更新日:2023-10-27 06:00
投稿日:2023-10-27 06:00
元カレとの情事はバレてないの?
(大丈夫……? 敬一のことはバレてないの……?)
ソファーに押し倒され、優しくルームワンピースを脱がされました。
――セクシーなランジェリーだね。
彼は光沢あるローズピンクのランジェリーを見て、目を細めたんです。
――脱がせて……。
私は訴えるように、英明さんを見上げました。先刻、敬一に穢(けが)された体を少しでも清めてほしい気持ちもあって……」
浄化されたいという強い思い
――続けてください。
「『1日に、2人の男と交わる女なんて最低』と思われるでしょうが、私は屈辱的な思い出を英明さんに上書きされたかった。
彼の持つ不思議な力で、消し去りたかったんです。逆に『彼にバレるんじゃないの?』と考える人もいると思いますが、なぜかその時は英明さんに抱かれたかった。興奮や欲望よりも、浄化されたいと思う自分がいたんです。
互いに服を脱がせ合い、隣の部屋にあるベッドに倒れ込みました。仰向けになった私は、覆いかぶさる彼と口づけを交わし、見つめ合ったんです。
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