500mlペットボトルは花器になる!マム(菊)をもっと身近に楽しむ方法

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-11-08 06:00
投稿日:2023-11-08 06:00

手に入れやすいシーズンになったよー!!

 我が花屋がございます神奈川。昼間は半袖、朝晩には上着を着る寒暖差が激しい陽気が長く一方で、野辺に咲く菊の花の美しい季節になりました。

 菊は秋分の日付近のお彼岸シーズンあたりから豊富な種類が出回り始めますが、今年よく耳にする「高温障害」に花業界は悩まされ、最も菊の売れるお彼岸シーズンに品薄、お彼岸直後には花市場から菊が消えるという恐ろしい事態になっておりました。

 ですが、「いいマムの日」(語呂合わせで11月6日)を間近迎えるあたりから、菊の出荷も安定モードに入り、それはそれは素敵な菊たちの登場で「いいマムの日」を迎えることができました。

 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべき花屋にも、大量のマム(菊)を入荷! しかも準備期間0日の「いいマムの日」当日に! 日程感覚のなかったワタクシ、スタッフさんの大ブーイングと共にまたまた仕入れ大失敗でございますww

 今回はそんな素敵な菊(マム)を身近に飾る方法を伝授。「ステキングな菊をもっと身近にアナタの元に」の解説でございます。

仏様の花だけではございません

 中国からやってきた菊は、古(いにしえ)より日本人に親しまれ、皇室の御紋や桜とともに日本の国花として知られております。

 国内で生産される花の中でも生産量“トップ街道”をひた走る菊は、仕立て方によって一1本に1輪の「ディスパットタイプ」と、枝分かれして複数輪の花をつけた「スプレータイプ」の2種類があります。

 いずれも花の咲き方は様々で、短い花びらが密集したピンポン玉のような「ピンポン咲き」、細く長い花びらが蜘蛛の足のように広がる「スパイダー咲き」、華やかにたっぷりと花びらが広がる「デコラ咲き」がありますが、どれも定番の白や黄色、ピンクだけでなく、秋の装飾にふさわしい茶色や濃いグリーン、赤や紫の単色や複色など正直種類が多すぎて、ワタクシ覚えきれません。

「菊? 我が家には仏壇ないけど?」なんて思っているアナタ。ハッキリ言って流行遅れでございますわよ。

 今や通常のギフトアレンジや花束のみならず、ブライダルブーケにも使用される菊は、豊富すぎるラインナップで仏様にあげられるお馴染みの菊だけではございません。

 早速、アナタのお家にあるであろう雑貨でオススメの飾り方をご紹介させていただいます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ずーっといい子ちゃんとか無理!「笑える悪口LINE」で上手に息抜きを
 友達や同僚から人の悪口を聞かされたらあまり良い気分にならないでしょう。でもそれがユニークな悪口だとしたら、思わずクスッ...
ほっこり読み切り漫画/第57回「隣りの芝生はオーノー」
【連載第57回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
これって良心ですか、マウントですか?「おまいう」説教LINE3選
 説教をされて、いい気分になる人はあまりいませんよね。でも、いつもどこか偉そうで、何かと説教をしてくる人はいるもの。 ...
相棒のぬいぐるみは無理! 大人になっても捨てられないもの6選と対処法
 物や情報に溢れた現代では、断捨離やミニマリストに憧れる人が多いですよね! でも、大人になってもどうしても捨てられないも...
40代で振り返ると納得!いろいろあった人生の転機、思い出してみない?
 人生の転機とは、その時には気がつかず、後になってから「転機だった」と気がつくもの。特に40代を過ぎると、人生の前半を振...
今年はお日様が大きく見える そろそろ落ち着いてくれるかな
 この数年で男性の日傘がすっかり定着したのも納得の暑さ。  日陰に逃げても、どこまでも太陽に追いかけられている気が...
記事読んだらソワソワ♡ 予定がない週末は寝溜めより楽しい6つのことを
 子どもの頃は暇さえあれば遊んでいたのに、大人になると週末は「予定もないし、寝溜めしておくか〜」と何もしない1日を過ごし...
人生これで正解? “30代からの思春期”ミッドライフクライシスに勝つ法
 大人のみなさん、「私の人生、これで良かったの?」と考えて不安になる時はありませんか? そしてその不安、名前がついている...
マジで買ってよかった! 猛暑に活躍&まだまだ使い倒す涼感アイテム3選
 8月の東京はなんと31日連続真夏日! いやー、暑かった。9月になったらちょっとは涼しくなるかなと思いきや、まだまだ厳し...
モフらずにはいられない!無防備すぎる“たまたま”にメロメロ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
“我が城”で1ミリも後悔したくない!自宅の間取り注意すべきポイント8つ
 こだわり抜いて設計したはずの夢のマイホームでも、住み始めたら「え、この間取り不便!」とガッカリすることがあるようです。...
「事故物件に住んでるよ」メンタル強すぎでしょ! 鋼の心臓LINE3選
「強さ」にはさまざまありますが、特に鍛えたいのが「メンタル」。心が強ければ、小さなことに悩まず、ピンチもチャンスと捉えて...
買い物と恋愛は似てる? 人はなかなか手に入らない物が好き
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仏人男性が「仏花」を彼女に贈ってしまった…仏壇に供える花の定義とは?
 少し前にフランス人男性が、お仏壇に供える花束だと知らずに日本人のガールフレンドにプレゼントした話がSNSで話題になって...
自虐戦略に乗っかる? ドンキ新業態「ドミセ」のドすべりはなぜ不発だった
 ドン・キホーテ(以下「ドンキ」)の新業態「ドミセ」が話題です。売れると踏んで売り出したオリジナル商品の中で、目標売上額...
ぐにょっとした虫の感触が恐怖! トラウマ級エピと嫌いを克服する方法
 この季節、頭を悩ませるのが「虫」です。特に虫嫌いの人にとっては、生活するのに支障が出るくらい虫の存在は恐怖そのもの……...