事が大好きで、キャリアアップすることが何よりも楽しいと感じるバリキャリ女子。でも、恋愛面においては「どう仕事と両立し...
恋バナ調査隊 2023-10-23 06:00 ラブ
疲れたから寝るLINEを送ってきた彼と道ですれ違う?最悪な恋愛の思い出
 恋愛で得られるのは幸せだけではありませんよね。好きな人と付き合えたとしても、最悪な出来事に見舞われるケースもあるはずで...
恋バナ調査隊 2023-10-22 06:00 ラブ
整形美女との結婚話を破談にしたい37歳男、老いるほどいじるでしょ?
「冷酷と激情のあいだvol.165〜女性編〜」では、結婚の話が出ながらも、なかなか具体的な行動に進んでいかない恋人に悩む...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
美意識高い系40女、婚約者とのシラけた夜の生活に努力してるのになぜ?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-10-21 06:00 ラブ
不倫沼に陥った女が失う「5つのモノ」友達 仕事 時間 自尊心そして…
 既婚者と不倫をすると、相手の家族を苦しめることになります。でもそれだけでなく、不倫をした当の本人たちが失ったものもたく...
恋バナ調査隊 2023-10-21 06:00 ラブ
遠野なぎこは食い逃げ被害2日後に新恋人…チャチャッと付き合う女って?
 女優の遠野なぎこ(43)が今月16日、自身のインスタグラムで《ルンッ♪が、ルンッ♪な事になりまして。 無事にアプリを退...
愚痴るの、待って!自分の恋愛相談を友達にしないほうが良い4つの理由
 好きな人とうまくいかないときや彼氏とケンカしたときは、つい友達に相談したくなりますよね。でも、相談することにはいくつか...
恋バナ調査隊 2023-10-20 06:00 ラブ
マッチングアプリの恋活要注意!「どこ住み?」は“ヤリモク男性”の手口
 コロナ禍以降、マッチングアプリで恋活や婚活をする女性が増加傾向にあります。真剣な出会いを求める男性ばかりならいいのです...
内藤みか 2023-10-19 06:00 ラブ
えっと、女の武器ってなんですか?さりげなくモテる人の4つのテクに学ぶ
 昔から女の武器を使ってモテる女子には、同性からも「ずるい」と批判の目が向けられてきました。でも、同性から好かれようとし...
恋バナ調査隊 2023-10-19 06:00 ラブ
マジ羨ましい…神のように優しい「神彼氏」の作り方とは?
 友達の彼氏がレストランで毎回ご飯を奢ってくれるって聞いて、「うちの彼、全然そんなことしないよな」と思った経験はありませ...
若林杏樹 2023-10-18 06:00 ラブ
付き合ってもソッコーで破局の謎…恋愛が短期間で終わるタイプの問題点
「好きな人と結ばれてもすぐに別れてしまう」。そんな悩みを抱えている女性もいるのではないでしょうか? 短命な恋愛ばかりだと...
恋バナ調査隊 2023-10-18 06:00 ラブ