「すっぴん」と“シミ撃退”韓国旅行の話

コクハク編集部
更新日:2024-01-20 19:16
投稿日:2023-11-19 06:00
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように……。

【今回の女ことば】すっぴん

「今度、美容のために韓国に行かない?」

 と、左頬にあるシミに悩む妹に誘われて、先月、韓国のソウルに行ってきました。

 韓国は美容先進国。実はワタシもシミで悩んでおりまして……。

 顔は半分以上隠れるし、マスクにファンデがつくのが嫌だなーと手抜きの化粧に走ったマスク生活。いざマスクを外してみると、目の下とマスクで隠れなかった微妙な間にうっすらシミのようなものが……。

 ここにシミってあったかな? あっ、結構ある! 日焼け止めちゃんと塗れてなかったのかもしれない、どうしよう!!

 唯一(!)褒められる肌にシミなんて、由々しき事態です。美容雑誌の特集で評判がいい化粧品を探したり、これ以上シミを増やさないためにサプリメントを買ってみたものの、鏡をみるたびにシミが増えて、濃くなっていくような気がする今日この頃……。

 まだ間に合うはず、目指せすっぴん美人!

「化粧をしていないこと。素顔のままであること」

 ちなみに、すっぴん(素っぴん)とは「化粧をしていないこと。素顔のままであること」(広辞苑 第7版)。ハイ、イメージ通りですね。

 デジタル大辞泉にも、

 1. (女性の)化粧をしていない顔をいう俗語。よけいな手を加えていない品物・状態についてもいう。素顔。2. しらふであることをいう俗語、とあります。

 化粧をしていない定義は曖昧で、

(1)寝起きの状態
(2)洗顔をして、化粧水をつけた状態
(3)上記の(2)に化粧下地やBBクリームだけをつけた状態

 などなど、人によっては分かれそうですね。

 デジタル大辞泉によると『化粧』は、《紅べにやおしろいなどを使って、顔を美しく見えるようにすること》とあるので、その手前の(3)あたりなら、すっぴん認定!?

韓国旅行後の経過は…

 私たちが行った韓国のクリニックは、LINEから日本語で予約OK。日時と名前、悩みを送ったら、即予約完了! ほんとに予約できてるの? というくらい簡単でした。

 当日のカウンセリングではシミも気になるものの、保湿や肌の内側から輝くような肌にしたいなど希望が出るわ出るわ。レーザーなどをあてた施術後は真っ赤になった顔をマスクで隠し、ショッピングへ繰り出したのでした。

 さて、その後の経過はといいますと……。

 クリニックで「一度でシミは取れませんよ」と言われた通り、シミに変わりはないような気がします。継続は力なりで、姉妹で次の「目指せ! すっぴん美人」旅行を計画中です。

(日刊現代校閲/タダ美)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「豆娘」って読める? ヒント:最近、空を飛んでるかも
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
『ルナルナ』の呪縛から早4年、そろそろ子どもも考えたい。もう一度入れたら“副産物”が…!
 生理管理アプリとして有名な『ルナルナ』ですが、さまざまな理由からアンインストールしていた筆者。そろそろ妊活も考えたいと...
2024-09-14 06:00 ライフスタイル
「コーヒー1杯も買えない!」キャッシュレス化に乗り切れない、現金派の叫び
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
滝川クリステルに「好きになれない」の声多数。バリキャリだけど同性ウケしないのはなぜ?
 フリーアナウンサーの滝川クリステル(46)の所属事務所が9日、夫の小泉進次郎元環境相(43)が自民党総裁選に出馬表明し...
ペッ!!他人の人脈を勝手に使うな~!「距離感バグってる人」がやりがちな5つの行動
 率直に聞きますが、みなさんの周りで「この人、なんか距離感バグってるな」って人いません?  今回はスナックのママ、...
暑すぎる夏…クール系入浴剤が気持ちいい~!疲れをお湯に流せる3選
 今年の夏は特に暑かった。本当…驚くほど暑すぎました。  毎日かき氷やアイスコーヒーを摂取していたので、身体の中は...
親不孝じゃないよ! 実家に帰省しない時の冴えた言い訳6選
 シルバーウィークが終わったら、もう年末年始はすぐそこ。長期休暇に帰省をする人は多いですよね。「実家でのびのびすごそ〜♡...
頭重感とは?MRIは異常なし、頭痛の“震源地”は肩こりだった!【薬剤師監修】今すぐできる改善法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
懐かしの「アジャパー」ポーズを激写! お茶目な“たまたま”にほっこり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
仏様のお供えは「花」とは限らない! もうすぐお彼岸、仏花にまつわるケンミンSHOW的な話
 ねこ店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の仏事に手厚い土地柄の片田舎にあります。とりわけ、夏のお盆からお彼岸月の9月...
ロボット掃除機より優秀!? “激落ちくん”のお掃除スリッパが突き付けた我が家の床の現実
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
私の心が狭いのか? 甥っ子が放った「お金持ちだから好き」発言にモヤモヤした話
 あっという間に、9月ですね。早い! 夏休みの帰省で姪っ子や甥っ子に会った方も多いのでは。  筆者にも、5歳の甥っ子が...
テーブル下でこっそり放熱中…ステンレスで涼をとる賢い“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
子どものいない祭り
 都会の喧騒の中で見つけた祭り。  そこにははしゃぐ子どもの姿はなかった。  たまにはいいかな、自分のためだ...
ほっこり癒し漫画/第81回「センセッ ジカンデスヨッ」
【連載第81回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「鉄漿」って読める? ヒント:最古のメイク
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...