更新日:2023-11-18 06:00
投稿日:2023-11-18 06:00
「冷酷と激情のあいだvol.169〜女性編〜」では、モラハラが激しい11歳年上の夫に対して悩む妻・麻子さん(44歳・仮名)の切実な心情をお届けしました。
一方的に家を飛び出し、実の母親と暮らす夫に対して、麻子さんは離婚を切り出したものの、まったく話にならなかったことに憤りを抱いています。では、麻子さんの夫であるカズユキさん(仮名)は、今の夫婦関係をどう捉えているのでしょうか。
一方的に家を飛び出し、実の母親と暮らす夫に対して、麻子さんは離婚を切り出したものの、まったく話にならなかったことに憤りを抱いています。では、麻子さんの夫であるカズユキさん(仮名)は、今の夫婦関係をどう捉えているのでしょうか。
ダメ妻を選んだと謝罪するも…
「ダメ妻のせいで、みんなにご迷惑をかけまくっているんです。本当にすみません。
僕がダメな女を妻に選んだせいで、ウチの母親にも申し訳ないことをしていますし、共通の知人にも同情されるような事態になってしまっていて……」
あくまでも「悪いのは妻」という姿勢を崩さないものの、口調だけは穏やかなカズユキさん。
妻に対して怒りは感じていないとはっきり言い切り、ただし結婚という人生の大きな選択において、理想とはかけ離れた女性を妻に選んでしまった自分を恥じていると強調します。
母親の期待を裏切ってしまった
「僕は幼い頃から、母親の期待を一身に受けて育ってきたんです。
だから結婚をする相手選びにおいても、母親が喜んでくれる女性を選ぼうって決めていたんですよ。
それなのに、実際に妻に選んだ女は母親が認めないタイプだっただけでなく、ズボラでいいかげんな性格だし、中身のない女です。
なんで僕は、そんなダメな妻を選んでしまったのか……。
妻はとり立てて容姿がいいわけでもないですし、結婚を急ぐあまりに僕の目が曇っていたとしか言いようがありません」
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tumugi・ひでまる
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