罪の意識はない
「夫もオンラインゲームはするのですが、登山は一緒に行ってくれません。なので登山が趣味の男性と一緒に登るようになり、やがて彼がセカンドパートナーになりました」と話すA子さん。
彼女のように、真のパートナーだけでは埋められない部分を補佐してくれるのが、セカンドパートナーだと言えるでしょう。
A子さんの場合は、登山を分かり合える相手が欲しかったと言います。
女同士で登山するよりは頼りがいのある男性と登りたい気持ちもあったので、恋愛感情が芽生えても、肉体関係がないから本来のパートナーへの罪の意識はないと言います。
不倫じゃないから大丈夫?
「夫も、男性と二人で登山しているのは知っています。ただの登山友達だと思っているかもしれませんが、恋愛をしていると言っても、最後まではしていないので、ギリギリ許されるんじゃないかと思ってます」(A子さん)。
セカンドパートナーができても、A子さんのように、真のパートナーには伝えず隠している人も多いようです。
話したらパートナーを傷つけてしまうとの考えからのようですが、バレたときに修羅場にならないとも限りません。
パートナーの許可は必要?
いくらパートナーに「肉体関係はないから不倫じゃない」と説明しても、「そんな風に言っても、本当はヤッてるんじゃないのか」と疑われ、関係がギスギスしてしまうケースもあるでしょう。
肉体関係はなくても、二人きりで会ってデートしていたのなら不倫だと責められるかもしれません。
セカンドパートナーとはまた別に「ポリアモリー」といった関係があります。
こちらは肉体関係もある自由恋愛関係なのですが、関係者全員の同意を得なくてはならないルールがあります。
同意を得た上での関係なので、揉めるパターンも少ないと思われます。セカンドパートナーも、真のパートナーの同意は得たほうが望ましいかもしれません。
ずっとセカンドでOK?
A子さんは、登山が趣味であるうちは、セカンドパートナーとも関係を続けたいと考えています。
しかし、問題はセカンドパートナーが独身であること。親しくなるにつれて、彼はA子さんとの結婚を望むようになってきたのが悩みなのだとか。
「ずっとセカンドのままではイヤだ」と相手が考えるようになった場合、トラブルに発展する可能性もあります。
また愛情が強くなった場合、肉体関係を持ちたい欲求も高まってしまうでしょう。
セカンドパートナーは、危ういバランスの上に成り立っている関係なのかもしれません。
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