SNSや現実でも…他人の容姿批判がやめられない人は2種類いる

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2023-12-22 06:00
投稿日:2023-12-22 06:00
 みなさんの周りに、他人の容姿(ビジュアル)についてうるさい人、いませんか?
 私はそういう人を見るたびに「かわいそうだな」と思ってしまいます。というのも、個人的な経験則だと、ビジュアル批判が好きな人は2パターンしかいないからです。

ビジュアル批判するのは“かわいそうな人”

 

 

 

根深いコンプレックスか、古代の化石か

 最近は、ルッキズムについて言及されることが一気に増えましたよね。

 10年前ならブスなどの言葉が日常生活で当たり前に使われていたし、傷つく時もあったなあと思います(しみじみ)。

 でも、最近はあまり聞かなくなりました。テレビでも芸人さんが顔の造形や体型をネタにする機会も、本当に少なくなりました。

 しかし、それはあくまで表向きの話です。

 SNSを見れば、ビックリするほどビジュアルを批判している人が多いとわかります。

 これまで私が実際に見てきた肌感だと、他人のビジュアルにうるさい人は、

1. 自分の容姿にコンプレックスがある
2. 何も考えてない

 の2パターン。どちらでにせよ、ヤバイ人であるのは間違いありません。ですが、まだ1はわかる気がします。

 例の「ダイエットを頑張った人ほど太った人に厳しい」ってやつですね。でも2は本当にまずい。

考えるのを放棄した人たち

 世の中の動きが読み取れない、そして心の中に思考を留めておけないのですから、もはや化石です。

 現代に全く適応できてないわけです。100歩譲って、SNSで誰にも見られない形で気持ちを吐き出すのは許せます。

 けれど、相手に見える形で発信するのは一発アウトでしょう。

「そんなの当たり前でしょ?」と思う人が多いとは思いますが、そうではない人が多いのもまた事実。

 みなさんの周りやフォロワーさんにそんな人がいたら、距離をとってください。

 そして私たちは、あちら側にならないよう気をつけましょうね…。

登場人物紹介

コミ:どろんぱの人気ホステス。聞き上手で明るいので、お客さんからもママからも信頼されているが、お客さんと大喧嘩するのもザラでよく怒られる。

ママ:どろんぱのママ。生まれた時から自信しかない女。自分磨きで忙しいので、他人はどうでもいい。お客さんは別。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


今日は甘やかす日♡ “自分へのご褒美”どうしてる? 女たちの欲望だだ漏れエピ7選
 あなたは、毎日頑張ってる自分にご褒美を与えるとしたらなにをしますか? 今回は、アラフォー女性をターゲットに、自分へのご...
見返り“にゃんたま”の眼差しにズキュン♡白ソックスの王道ポーズにやられた…
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年女の前髪問題、もう「600円カット」で良くない? “アンガ田中似”美容師の実力はいかほどか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
“そういうこと”を求められて――芸能界で夢を追う娘からのSOS。頬はこけ、目にはクマ…送り出した母の後悔
 世間を揺るがす芸能界のさまざまな噂。ニュースとして報じられ、真実が明らかになることも増えました。現在は清浄化が行われて...
花粉症の敵“ブタクサ”と間違えないで!「黄色い悪者」が秘めた意外なパワー。実は身体や美容の味方?
 神奈川の片田舎にございます、猫店長「さぶ」率いる我がお花屋。この季節になると店のぐるりはアノ「黄色いテロリスト」に包囲...
七五三の“裏側”は苦労だらけ!親たちの泣き笑いエピソード。せっかくの着付けが一瞬で台無しに…
 子どもの健やかな成長を祝う「七五三」。日本ではとてもメジャーな行事ですが、実は準備から当日まで、各家庭には様々な苦労が...
私は“お義母さん”と結婚したんじゃない! 姑はまるで上司…「実家マウント」に妻がとった対抗策
 幸せなはずの新婚生活に影を落とす、姑との問題。令和の時代でも根強く残る嫁姑トラブルに直面したケースをご紹介します。
「おめでた?」それセクハラ! 上司からの面倒くさいLINEを晒します。ダジャレ連発はキツイって…
 どんな職場にも気の合わない人はいますよね。たいていはスルーしたり、距離をおいたりすればいいと思うのですが、相手が上司だ...
セルフレジ、正直めんどうじゃない? “地味にストレス”な瞬間8つ。機械の注意がうるさ~い!
 コンビニやスーパーを中心に、急速な勢いで普及しているセルフレジ。様々なメリットがある一方で、セルフレジについてもやもや...
猫の“鼻チュー”させてよ~! ずっこけ“にゃんたま”の恋は実るかな?
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
こっそり教えます! 実は私が“詐称”してること7つ「経験人数2人は大ウソ」「インスタ料理は母親作」
 あなたは、なんの偽りもなく生きていますか? 自分をよく見せたくて、あるいは相手に話を合わせたくて嘘をついてしまうことは...
【漢字探し】「孆(エイ)」の中にまぎれた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「飲み物買ってきて」私は“付き人”ですか?? ママ友からのびっくりLINE3選。図々しさに絶句…
 ママ友がいないことをネガティブに捉える人もいますが、いたらいたで違う悩みや厄介事が増えるかもしれません。今回は、図々し...
「代官山のトレースだね」地元同級生からの“皮肉”が刺さる…“私は違う”と信じた女が虚飾に気付く瞬間
 都内から鈍行電車で2時間ほどの港町の故郷に朱里はUターンし、古民家を改装したギャラリーカフェをオープンする。しかし、知...
「Google☆1つ」の屈辱。感度の高いカフェは“地元民”に理解されないの? Uターン女が頼った最終手段
 都内から鈍行電車で2時間ほどの港町の故郷に朱里はUターンし、古民家を改装したギャラリーカフェをオープンする。元イラスト...
「クソださ…」田舎を自分の力で変えてやる――理想の“カフェ”を開いた女の野望と誤算。おじさんのたまり場にしないで!
 根上朱里が生まれ育ったのは、東京から鈍行列車で2時間ほど揺られた終点にある港町だ。  近年は都内から気軽に行ける...