人生初のぎっくり腰なぜ発症? 40女の激痛を救った意外なコスメは…

コクハク編集部
更新日:2023-12-19 06:00
投稿日:2023-12-19 06:00
 齢46、人生初のぎっくり腰になりました。腰が砕け、身動きがまったく取れない状態に陥るって本当にあるんですね。
 デスクワークでの仕事過多→日頃のちょっとしたメンテナンス不足のツケがついに回ってきたよ…。

「ビリリッ!」突然電流が走る

 予兆がなかったわけではありません。1年ほど前から慢性的な腰の鈍痛を抱え、数日前にはお風呂掃除中に経験したことのない「ビリッ」と電気が走るような痛みに襲われ、周囲には「プチぎっくり腰になったよ~」と呑気に話しておりました。

 その翌日夜の入浴後、パジャマに着替え、リラックスしながらテレビを見ていると突然「ビリリッ」と電流が走って発症! 転がり込むように仰向けとなり、全く動けない状態に…。

1ミリも動けない

 少しでも向きを変えようものなら全身に痛みが走り、1ミリも動けない。大げさでもなんでもありません。

 スマホは3歩も歩けば手にできる机の上。目視できるのに触れないジレンマ。

 ガフゥ! グアァァァ、グェー!

 言葉にならないうめき声を繰り返し、1時間、いいえ、1時間半はそのまま裏返しのカエル状態です。その後、四つん這いの姿勢が取れるようになった合間に、這いつくばってスマホを取り、首から下げ、なだれ込むようにベッドイン。

 ガフゥ! グアァァァ、グェ~~~!

 時計の針は朝の5時。近所の整骨院が開くまで「ぎっくり腰 症状」「ぎっくり腰 治し方」「ぎっくり腰 原因」などと検索し続けます。

整体師の見立てはやっぱり「ぎっくり腰」

 野村萬斎さんになったつもりですり足を決め、傘を杖替わりにしながらたどり着いた整骨院での見立ては「ぎっくり腰(急性腰痛症)」。足にしびれがないことから、椎間板ヘルニアではないだろうとの初見でした。

 施術担当者いわく、何の前触れもなくぎっくり腰になるのは稀。体内にある「痛みの受け皿」が容量オーバーとなり、蓄積された疲労が噴火した状態との話です。

 思い当たる節は大アリです。1年ほど前から忙しさにかまけ、定期的に取り入れていたヨガを怠けるようになり、腰も肩もこわばった状態が続いていたからです。

 体が悲鳴を上げた…、日頃のメンテナンスの重要性を実感します。

発症したらあとの祭り

 といっても、発症したらあとの祭り。簡単な電気治療を受け、帰宅。とにかく安静といわれても、ずっと寝てるわけにもいかず、腰に負担がかからないようビビりながら日常生活を送ります。

 何をするのもつらい、動きが遅い、鈍い。「月+要」と書いて「腰」。腰を悪くするとすべてが支障をきたすんですね。

 取材先とのオンラインMTGはZOOMの外見補正機能のおかげで、ノーメイクでもなんとか見るに耐える(であろう)画面うつり。コロナ禍で普及したツール、ありがたや~です。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ティファニーのシルバーネックレスが黒く変色…さぁどする?
 夏によく身に着けたティファニーのネックレスを久しぶりに出したら、黒く変色していました。公式HPをのぞくと、「ブティック...
私「おすすめある?」友達「はずれ品があるってこと?(怒)」沸点低っ!
 あなたの周りには、小さなことですぐキレる「沸点が低い人」はいますか? 普通の人がなんとも思わない出来事も、彼らにとって...
ほっこり読み切り漫画/第60回「はじめましてウシオです」
【連載第60回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
元チャゲアス・ASKAはナゾの投稿…身近な人が陰謀論を唱え始めたら?
 ミュージシャンのASKA(65)がSNSで最近、意味深な投稿を続けている。10月24日にはX(旧ツイッター)を更新し、...
見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...